2016年6月26日にプレオープンした「琉球湯麺831(りゅうきゅうたんめんはちさんいち)」へ行ってきました。お店の場所は那覇・牧志。国際通りからすぐの路地。先日閉店した蘭桂坊があった場所といえばわかりやすいかもしれません。
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那覇・国際通りからすぐ!「琉球湯麺831」がオープン!
プレオープンで食べた、チラガー入り濃厚湯麺&ミニジャーハン。
まずはプレオープンの時の事を。
琉球湯麺831はお店に入るとすぐにカウンターキッチンとテーブル席があります。お店の奥にもテーブル席があるので、結構座ることができそう。
6月25日・26日と、7月2日・3日はプレオープンということで、ワンコインメニューが特別提供されていました。わたしが食べに行った時は濃厚湯麺にミニジャーハンがセットになって、オープン特価の500円。ちなみに翌7月2日・3日のプレオープンメニューは、あっさり塩タンメンと餃子がセットでオープン特価500円でした。
まずやってきたのは、ミニジャーハン。ミニという割にお茶碗1杯分はありそうなほどのボリューム。チャーハンではなく、ジャーハンです。ジャーハンな理由は、炊飯器(ジャー)で炊いたチャーハンだから。パラリとしたお米の感じはチャーハン的だけど、味は油っぽくなくあっさり。このままでもおいしいのですが、卓上にあるお酢をかけたり、濃厚湯麺のスープを浸して食べました。
ジャーハンを食べていると、濃厚湯麺がやってきました。見るからにお肉要素が強そうな湯麺です。
まずはスープからいただきました。味の濃さが丁度良いスープですが、上層には結構な油が張っています。この油由来なのでしょうか、独特な豚の香りがすると思いました。野性的というか沖縄らしいというか。
お次は麺です。極太の縮れ麺で、食感はプリップリのツルッツル。こんなにぶっとい麺、沖縄では食べたことがありません。濃厚スープに負けないこの麺が、ウマいんです。
具材は茹でた肉野菜(キャベツ、モヤシ、豚肉)と卵(ゆで卵、うずら)、お肉類(皮付き三枚肉、チラガー)、海苔。豪華メンバーが揃っています。チラガーは甘じょっぱく、そしてスパイスを感じました。台湾で食べた八角を使った煮込みのようです。
全般的に油のこってり感が強かったのですが、麺がおいしいのでズルズル食べ進められます。タンメンっていろんなスタイルがあると思うんですが、琉球湯麺831の濃厚湯麺はマジで濃厚だったなあ。
グランドオープン後、アッサリ塩タンメンを食べてみた。
2週間後、グランドオープンした琉球湯麺831へやってきました。こちらが琉球湯麺831のメニューです。ラーメンのメニューは、タンメンが2種類(濃厚・アッサリ塩)、そして濃厚辛タンメンの3つ。単品で餃子やジャーハンがあって、おトクなセットもあるようです。
前回は濃厚をいただいたので、今回はアッサリ塩タンメンを食べてみることにしました。ビジュアル的には濃厚もアッサリ塩も似ていますが、トッピングが異なるみたい。チラガーがなくなって、ナルトの上に柚子の皮が乗せられられています。
前回食べた濃厚と食べると、アッサリ塩タンメンのスープは確かにあっさり。でも函館の塩ラーメンのようなあっさり系ではないので、世間一般的にはこっさり系くらいかな。
麺は前回同様、極太のプリップリ・ツルッツル。この麺の食感、ほんっと好き。麺とスープを合わせるためには、あっさり過ぎないスープが丁度いいのでしょうね。
茹でた肉野菜(キャベツ、モヤシ、豚肉)と卵(ゆで卵、うずら)、お肉類(皮付き三枚肉)、海苔、そしてナルトと柚子の皮。濃厚とは具材がちょいと変わっています。
途中、とうがらし酢を入れて味変を楽しみました。タンメンってお酢を入れて食べる楽しむのが好きです。
あっさり過ぎず、こってり過ぎず、バランス的にはアッサリ塩タンメンが好みです。それにしてもこの店の極太縮れ麺、たまらんなぁ。
タンメンだけじゃない!餃子は絶対食すべし!
グランドオープン後、サイドメニューに餃子があったので、食べてみることにしました。
餃子は3個250円、5個400円、12個600円と食べたいボリュームに注文できます。更に、お好きなタンメンと餃子3個がお得に食べられるタンギョーセット(900円)があったり、餃子5個とオリオン生1杯がセットで500円だったりと、幅広く対応してくれます。
この餃子、お店の手作りのようです。皮はちょい厚め、野菜とお肉のバランスがよく、いくつでも食べられそうなおいしい餃子でした。思いもよらずおいしい餃子を発見だ〜!
1つ目の餃子は卓上の餃子のタレだけで食べてみましたが、2つ目は餃子と一緒に出てきた餃子のタレ+海老辣油で食べてみました。これがまたウマい!1人で12個ペロリとイケそう。これは沖縄の中でも上位にランクインする餃子だなぁ。餃子を目的に食べに来てもいいレベルだと思いました。次回は、餃子とジャーハンを勝手にセットにして食べてみたいな。
久し振りに行ったら、無限とん骨ラーメンがあった!
3ヶ月ぶりくらいに食べに行ったら、タンメンの他にとん骨ラーメンが出来ていました。これ、栄町に出来た2号店のとん骨ラーメンと同じなのかな?なんとなく惹かれるがままにオーダー。
そうしてやってきたのが、こちらの無限とん骨ラーメン(700円)。頭に無限とつくのは、替玉無限が楽しめるから。替玉を無制限に食べ続けるなんて無理だけど、2杯くらいならイケるんじゃないか?そんなヨコシマな気持ちを抱えていたことは認めます。
まずはスープをずずずっと。生まれてこの方、そんなに数多くの豚骨ラーメンは食べてないので、豚骨と聞くとコッテリ&ベッタリなイメージがあります。でも琉球湯麺831の無限とん骨ラーメンは思ったよりコッテリしておらず、なんなら濃厚湯麺の方がよっぽどコッテリだと思いました。撮影中にスープの表面に膜が張り始めたので、コッテリはしています。
麺はもちろん細ストレート麺。茹で加減は特にオーダーしていませんが、硬めの仕上がりでした。この麺が塩気のあるスープをいい具合に持ち上げてくれます。塩気があるのでビールや白飯との相性が良さそうです。
無限とん骨ラーメンの具材は、カットされたチャーシュー、小口切りの万能ネギ、海苔。チャーシューは脂身部分がいい具合にとろけ、そして豚骨スープ&海苔の相性も抜群。海苔マシしたい!尚、この日はギョウザも餃子(12個)×2皿も注文していたので、お腹いっぱいに。せっかくの替玉無限は1度も出来ずにフィニッシュです。
余談:わたしと琉球湯麺831との出会い。
琉球湯麺831の社長・野崎さんとは、ある日ふらりと飲みに行った浦添あぶさんで出会いました。最初はその風貌(ヘビメタTシャツ&髭面&腕に柄!)にビビッたものの、来沖される度に声をかけてくれて、餃子の話をしたり、琉球チルダイの育さんを紹介してもらったりと、わたしもご主人サマーも仲良くさせてもらっています。出会いって不思議なものですね。
ちなみに、琉球湯麺831が提供しているラーメン・餃子に使用している食材全て沖縄県産なんだそうです。沖縄移住者としては、とっても嬉しい!
沖縄県産の食材を大切に食べて欲しいという願いからでしょうか。スープを飲み干した丼の底に「ぱぉ〜ん。」が出たら、餃子3個無料券がもらえるそうですよ。濃厚は飲み干す自信がないけれど、アッサリ塩ならイケる気がします!
タンメンも餃子もおいしい「琉球湯麺831」のまとめ!
ということで、那覇・国際通り近くにオープンした「琉球湯麺831(りゅうきゅうたんめんはちさんいち)」へ行ってきました。タンメンの極太プリッツルッ麺もおいしかったし、餃子もかなり好みでした。おいしいタンメン&餃子をありがとう!
沖縄でタンメン専門店って牧港のもとなりくらいでしょうか、他にあまり見かけません。わたしが横浜在住の頃は飲みのシメにタンメンをよく食べたりしていました。琉球湯麺831がきっかけで、沖縄にタンメンブームが起こったら面白いな!
終わり。
【2017年4月7日追記】
育児に奔走している間に、831が閉店していたとは...
あ、そうそう、ここ閉店してました。。。琉球湯麺831@那覇市 pic.twitter.com/h89QUtd1a2
— 尼崎のおおさか (@amagasakiosaka) 2017年2月1日
あのぶっとい麺も餃子も食べられないんですね、残念。また食べられる日が来るといいなぁ。
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住所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3丁目12-12