函館大門飲みの2軒目は、新しめの「小料理 WAGAYA(わがや)」に連れて行ってもらいました。函館駅前のアーケードが撤去されたのが2015年のこと。このあたりの風景は一変しましたが、寂れることなくわたし好みの飲食店がちらほら増えています。その中のひとつがこの小料理 WAGAYAでした。
店内は奥行きのあるカウンター席にテーブル席が3つほど配置されています。高めの天井に素敵な照明の落ち着いた空間です。
まずは小料理 WAGAYAの定番メニューをチェックしてみましょう。メニュー点数はあまり多くありませんが、おつまみメニューからごはんもの、シメのスイーツまで揃っています。
そしてこの日のおばんざいメニュー。定期的に変わるメニューがあると常連さんは嬉しいはずですね。
続いてドリンクメニューです。ビールの他、ウイスキーの取り扱いが多めとなっておりまして、北海道らしい焼酎もそろったラインナップです。
メニューを一通り確認し、A氏が「樽生ビールのSORACHI 1984があるんだよ」と教えてくれたので、そのままそれを注文しました。サッポロビールのSORACHI 1984は発売以来大好きな銘柄です。ホップの苦味が独特で、白ワインのような香りもするし、ベタッとバターのような雰囲気もあるし、わたし的にはかなり好き。
小料理 WAGAYAのおつまみもいただきます。この日のおばんざいの中から、まずはひじきのうま煮(450円)を。どこか懐かしい甘めの味付け… あ、これ、わたしの実家と味付けが似ているんだなぁ。
お次はマッシュポテト(450円)。ポテトのなめらかさに枝豆の食感がいい具合。
鶏からチキン南蛮風(550円)は、誰が食べてもおいしいはず。揚げたて熱々、ジューシーなカラアゲはそのままでもおいしいし、チキン南蛮風のタルタルソースももちろんビールが捗ります。
あっという間にビールが消えたので、たまには別のものをと自家製コーヒー焼酎(600円)の水割りをオーダー。まろやかな口当たりでスイスイ飲めちゃう。
おつまみがどんどんやってきます。がっちー(450円)とは、クリームチーズといぶりがっこを混ぜたもの。カリカリのパンに乗せていただけば、焼酎やビールはもちろん、日本酒にも合うなぁ。
ウインナー焼いただけ(450円)もおいしかった!自宅でも食べられそうなメニューですがそこは小料理 WAGAYA、パリッと焼き上げるのは流石の腕前です。ジューシーでお酒があっという間に蒸発。
そんなわけで、もう一杯。北海道らしいお酒の中から赤鍛高譚のソーダ割り(500円)を。鍛高譚も種類が増えているんだねぇ。赤もおいしかったなぁ。
A氏や店員さんとの会話も弾み、お酒のペースが上がりまくります。最後にいただいたのはレッドアイ(600円)。函館の夜は長いですから、小休止を挟みつつグラスを空けました。
ということで、函館は大門にある「小料理 WAGAYA(わがや)」を訪れました。お店で料理を作っているmokaさんはシンガーソングライターとしても活動されているそう。彼女の振る舞う料理はどれもおいしく、わたしが函館に住んでいたら通ってしまうだろうなぁと思いました。いかにも函館っぽいおつまみはありませんが、地元民が訪れる「いつもの」な居酒屋を訪れたい方にはオススメできそうです。まるで我が家のような居心地の良さもあって、この夜も素敵なお店に出会えました。
終わり。
お店の情報
店名 | 小料理 WAGAYA(わがや) |
住所 | 〒040-0035 北海道函館市松風町5-12 |
営業時間 | 18時〜26時 |
定休日 | 木曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |