ある週末、沖縄本島中部におでかけした時のこと。どこかで沖縄そばでも食べようかね〜とGoogleマップを開き、気になるお店を発見しました。それがうるま市にある「沖縄そば 月黒木」です。月黒木と書いてつきくるちと読みます。通り沿いに置かれた小さな看板が目印です。見つけにくいけれど、おいしいお店なので通り過ぎに注意してください。
駐車場は店前と、お店に向かって左横にあります。これだけ広ければ停められないことはないと思います。
時刻は11時をまわったところ。お店のオープン時間とほぼ同時に入店です。店内にはカウンター席、テーブル席、お座敷席がありました。広々として清潔感があり、まだ新しいお店だとわかります。後から調べたところ、2022年にオープンしたばかりの沖縄そば屋さんだそうです。
月黒木のメニューはこちら。ソーキそば・三枚肉そば・肉抜きのそばが大・中・小とありました。その他、ライスやジューシー、ドリンク類があるようです。
わたしは軟骨ソーキそばの小(690円)に、こってりソーキそば(+50円)をトッピングしてみました。お肉を増やしてスープをこってりさせ、全般的につよつよ感が増した感じ。
月黒木のスープはこってりめの豚骨スープ。これまで食べた白濁スープの沖縄そば屋さんはいくつか思い浮かびますが、その中でもより豚骨ラーメン的な雰囲気だなと思いました。まろやかなスープが舌に絡むし、塩気もわたし好み。スープに浮かんだネギの風味で、より博多ラーメン感が強くなります。こってりに味変していることもあり、唇もほんのりベタつく感じ。
中太麺をすすると、手揉みっぽいゴワつき感。スープを吸って、時間と共に柔らかに変化しました。この日のサイズは小でしたが、麺の量は食べ応えがありました。
この日、とろとろプルプルの軟骨ソーキは全部で5つも!これ、トッピング分のお肉も含まれていると思います。というのも、サイズ感の違うお肉が乗せられていたからです。大きめの軟骨ソーキが3つに、小さめの端っこソーキっぽい部位が2つ。どっちもとろけるおいしさで、ボリュームもあって大満足でした。
途中、味変も試してみました。別皿の紅生姜はレンゲに乗せてスープと一緒にすすりました。月黒木のこってり豚骨スープはおいしいから、紅生姜を全体に混ぜ合わせるのがもったないので、この食べ方をオススメします。
コーレーグースは意外と辛味が強く、こってり感が薄れてしまう気がします。月黒木のスープは、そのままが一番好みでした。
さて、こちらはお子サマーが注文した三枚肉そば(小、650円)です。
こちらのスープはこってりトッピングはせず、定番そのままのこっさりスープ。味わいは濃すぎず、それでいて豚骨の存在感を感じられてバランスがよいです。お子サマーも「おいしい!」と大絶賛でした。
三枚肉は別皿に盛られています。味付けは甘め。プルンとした皮の食感と、赤身のしっかりとした噛みごたえです。
ということで、うるま市にある沖縄そば店「月黒木(つきくるち)」でランチを食べてきました。白濁スープの沖縄そばは北谷の浜屋そばや浦添のてだこそばがありますが、ここまでしっかり豚骨なお店はなかなか見かけません。ほんっとおいしかったなぁ。お子サマーがわたしのそばを大量に奪おうとしたのですが、その様子から、間違いなく子どもウケがよかったと思います。ふだんあまり訪れないエリアですが、マップも頭に入ったことだし、また食べに行こうと思います。ご馳走さまでした!
終わり。
お店の情報
店名 | 沖縄そば 月黒木(つきくるち) |
住所 | 〒904-2205 沖縄県うるま市栄野比115 |
営業時間 | 11時〜18時 |
定休日 | 木・日曜 |
駐車場 | お店の前と横に駐車場あり |