無性に醤油ラーメンが食べたくなる日、ありませんか。
ちょうどこの日がそれで、麺や 堂幻やRyukyu Ramen Apolloが脳裏に浮かびつつも、気になりつつも長く訪れられていなかった「麺家ゆきたく」へ向かいました。お店の場所は、那覇市牧志。国際通りのスタバ裏手側にあります。
お店の入り口にはラーメンの食品サンプル。麺家ゆきたくは路面店ではありませんから、イメージを伝える工夫が必要だろうし、これなら入店の背中押しになって良いですね。
ラーメンだけじゃなく、つけ麺や黄色いカレー、タコスなんかもあるらしい。さっそく店内へ向かいましょう。
この階段を上って向かった先には…
思ったより広々としており、少人数にはカウンター席を、グループでの利用にはテーブル席が使えます。この日、店内には沖縄のラジオ放送が流れ、どこかほっとする雰囲気でした。落ち着いた雰囲気で、調理場からはラーメンを作る音が聞こえました。
入店したら、真っ先に券売機へ向かいます。両替機もあって便利。
こちらの画像を横にスクロールすると、いくつかのメニュー画像を確認いただけます。
麺家ゆきたくのメニューは、塩らーめん・醤油らーめん・豚骨らーめん各種の他、油そば、まぜそば、つけ麺が用意されていました。想定以上に幅広い展開です。さらに黄色いカレーやタコス、サイドメニューの餃子にごはんもの、トッピング類の用意も。
写真や食品サンプルを眺める限り、麺家ゆきたくの塩味はわたし好みのアッサリ系に間違い無い。けれども、そこは初志貫徹。醤油が食べたくてやってきたのです!
ということで、この日は醤油らーめん(950円)を注文しました。たんぱく質補給で、味たまご(100円)をトッピングしています。もう、見た目が100点!今日の気分はコレだったの!
まずは、化学調味料不使用を謳うスープから。メニューには「昔懐かしの味」とありますが、決してレトロではなく。今を生きる昭和のベーシックな醤油らーめん的、という印象です。
優しく角のない味わい。アッサリの清湯ですが、出汁の旨味をしっかり感じて、おいしい!丁寧な仕事ぶりのスープに、時代を越えて愛される味を想います。
麺家ゆきたくでは、スープによって生麺を使い分けています。醤油らーめんはストレート細麺で、国産小麦粉を使用しているとのこと。硬めの茹で上げで、コシを感じます。ゆっくり食べたので、少しずつ柔らかになりました。
盛り付けだって丁寧。綺麗な一杯だなぁ。具材は、極太のメンマに青菜、ナルト、味たまご1/2個、そしてチャーシューと海苔がのせられています。
らーめんの味に合わせてチャーシューも変えているそう。醤油らーめんには、旨みを逃さない低温調理の豚肩ロースを使用していました。むっちりと柔らかいお肉は、口の中に旨みが広がって、噛み締めるほどおいしい!
海苔の心地よい磯の香りと、雑味のない美しい醤油スープ。この組み合わせに、しみじみ幸せを感じます。日本人って幸せだ!
後半に入り、ここで味変タイム。胡椒を投入すれば、醤油の風味がグッと引き立ちます。おいしいなぁ。
こちらはトッピングした、味たまご。ほんのり色付いた、やさしい味付けです。飲み込むと、醤油の芳醇な香りが鼻を抜けていきました。
ということで、那覇市牧志の「麺家ゆきたく」で醤油らーめんをいただきました。
わたしが訪れた数日後にランチ営業を終了し、夜営業に振り切ったようですが、国際通りからすぐ&飲み屋が近いということは、〆ラーメンニーズの高さが伺えます。確かに国際通りだとちゃんやかなりよし、桜坂まで行けばSAKURAもありますから。
それにしてもとても丁寧な1杯でした。クリアな清湯スープはとてもおいしいし、そこに合わせる麺やチャーシュー、味たまごなどのバランスもよかったです。沖縄市の姉妹店 麺家しゅんたくもずいぶんとご無沙汰しているけれど、家から近い麺家ゆきたくを利用すればいいんだなぁ。(といいつつ、どっちも行きたい)
〆ラーに使えそうなお店のカードが増えたのは朗報でした。今度は夜に訪れてみようっと。
終わり。
お店の情報
店名 | 麺家ゆきたく |
住所 | 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2丁目1-17 2F |
営業時間 | 月〜木曜:18時〜翌2時 金・土曜・祝日前:18時〜翌6時 |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |