友人2名が沖縄まで遊びに来てくれたので、一緒にリゾートホテルで宿泊してきました。向かった先は、宜野湾にあるムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスです。6月上旬、梅雨真っ只中の宿泊ですが、いったいどんな滞在になったのでしょう。
「ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンス」に泊まってきた。
沖縄旅行しに来てくれた友人2名と私、そして乳児1名の大人3名、こども1名の構成で宿泊しました。はるばる南の島までやってきてくれたのだから海が見えること、そしてこの人数でも気兼ねしない且つ赤子が泣いても友人に迷惑をかけないような客室を探して、ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスを予約しました。
ここから先は、ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスについての印象と宿泊した感想などを書いていきます。
沖縄の海がすぐそこ!絶好のロケーション。
今回利用したムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスは、沖縄本島西海岸が目の前という立地。道路のすぐ先に沖縄の海が広がっています。これはお部屋からの眺めもかなり期待できそうです!
ホテル到着から、客室に案内されるまで。
ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスは地上12階建て、客室177室の全室禁煙のリゾートホテルです。リゾートホテルにしては外観がおとなしいというか、マンションのように感じたのですが、それはある意味正解で、このホテルは長期滞在向けのコンドミニアム型ホテルなんだそうです。2階の客室は海が見えないガーデンビューですが、3階以上は全てオーシャンビューとなっています。
こちらはホテルの車寄せ。到着すると待機していたベルサービススタッフが宿泊の確認と荷物を運んでくれます。子連れで大荷物だったので、とても助かりました。
エントランスからロビーまでを歩きます。
こちらがムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスのフロント。ここでチェックインを済ませ、宿泊費を支払います。
予約者のわたしがチェックインをしている間、友人はこちらのロビーソファーで待っていてもらいました。空間使いが贅沢。
チェックインを済ませたら、ベルサービススタッフにお部屋まで案内してもらいます。カードキーをかざさないとエレベーターのボタンが押せないことなどを伺いながら移動しました。今回は10階のお部屋です。
エレベーターを降りると、広々とした外廊下。廊下の先には宜野湾の市街地が広がります。この廊下の一箇所に喫煙スペースがありました。
さあ、我々の宿泊するお部屋に到着です。今回は1012号室、プレミアムスイート2ベッドルームというお部屋を予約しています。
プレミアムスイート(2ベッドルーム)の様子。
ここからは、客室の様子をご紹介。今回は大人3名、乳児1名の合計4名での滞在です。赤子連れのため、いつ泣き出すかわからないですから、ベッドルームを分けたかったのです。そこで見つけたのが、ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスのプレミアムスイート(2ベッドルーム)。スイートですが、手が出せる価格帯!
靴を脱いで客室に入る
このホテル、コンドミニアム型だからでしょうか、客室内には靴を脱いで上がるんです。靴を脱ぐといっきにリラックスできました。
リビングとキッチン
いざ客室内!
入った瞬間、広さに喜びました。プレミアムスイートは86平米もあるので、大人3人+赤子で過ごすには十分すぎるほどの客室です。
ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスの客室には、必ずキッチンが付いています。これも長期滞在向けコンドミニアムだからこそ。乳児を抱えるカーチャンとしては、キッチン付きというのも決め手でした。粉ミルクの調乳にお湯は必要だし、哺乳瓶も洗いたい。キッチンがあればどちらも叶うわけですから。
キッチンのコンロは1つです。IHクッキングヒーターなので、火の心配もありません。ケトルもあったので、早速利用させてもらいました。結構すぐにお湯が沸くんだなぁ。サービスのお水は粉ミルクにぴったりの軟水。調乳に使わせてもらいました。
お部屋で調理して食事ができるよう、食器類・料理器具類の貸し出しサービスがあります。これらは全て無料で借りることができます。
お皿類の他、コップ・カップもキッチン上の収納にありました。
ミニバーはなく、冷蔵庫の中は空っぽでした。長期滞在の場合は自分たちで買い込んで冷やすと思うので、これで十分ですよね。我々も必要な分だけ買い込んで、冷蔵しました。
テレビは1台だけ、リビングに設置されていました。人によってはベッドルームにも欲しいかもが、我々は1度もつけることなく過ごしました。
室内のソファーは座面が広く、座るだけじゃなくゴロゴロと横になれる広さがあります。
電源コンセントが豊富。フリーWi-Fiも
ガジェッターやブロガー的には室内のコンセントも気になるところ。電源コンセントは客室内10箇所ほどあったのではないでしょうか。ベッドルームが若干手薄な気もしましたが、不便さは感じませんでした。それと客室内にはフリーWi-Fiも走っていて、スマホでしか確認していませんが、早さもそこそこあったと思います。
ベッドルームには、子連れに嬉しいベッドガード
こちらはわたしと赤子のベッドルーム。セミダブルのベッドをくっつけて、片側にベッドガードを設置してもらいました。転落防止のベッドガードも事前にお願いしていた無料サービスです。
客室内には大型クローゼットと衣装ボックスなどがありました。全身の姿見はないけれど、クローゼットの扉に大きな鏡があるので、これで十分役に立ちます。
夜になって先に寝かしつけられたお子サマー。ベッドは柔らかすぎないから、いつものようにうつぶせで寝かせても大丈夫。
初めての外泊だけど、すんなり寝てくれました。わたしもベッドガードに安心したのか、自宅以上にゆっくり寝られた気がします。ちなみにこども向けサービスとしてベビーカーやベビーベッドも無料で借りることができるそうです。
オーシャンビューの浴室!
女子3人が揃って興奮したのは、こちらのオーシャンフロントの浴室。
この日は梅雨で曇りがちだったので、海の色がイマイチなことが残念。でも、こんな風景のお風呂なんて一生に何度も入れるものではないから、とても嬉しくなりました。ビューバス最高!雲がなければサンセットも眺められそう。
浴槽も大きくて。163cmのわたしが、足を伸ばしても届かないサイズです。ゆったりのんびり過ごせそう。長湯したら最高だろうなぁ。
お湯はりも自動でできます。ボタンひとつでお風呂が貯められて便利。リゾートホテルに追い炊き機能は必要ありませんね。
こちらは浴室横の洗面台。必要な機能だけを揃えたシンプルさがいい。厚手のタオルは吸水性ばっちりです。
アメニティも一通り揃っています。ムーンオーシャンの歯ブラシ、好きだなぁ。ほどよくコシがあって、ブラシの毛がいっぱいなんです。
ドライヤーも用意されていました。大人の女性3名ですから、ドライヤーは確実に必要です。風量も問題なし。
2箇所あるトイレと、シャワールーム
プレミアムスイートのお部屋には、トイレが2箇所あります。こちらはリビング脇のトイレ。かなり広々とした個室で、ウォシュレットももちろん完備。なにより、手洗い場に大きな鏡がついていたことが嬉しかったです。
もう1つは、このベッドルームの奥。
なんとシャワールームとトイレが用意されているんです。これも女子旅には嬉しいなぁと思いました。洗面台と大きな鏡、そしてバスタオル類もしっかり用意されていて、プレミアムスイート最高だなぁと再認識。
リビング・バルコニーからの眺望
こちらはキッチンから眺めたバルコニー方面の眺め。
バルコニーは奥行きが広く、のびのび過ごすことができます。ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスは2010年開業の割と新し目のホテル。だからバルコニーの設計・デザインが古くなくていいなぁ。
こちらはバルコニーから左側の眺め。浦添方面から宜野湾バイパスに向かって沖縄西海岸道路が伸びてきています。もうすぐ開通しそうだなぁ。これが繋がると、宜野湾〜沖縄南部へのアクセスがより一層よくなりそうです。
そしてこちらはバルコニー右側の眺めです。奥に宜野湾マリーナの様子が伺えます。遮るものがなく、窓の外の視界が広くて気持ちが良いですね。
ホテル内の施設をチェック。
客室内の様子を確認したあとは、ホテルの共有施設を確認しに向かいました。
沖縄らしい熱帯魚
1階には小さな水槽があって、中には色鮮やかな熱帯魚が。ニモもいたけれど、我が子はまだ反応せず。大きくなったら出直します。
中庭で過ごすのもよさそう
こちらは、とても綺麗に整備された中庭。表は宜野湾バイパスで車通りが結構多いと思うのですが、木々が植えられて視線や走行音もあまり感じません。非日常を楽しませる配慮を感じました。中庭にテーブルと椅子があって、そこでお酒とおつまみを楽しむ外国人がいました。確かに、そういう使い方もアリだなぁ。
売店コーナー
こちらはホテル1階の売店コーナーです。
お土産品がいろいろと売られています。お土産といってもお菓子類ではなく、雑貨類やアクセサリー、服が多かった印象です。
沖縄民芸のミンサーも売られていました。
飲み物はコンビニのような品揃えはありませんが、チューハイやビールなどの価格は控えめ。特にお水がペットボトル1本100円しなかった点が非常に好印象です。
屋外プールでリゾート気分
天気は悪いけれど、せっかくなので屋外プールも見にいってみました。エントランスからこの通路を通って、プールへと向かいます。
こちらがムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスの屋外プールです。一部仕切りがあって、こども用に浅くしているようでした。
曇り空でリゾート感は薄いものの、プールサイドでそれっぽく過ごしてみる我々。女子旅っぽさが出てきました。
ジェットバスとこども向け遊具
屋外プールの脇には、ジェットバスとこども用の遊具が置かれていました。お子サマーが大きくなったら、水着を持って改めよう。
館内施設の営業時間
館内施設の営業時間はこちら(2017年6月時点のもの)。プールは季節によって営業時間が異なるので、事前に知っておきたいですね。
コンドミニアム型ホテルだから、夜はゆっくり部屋飲み。
アレコレ見て、買い出しも済ませた頃、夜もいい時間になってきました。そろそろ夕食です。この日はホテルの客室で食事をすることにしていました。キッチンもあるし、調理器具やお皿も貸してもらえるスイートルームでゆっくり過ごそうじゃないか、と。そもそも小さなこども連れのため、外食が難しいこともあり、友人と部屋飲みすることにしたのです。
恩納村のおんなの駅で買ってきたハンダマ。テビチの煮付けやもずくの天ぷらもあります。
宜野湾のブエノチキンで買ったチキンや、島らっきょうの塩漬けも食べました。
こちらは有名なメキシコのタコス。ホテルからも近いし、テイクアウトできて便利。相変わらずウマかった!
近所にあるスーパーで沖縄限定販売のビールも買ってきました。
デザートは南国フルーツ!安く買えた完熟マンゴーも、ちょうど時期のパッションフルーツもウマかったなぁ。
キッチンや調理器具があると、お部屋での滞在に幅が持てますね。旅先でわざわざ調理したくない、レストランでおいしい食事を食べたいってのもわかるので一長一短だと思いますが、子連れで他のお客さんに気を使うくらいなら、こうやって沖縄ならではの食事を持ち込んでいただくのは全然アリだと思いました。
バルコニーから眺める、夜の景色。
夜も更けてまいりまして。お腹も満たされた我らは、夜の景色も楽しみました。窓の外は真っ暗な海。宜野湾バイパスの車通りはあまり多くありません。車の音よりも、米軍機の音が気になりました。宜野湾には米軍基地があるので飛行音が聞こえるみたい。
朝食をレストラン「オーシャングリル」でいただく。
翌朝。朝食付きの宿泊プランだったので、朝ごはんを食べにホテル1階「オーシャングリル」へ向かいました。朝ごはんは7〜10時まで。早起きしたためか、最初のお客さんでした。
客席数はあまり多くないので、時期によっては待ちが出るかもしれません。天気が良いと、テラス席で食べることもできそうです。
このオーシャングリルの朝ごはんは和洋ビュッフェ。
パンやシリアルに合いそうな洋食と、ごはんに合いそうな和のおかずが豊富にありました。ちゃんぷるーなどの沖縄らしいおかずがなくも見えますが、もずくやクーブイリチーなど朝ごはんに向いてるものが何品か用意されていました。
オーシャングリルで驚いたのは、北谷ハーバーブルワリーのビールが繋がっていたこと!お店の方に伺ったところ、どうやら北谷ハーバーブルワリーもムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスも、同じ国場組系なんですね。おそらく屋外プールサイドのバーでも飲めるはずだな。
そんなことを考えながらいただいた朝食。前夜に食べ過ぎたので、朝食は野菜とフルーツを中心に、軽めにしておきました。できたて豆腐ともずくのおいしいこと!オススメです。
宿泊後のまとめ!
ということで、宜野湾リゾートホテルムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスに宿泊してきました。海が近いロケーションと比較的新しいホテルということもあり、滞在期間にすっかりここの魅力に取り憑かれました。確かに長期滞在したくなるホテルだなぁ。帰宅してから、このホテルのメリット・デメリットを考えてみました。
滞在に満足&便利だと思ったこと。
客室完全禁煙で居心地いい。
愛煙家さんには申し訳ないけれど、やっぱり禁煙の施設は心地よいです。過去にリゾートホテルのベランダに出て煙たい思いをしたことがあるのですが、リゾートまできて煙たい思いはしたくないです。なので禁煙という時点でポイントアップしちゃいます。ちなみに客室内・ベランダ・バルコニーなどで喫煙したり吸い殻の持ち込みをした場合、損害保証料2万円を請求するとフロントと客室に告知がありました。
キッチン完備最高!
小さいながらも、全室にキッチンが付いている。これが今回の滞在で何より最高だった点でした。キッチン完備の客室は別のホテルでも滞在したことはあったけれど、子無しと子有りでは180度見え方がわかるものですね。粉ミルクの調乳にほんとに便利だったなぁ。哺乳瓶も洗えて、乳児期のお子さん連れにはキッチン付きのホテル滞在をオススメします。
観光や出張に便利。
近くに宜野湾マリーナ、トロピカルビーチ、沖縄コンベンションセンターがあります。ビーチパーティや海遊び、ライブの他、沖縄で人気のフードフレアなども近くで開催されています。また北谷までは車で15分と近いので、夜ごはんや飲みに行ってタクシーで帰っても交通費が割と安く済みます。
買い物がしやすい。
夜23時まで営業のサンエー宜野湾コンベンションシティや24時間スーパーのユニオン、こども用品が揃う西松屋、スーパースポーツゼビオがあります。旅行で現地調達できるものが多いのは、何かと心強いですね。
近郊には遊び処が豊富。
雨で行くところがないと言う場合も遊びに不自由しません。ラウンドワンが近くにあるのです!またイオンモール沖縄ライカムまでは車で20分ほどの距離。ライカムは遊び場やシネコン、お食事どころもいっぱいあるので、1日中いても飽きないはず。
外に出てノマドもできる。
客室内にもフリーWi-Fiがありますが、外に出てノマドするなら、Wi-Fiが使える「Gwave Cafe」がおすすめ。ホテルのお隣、徒歩2分ほどの場所にあります。1kmほどの距離にスタバもあるので、PC作業が捗る!
那覇空港まで近い!
那覇からこのホテルまで、車であっという間に到着します。那覇空港からの距離は14km弱。30分もかからずに到着するでしょう。渋滞があっても1時間はかかりません。宜野湾に宿をとるというのは、空港からのアクセスを考えても非常に良いのです。
あえてウィークポイントをあげるなら...
今回の滞在中、何か重大な気付きがあったわけではありません。が、いい面ばかりだとアレなので、あえてウィークポイントをあげてみます。
ホテル滞在だけではマンネリしそう。
このホテルはそれほど大きい規模ではありません。なので、館内だけでなんでも揃ってしまう大型リゾートホテルが好きな方には、ちょっと物足りないかも。施設内のレストランは1箇所だから、長期滞在の際は食事面で飽きてしまうかもしれないし、ホテルにはプライベートビーチがないので、ビーチリゾートを満喫したいなら別のホテルが向いてるかもしれません。こども向けのアクティビティも最低限なので、運動量が多い年齢のこどもには向いてないかもしれません。
ただし、我々のように大人が中心でゆっくりすごしたり、活動量の少ないこども連れの場合は全く問題がないと思います。またホテル近郊に様々な施設があるので、遊びは外でゆっくり滞在することを目的とするならばいいホテルだと思います。
もしまた宿泊するならば。それは、実家の両親が来沖した際や、今回のように友人と一緒の部屋で過ごすシーンを思い浮かべます。広々とした室内は大人3〜4人で滞在しても、全く窮屈に感じません。また泊まるなら、その時もきっとプレミアムスイートを選んじゃうなぁ。それくらい満足度の高い滞在でした。
終わり。
住所:〒901-2227 沖縄県宜野湾市宇地泊558-8
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩