お得においしいランチステーキがいただけると聞いて、那覇市松山へ向かいました。目的のお店は「ステーキハウス チャコオキナワ」。1973年創業の老舗ステーキハウスで、地元の方からチャコオキナワは沖縄県民の憧れで、お祝い事や記念日に食べに行く特別なお店だという情報を教えていただきました。通ってみると、品格とおおいしさが共存して、確かに憧れるなぁと理解しました。ということで、さっそくレポートいってみよ〜!
憧れのステーキハウス「チャコオキナワ」について
どこにあるの?駐車場は?
チャコオキナワは那覇市松山の飲み屋街にあるステーキハウスです。国道58号線沿いにあるお食事処みかどの1本裏手、焼き魚がおいしい阿蘇の右隣に位置します。有名店揃いのエリアということもあるのでしょう、日中も人や車の往来があります。久茂地交差点からも歩いてすぐの場所ですし、地元客を中心にスーツケースを引いた観光客が立ち寄る姿も見かけます。
駐車場は?
お店には駐車場が用意されています。場所は、お店に向かって右側です。パッとみた感じ縦列駐車で3列9台停められそうですが、契約の位置が決まっています。
チャコオキナワの駐車場は、こちらの案内の赤字部分4台です。車は奥から詰めて駐車します。縦列駐車になるので、後列の車が出入りする場合は、前列の車の移動依頼があるみたいです。
お店の様子
こちらがチャコオキナワの外観です。レンガ造りの入り口がクラシカルで、いかにも老舗といった風格です。調べてみると1973年創業で、今年50周年を迎えていました。この日わたしはランチの予約を入れてから訪れたのですが、満席でお店の入り口で待つお客さんがいたので、予約必須だと思います。
店内もレンガ造りでシックな趣き。重厚感のある雰囲気で、食事はもちろん老舗の格式高い特別感がありました。
壁の向こう側にいるシェフが、客席に近い位置でステーキを焼いています。
どんな様子か気になり、焼き場を見学させていただきました。沖縄のステーキといえば、真っ黒な鉄板を熱し、そこに生肉を乗せてジュージュー焼いて提供されることが多いです。ですがチャコオキナワでは、炭火でじっくり火を通しているのですね。もしかすると店名の「チャコ」は、炭(=チャコール)のチャコなのでしょう。
メニューをチェック!
客席に案内されてから、ランチのメニューをチェックします。歴史を感じる色合いのメニューを手渡されたこの日、ランチを吟味して注文しました。
何度か訪れている間にランチメニューの価格が変わっています。こちらは2023年10月時点のメニューです。物価高騰の時代ですから、チャコオキナワだけでなくどの飲食店も仕方のないことですね。ランチステーキは150gから50g単位で増やせるので、お好みのグラム数を店員さんに伝えてください。ステーキの他には、ハンバーグステーキ、ビーフチシュー、すき焼きをいただけます。
実食!グルメレポート
ランチステーキ(150g)
初回訪問時。注文を済ませると、ナイフやフォークのテーブルセッティングが行われ始めました。
まずやってきたのはコーンスープ。これがとってもおいしくて!沖縄でいただくスープって全般的に味・旨味が薄く感じることが多いのですが、チャコオキナワのコーンスープはほどよく濃厚で、お代わりしたくなる味わいでした。
続いては、新鮮なグリーンサラダ。ドレッシングはフレンチとサウザンの2種類、お好みで選べます。
サラダを食べ終わった頃、ちょうどよいタイミングでやってきたのが、ランチステーキの150g(2310円、2023年10月時点)。シルバーの鉄板に焼き網の跡がついたお肉。おいしそうに映えています。
お肉の焼き加減は、お好みで選べました。わたしはレアでオーダー。チャコオキナワのステーキは余計な脂身がなく、赤身を食べている感覚が強かったです。炭火焼きだから、ほどよく油が抜けるのかもしれません。肉質が柔らかで上等なお肉とわかります。
ステーキにはうっすらと下味が付けられ、そのままでもおいしくいただけます。あっさりとしたステーキソースや、すりおろしたニンニク、マスタードをつけていただくのもオススメです。
冷凍していないチルドビーフのサーロインは、お肉本来の旨味が感じられるし、とにかく柔らかなお肉最高でした。ステーキに乗せられたレモンバターもよく合います。
ランチにはごはんかパンがついてきます。この日はパンを選びました。鉄板に残ったステーキソースにニンニクを混ぜ、それをパンをつけていただくのもおいしかったなぁ。
チャコオキナワは銀板の鉄板も特徴的です。柔らかな曲線が上品。指で触れられる程度の熱の入れ方ですから、ステーキの提供時もジュージュー音の演出はありません。ですが、お肉に余計な加熱もされないので、好みの焼き加減で食べ進められます。この焼き加減が最後まで一定なところ、かなり嬉しかったです。
最後はコーヒーでシメ。食後のドリンクは、コーヒーと紅茶、それぞれアイス/ホットから選べます。
和牛すき焼き定食
2度目の訪問では、和牛すき焼き定食(2300円、2016年10月時点)をいただきました。この日は特別な集まりだったので大奮発し、普通のすき焼き定食ではなく和牛をチョイス。和牛すき焼き定食には、すき焼き、煮物の小鉢、お新香、生卵、ごはんがセットされています。
すき焼きは調理された状態なので、提供されたらすぐにいただけます。具材は和牛、島豆腐、青菜、白菜、しらたき、そして麺類はおそらく沖縄そばでしょうか。割り下が甘じょっぱくて、このままでは味が濃いめに感じました。
そこで生卵の登場です。お肉や野菜などをくぐらせると、ちょうどよくまろやかな味わいに。これがより一層ごはんを捗らせるんだなぁ。とってもおいしいし、肉質は柔らか。そして脂身が甘くてたまりません。大奮発して和牛を選んで正解でした。シャキッとした食感の青菜も好きだ〜!
鍋に入った麺が、これまたウマくって。肉汁や野菜の旨味、割り下をぎゅ〜っと吸った麺を生卵に絡めて、ツルッと啜りました。お腹も心もしっかりと満たされました。
ハンバーグステーキ
チャコオキナワでの3度目のランチ。この日はハンバーグステーキ(1600円、2019年1月時点)をいただきました。スープやサラダの他、パンまたはライスと、食後のドリンクがつきます。銀色の鉄板に乗せられたハンバーグは品格を感じる出立です。
ナイフを入れてみます。しっかりと肉の食感を感じられる、食べ応えのあるハンバーグです。これだけお肉が分厚いと火入れも大変でしょう。ソースはもちろん、添えられたポテトやニンジンもおいしかったです。映え系のド派手な肉汁じゅわ〜っとした演出はありませんが、クラシカルで品のあるお店ですから、このタイプのハンバーグがお似合いです。
まとめ
ということで、那覇市松山にある老舗ステーキハウス「チャコオキナワ」で様々なランチをいただきました。沖縄県民が憧れるステーキハウスとあって確かにとてもおいしく、その上、品格を感じる名店です。ランチではリーズナブルにおいしいお肉をいただけますが、夜は手がでない価格帯だそう。夜の松山は接待や特別感のある時の利用になりそうですから、価格設定にも納得ですね。そんな背景からも、お得なランチタイムにリピートするのがわたし的にもベストだと思っています。
終わり。
お店の情報
店名 | チャコオキナワ |
住所 | 〒900-0032 沖縄県那覇市松山1丁目6-22 |
営業時間 | ランチ:12時〜14時(L.O.13時半) ディナー:17時〜21時半(L.O.21時) |
定休日 | 日・月曜 |
駐車場 | 店舗右側に専用駐車場あり。駐車位置は要問い合わせ。 |