那覇市久茂地「酒商きはらや」日本酒とワインのセレクトショップで、明るい時間に角打ちを楽しむ。

那覇市久茂地「酒商きはらや」で日本酒の有料試飲をいただいた

那覇中心部の飲み屋街って、何故か定休日が重なりがちではないですか。この日訪れようと思っていた飲食店が、軒並み定休日で、行き場を失ったわたしはどうしたものかと途方に暮れていました。その時、ふと「酒商きはらや」を思い出したのです。わたしがよく飲みに行くお店で耳にしている酒屋で、有料試飲、すなわち角打ちをやっているといいます。お店は那覇久茂地郵便局の2階。ゆいレール美栄橋駅からすぐの立地です。

那覇市久茂地「酒商きはらや」の看板が出されている

郵便局の横にある階段を上ると、すぐにお店の入り口に辿り着きます。ここか〜!と思いながら、ドアを開けてみました。

那覇市久茂地「酒商きはらや」の入り口

酒商きはらやの店内は余計なものがなく、非常にすっきりとした空間です。時折、店内でイベントが開催されるそうですが、広々とした空間なのでお客も楽々収容できそうですね。

那覇市久茂地「酒商きはらや」の店内は明るく広々としている

酒商きはらやは日本酒とワインのセレクトショップ。まずは日本酒の冷蔵ケースを眺めてみました。当時の旬の日本酒がずらりと並んでいたのですけれども、全然知らない銘柄ばかりで、改めて日本酒の裾野の広さを思い知ります。どれを購入しようか悩んだ場合は、「どんな酒がほしいか」「どんな酒が好みか」をお店の方に相談すると最適解が得られるでしょう。

那覇市久茂地「酒商きはらや」銘柄が様々な日本酒の冷蔵ショーケース

こちらはワインの冷蔵ケース。日本酒と同じように、好みのブドウ品種や味わいなどを伝えると、その時々のオススメを教えてもらえるはずです。わたしが滞在中、ワイン好きそうなマダムが6〜7本ほど購入に訪れていました。相談しやすさはもちろん、品揃えと好みがガチッとハマる固定客をしっかり捕まえてるのだなぁ。

那覇市久茂地「酒商きはらや」珍しいワインが並ぶ冷蔵ケース

この日、わたしは日本酒を飲みたい気分でした。なので、まずは日本酒の有料試飲を試すことに。知らない銘柄がありすぎて、完全にお店の方にお任せでお願いします。いくつかの日本酒を試したかったので、3種類の日本酒飲み比べ(各45ml前後)でオーダーしました。価格は銘柄次第とのことで概ね1500〜2000円だそう。ちなみに単品だと半合、90mlくらいで、価格はやっぱり銘柄によるそうです。

那覇市久茂地「酒商きはらや」で日本酒の有料試飲をいただいた

青いシールがはられたのは、宮城県の内ケ崎酒造店で造られた、純米吟醸 鳳陽 春夏秋冬ひやおろし。この日は夏の終わりでしたから、初秋に出されるひやおろしを混ぜていただきました。この日本酒は火入れをしているそうで、そのためか酸は控えめ、角がなくまろやかで柔らかく、おいしい味わいでした。米の旨味がかなり感じられます。

緑のシールは、東京は小澤酒造の澤乃井 百五十日熟成 寒仕込純米吟醸無濾過生原酒です。ほんのり酸味を感じる香りに、口に含むと酸と甘み、そして米のふくよかな味わいが広がります。口に空気を含み鼻から抜けさせたところ、いい意味で眉間に皺がよりました。米の香りが芳醇すぎる!

黄色は、滋賀の蔵、藤居本家が醸す旭日酒造 辛口純米生原酒。これ、喉の奥にアルコールを感じる酒らしい酒で、つい「っかー!」ってなりました。結局のところ、こういう酒が好みだったりします。ああ、幸せだなぁ。お酒に向き合っていると、ソロ飲みでも十分楽しめちゃうんですよね。ほどよい酸が鼻に抜けて行くのも悪くないし、ワインで言うところのミディアムなボディ感と飲み応えでした。

那覇市久茂地「酒商きはらや」有料試飲(1500円)で3杯いただいた

こう、日本酒と向き合ってみると、つまみが欲しくなります。酒商きはらやではその時々に応じて、乾物や缶詰などの簡単なつまみを用意しているそうです。

那覇市久茂地「酒商きはらや」その時々の簡単なつまみが楽しめる

何かつまもうかなと思っていたところ、スモーク幻魚(げんげ)をサービスしていただいちゃいました。ありがとうございます!スモーク幻魚は、噛み締めるほどに魚の旨みが口の中に広がってウマかった〜。この見た目ですが食感は硬すぎず、ソフト乾物な感じでつまみやすく、頭の骨までゴリゴリといただけました。塩気控えめですが、頭部の旨みと油分を日本酒で流す流儀が心地よく。ひとりニヤニヤと味わいました。

那覇市久茂地「酒商きはらや」でサービスしてもらったスモーク幻魚(げんげ)

帰り際、お店の方にオススメされたのが、米所・福島県で作られている米焼酎ねっかです。米焼酎といえば九州と思っていたし、福島は日本酒じゃないの?と疑問符が浮かびましたが、熱意を持ってこの米焼酎ねっかを造っている方々がいると聞きまして。せっかくオススメいただいたので、ばがねっか弐型 五百万石(2310円)を購入して帰りました。この記事を書きながらストレートでいただいておりますが、鼻から抜けていく米の甘味にアルコール度数25度のドライさ、そしてすっきりとした飲み口が楽しめます。端的に表すと、うめー!笑

那覇市久茂地「酒商きはらや」米所・福島で作られている米焼酎ねっか

ということで、那覇市久茂地にある「酒商きはらや」へ行ってきました。ただただ角打ちと表現するにはもったいないセレクトショップだなぁと思います。ちょっといいワインや日本酒を購入したいときは、酒商きはらやで購入することに決めました。そこには会話や提案された日本酒・米焼酎から伝わってくる、お店の方の知識や経験の深さという信頼があります。ここは酒飲みのわたしが率直に楽しいと思えるお店だなぁ。

角打ち使いは全然アリですが、ボトルで購入が前提の有料試飲です。なので有料試飲でお気に入りを見つけたら、ぜひボトルでの購入を検討してみてくださいね。それが粋な飲み方であることは、飲兵衛の皆さんなら理解できると思います。お持ち帰り時はどうぞ足元と割れ物に気をつけて…!
終わり。

お店の情報

店名 酒商きはらや
住所 〒900-0015
沖縄県那覇市久茂地2丁目24-13
営業時間 水〜土曜:15時〜20時(変動あり。SNSにて要確認)
定休日 日〜火曜
駐車場 なし。近隣にコインパーキングあり。


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ユッキー@毎日ビール

グルメブログ歴12年、沖縄移住10年。沖縄定番グルメからローカル店まで食べ歩き情報を綴ってます。国内外のビアバーめぐりに、旅・遊びの情報も。クラフトビール歴は16年、ホップの効いたビールが好き。

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