南風原町で評判の「みなや 鶏と煮干しラーメンの店」を訪れたのは、かれこれ2年ぶりだったようです。一度、2022年1月のオープン直後に訪れており、その時も入店待ちで並んだ記憶があります。この南風原町のみなやは、那覇市曙にある麺処みな家の2号店。まるきり同じ味わいではなく、それぞれ個性を確立して営業しているようです。ということで、さっそくレポートいってみよー!
南風原町の名店「みなや 鶏と煮干しラーメンの店」について
どこにあるの?
みなや 鶏と煮干しラーメンは、与那覇交差点の近くにあります。イオン南風原店などがあり、生活必需品を揃えるのに便利なエリアです。南風原北ICが近く、また沖縄本島南部を東西に伸びる国道329号線沿いにあるので、アクセス的に便利です。近くには与那原町のNAGISA okinawan ramen.やラーメンうずまき、また同じ南風原町のぬーじボンボン ニュータイプなどもあって、いずれも移動可能圏内です。
駐車場は?
みなや 鶏と煮干しラーメンには専用駐車場があります。お店の入り口には「約10m先右側」と張り紙していましたが、Googleマップで計測したところお店から35m先にありました。
お店の前を通りすぎ、35mほど進むと右側に駐車場を発見。斜めに駐車するので、バックで入場すると停めやすいと思います。頭から突っ込むと、出る時に少し難しいかも。広々ではいないので、普通車・大きめの車は注意が必要です。
駐車位置は決められており、奥の3台分がお店の駐車スペースです。平日の12時半頃に訪れたところ、わたしはスムーズに停車できました。可能であれば、ランチのピークタイムをずらすと駐車しやすいと思います。
ちなみに、みなや 鶏と煮干しラーメンの周辺は住宅街の細い道路です。路上駐車は向いてないですし、近隣の保育園駐車場も利用厳禁なので注意しましょう。
お店の様子
こちらがみなや 鶏と煮干しラーメンの外観です。国道329号線から住宅街の細い通りに入って、すぐ左手側にお店があります。
店内に入ると、客席はカウンター8席のみ。わたしが入店した時は満席でしたが、ラーメンは回転が早いので、比較的スムーズに席に入りました。わたしが座ったのは出入り口からすぐの席。
着席した途端、煮干しや鶏出汁の香りがマスク越しに漂います。おそらくキッチン側にはカエシなどが置かれてるんだろうなぁ。丼にカエシを入れる動作、スープや麺を入れる音。その度に良い香りが漂います。ああ、たまらん…!湯気も上がっていたので、スープを温めていたのかも。食欲を刺激するに座れてラッキー!笑
お姉さんが忙しく無駄なく動きまわっています。特に急ぐこともありませんから、店内に流れるラジオを聞きながらゆっくり待ちました。ちょうど麺を茹でる前に手揉みする様子も眺められ…
ゆで麺機に投下。一度に作るラーメンは4杯ほどでしょうか。こういう何気ないシーンでさえも、ラーメン好き的にはたまりません。
メニューをチェック!
こちらがみなや 鶏と煮干しラーメンの店のメニューです(2023年11月時点)。定番ラーメンは3種類用意されています。
他のお客さんの様子を伺うと、とり煮干し醤油をオーダーしている方が多そうでした。店内にはとり煮干しみそのメニューも貼られていたので、時々、限定麺があったりするかも。
トッピングもいくつかあります。最新のメニューや限定についてはお店のSNSや店内の張り紙でチェックしてください。
実食!グルメレポート
とり塩ラーメン
この日いただいたのは、とり塩ラーメン(850円、2023年11月時点)の煮玉子トッピング(+150円)です。とり煮干し醤油が人気だとわかっているんです。でも、おいしい塩ラーメンを探しているわたしとしては、自分の興味本位に勝てませんでした。
やちむんにおいしさを詰め込んだラーメン、さっそくいただきます!
まずはスープから。鶏ガラと鶏の足(モミジ)をじっくりと炊いた黄金色のスープ。唇がペタペタする濃度に、鶏の香り。うんまーい!と連呼しながらレンゲを往復させます。
全粒粉で小麦の香りを感じる、中太手もみ麺はスープとの絡みもバッチリ。もともと多加水麺が好きですが、現在のわたしにはとても食べやすく、やや柔らかめでもちもちです。
とり塩ラーメンの具材は、薄切りチャーシュー1枚、海苔1枚、ワカメ、針生姜、刻みタマネギでした。優しい塩気に濃いめの鶏出汁スープには、タマネギがよく合いますね。針生姜による味の変調もよかったなぁ。スープに海苔を浸して頬張るのもいい。鶏出汁に磯の香りがめっちゃマッチしておいしい〜!
薄切りのチャーシュー。これも食べやすくてありがたい。
トッピングした煮玉子は柔らかく、黄身がとろける完璧な火入れ。とろとろな黄身の旨味を引き立てる、濃すぎない味付けでした。ごはんに乗っけて掻き込みたい欲求に駆られたなぁ。
後半、スープ温度が下がるにつれて、鶏出汁の濃ゆさが目立ちます。ゆっくりしか食べられないわたしは、ここは味変タイムだなと卓上調味料を吟味。
粗挽きのブラックペッパーを手に取り、とり塩ラーメンに振り掛けました。味がグッと引き締まり、タマネギのほどよい辛味が引き立ちます。これもいい。とにかくおいしくて、満足度の高い一杯でした。
とり煮干し醤油ラーメン
実は、2022年1月のオープン直後に店を訪れていました。その時にいただいたのはこちら、とり煮干し醤油ラーメン(850円、2022年1月当時)にチャーシュー(+100円)・煮玉子(+100円)・のり(+50円)をトッピングです。トッピング盛り盛り。笑
この頃、ウーマクーなお子サマーに手を焼いて、ラーメンの味が分からず、ブログにアップするのを躊躇しました。その時「再訪問して、落ち着いて食べたいお店だ」と思っているうちに、月日が経ってしまいました。いやでもね、当時と比べると、現在のみなや 鶏と煮干しラーメンの店は相当ブラッシュアップされていると思うんですよ。
オープン当時も十分おいしそうですが、まだ当時は麺にツブツブが練り込まれず、全粒粉麺じゃなかったようですし。
チャーシューもおいしかったけれど、現在の薄切り感ではなく、麺と啜るのはちょっと難儀しそう。これはこれでいいけれど、薄チャーもお店のひとつの個性と思うんです。
海苔を巻いた麺、これは大正義でした。お子サマーにアタフタしつつもこれだけはしっかり記憶にのこっています。めちゃくちゃウマかったんだもの!
そしてからの、煮玉子トッピング。当時から「どうしてこんなにおいしいの!」と最大評価をしていました。スープとともに煮玉子いっぱい食べたいなぁ。そんな感じで、2022年1月オープン直後に食べたとり煮干し醤油ラーメンも、WEBの大海原に履歴として残しておきます。
まとめ
ということで、南風原町で人気の「みなや 鶏と煮干しラーメンの店」へ行ってきました。オープン直後からお久しぶりの訪問でしたけれども、これだけは言わせてください。ここのラーメン、めっちゃ好き!
家族を含め、誰にも邪魔されず、自分のペースでおいしく食べたいお店って、そうそう出会えないものです。再訪問して、ただただ「ウメェ!ウメェ!」と思いながら、スープと麺をすすっていました。まだ全種類は食べきれていないけれど、どれを食べてもきっとおいしいんだろうなぁって思います。
丁寧に取られたスープ、多加水のもっちり麺、具材に有料トッピング。どこを切り取っても、絶対的においしかったです。もっと食べに行きたいし、限定も制覇したい… 家から近くはないので、そうそう食べに訪れられないのがもどかしいものの、味に集中できるタイミングでゆっくり食べに訪れたいと思います。ごちそうさまでした!
終わり。
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お店の情報
店名 | みなや 鶏と煮干しラーメンの店 |
住所 | 〒901-1103 沖縄県島尻郡南風原町与那覇548-1 アラカキ建設マンション1階 |
営業時間 | 昼:11時〜14時 夜:18時半〜20時半(火・金曜のみ) |
定休日 | 日・木曜 |
駐車場 | 専用駐車場3台あり |