糸島市「塚本鮮魚店」たっぷり魚卵に金粉、超豪華な海鮮丼！平日でも行列の人気店で至福のランチ。

母子旅×2組の福岡旅、最終日。この日は予定がまっさらで特に予定はなく、夕方の搭乗便までフリータイムでした。前日のキッザニア福岡を満喫したお子たちはきっと疲れているだろうなぁと、レンタカーで福岡県内をドライブ。その合間にランチを食べに向かいました。行き先は糸島市の人気ランチスポット「塚本鮮魚店」です。

人気店ということは事前調査済み。なので平日のオープン時間に突撃しようと向かったのですが、到着時にはすでに駐車場は埋まり始めていました。といってもこれだけ広々としていますから、混雑しすぎて停められないことはほぼないでしょう。

車を置いてオープン待ちの列に並びます。塚本鮮魚店は海鮮がおいしいと評判で、ランチは海鮮丼がメイン。エントランス手前にランチメニューが出ていたので、こちらを元に注文の品のアタリをつけました。ちなみにランチタイムの予約はできません。評判の海鮮丼にありつくには、この行列に並ぶしかないのです。

塚本鮮魚店の店内は広々としています。我々はテーブル席のエリアに案内されました。他にも小上がりや個室のお部屋もあるみたい。店の出入りの際にちらりと覗いたところ、どの席も埋まっていて、お客さんたちはおいしそうな海鮮ランチを楽しんでいました。

客席に入り、タッチパネルでランチメニューをチェックしていきます。こちらは2023年10月時点のメニューの一部なので、最新版はお店でご確認を。塚本鮮魚店は海鮮丼を主軸に、お寿司や地魚の天ぷら定食などをいろいろと選べます。ランチタイムは定食や御膳だけでなく、一品料理も注文可能です。またお子様御膳もあるので、子連れで食べに訪れられるのも嬉しいですね。

特上海鮮丼と極み海鮮丼のメニュー

寿司やお刺身定食のメニュー

天ぷら定食やお子様御膳など

天丼やウニ丼もある

本マグロや地魚を味わうランチも

塚本鮮魚店は海鮮丼に力を入れているだけあって、数種類のバリエーションがあります。ネーミングだけでは丼の具材の違いや特徴が分かりにくかったので、食べに行った日の情報を元に表に落とし込んでみました。これで極上海鮮丼・極み海鮮丼・特上海鮮丼のどれが上位ポジションか判断しやすくなったと思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この日、わたしは極上海鮮丼（2500円）を注文。せっかく魚がおいしいと評判の糸島までやってきたのですから、一番上位クラスの海鮮丼を選びました。茶わん蒸しともずく、お漬物、汁物がセットになっています。見るからに食べ応えのある御膳だなぁ！

豪華な海鮮丼で写真映えも間違いなし。金粉と有頭海老、いくらにとびっこが惜しげもなくドサーッと盛り付けられ、その下には鮮度の良さそうなお刺身がたっぷり盛り付けられています。

有用海老は茹で海老でした。個人的には生だと嬉しいけれど、仕入れの関係もあるでしょうから致し方なし。むしゃむしゃといただきます。

極上海鮮丼にはマグロの赤身とトロ、白身（この日は真鯛と推測）、サーモン、イカ、玉子がほどよいカットで乗せられています。いずれも鮮度がよく、魚好きなカーチャンズは「なぜ内地の魚はおいしいのか！」と言いながらパクパク食べ進めました。

塚本鮮魚店の海鮮丼は、醤油ダレまたは胡麻ダレを選べます。この日は胡麻ダレをチョイスしました。醤油ダレも気になったので、2種類とももらえると良いのになぁ、と欲張りなことを考えてしまったり。

極上海鮮丼はこれだけでは終わりません。イクラの下にはたっぷりの漬け！魚の種類の説明はなかったけれど、マグロや白身など数種類が使われていました。食感が異なって食べていておもしろいです。

写真的にウニが溶けてるように見えるかもしれませんが、現場では臭みは気にならず、十分なお味でした。

ごはんは少なめにしてもらいました。酢飯ではなく普通の白飯です。わたしは酢飯でも白米でもおいしく食べられる民なので、全然問題なし。タレとごはんが選択制になると喜ぶお客さんが増えるかもしれません。

子連れで訪れたこの日。移動中のレンタカーでおやつも食べたし、旅の疲れもあってかお子様御膳を注文してくれなかったお子サマー。「お腹減ってなーい」と主張しますが、とはいえ子どもの発言なんてアテになりません。なので、大海老の天ぷら（3本、850円）を単品オーダーしました。

お子サマーは海老天が大好きですから、「お腹減ってなーい」と連呼されても「わかった、でも食べなさい」と食べさせました。結果的に3尾ともしっぽまで食べていたと思うので、やっぱり子どものお腹空いてないはアテにならないなぁ。笑

食後、テーブルに置かれた番号札を持ってお会計に向かいました。塚本鮮魚店はタッチパネルを導入して、DXが進んでいるように思いましたが、支払いは現金のみだそうです。クレジットカードやキャッシュレス派の方はお気をつけください。領収書発行も何かルールがありそうに思ったので、お店の方に相談しつつ発行してもらいましょう。

ということで、福岡県糸島市の人気店「塚本鮮魚店」でランチを食べてきました。お店を出た12時台にはお店の外にズラーッと行列ができていたので、子連れの我々は早めに訪れて正解でした。平日でもあんなに行列ができるんだなぁ。東京や福岡の博多や天神ではないのに、あれだけ食べにやってくるなんて！これは週末は相当すごい列になりそうですね。

お店での滞在中に思ったことを少しばかり…
せっかく糸島の魚を食べに訪れたので、海鮮丼に使っている鮮魚の種類を教えてもらいたかったです。また、タレを2種類とも提供して欲しいなぁと思ったり、もうちょっとタレの量を増やして欲しい気もしました。また、本文中にも書きましたが、ごはんを酢飯か白米か選べるようになると良いかもなぁとも。あとはキャッシュレス対応ですね。観光スポットですから一見客がメインでしょうし、繁盛店で細やかなフォローが難しいのかもしれません。ですが、せっかくポテンシャルが高いお店ですから、魚の種類・タレ2種類・ごはんの選択・キャッシュレス対応を検討してもらえると、より素晴らしくなるだろうなぁ。

ちなみに、塚本鮮魚店は我々が訪れた本店と、にぎり塚本鮮魚店という名の2号店もあります。2号店はお寿司メインで極上海鮮丼や天丼、日替わりランチが食べられるようです。本店・2号店はすぐ目と鼻の先。なので本店が大行列で待ちきれない場合は、2号店をあたってみるのもアリだと思いました。
終わり。