2泊3日の台湾旅行へ行ってきました。滞在時間があまり長く取れなかったので台北市内だけを観光。今回の旅で2度目に訪れた夜市は「公館夜市」です。台北にはいろんな夜市がありますが、それぞれ特徴や趣が異なって面白いなぁ。
台北「公館夜市」は若者が多く、屋台以外の食堂も多い街でした。
どこにあるの?アクセスは?
公館夜市の場所
公館夜市は台北市街地の南側にあります。MRT公館駅に降り立つと、若い人が多い印象。近くに台湾大学(日本でいうところの東京大学だそうです)があるので、学生が多いんだろうなぁ。通化夜市などにはゲートが設けられ、夜市がどこから始まるのかわかりやすいのですが、公館夜市にはゲートがなく、駅前の飲食店の並びを歩いているといつの間にか夜市に入っていました。
公館夜市までのアクセス
公館夜市に向かうなら、MRTが便利。MRT松山新店線(グリーンライン)の公館駅から徒歩2〜3分で公館夜市に到着します。レッドライン・オレンジラインと交差する駅がいくつかあるので、都合の良いところでグリーンラインに乗り換え、新店駅方面へ向かうと良いでしょう。
台湾森林公園や台北101を訪れた後なら、MRTよりタクシーやUberでの移動が便利。特に、行き先指定や料金確定がアプリ上でできちゃうUberはほんと便利でした。最大1500円分無料になるお試しクーポンがあるので、まだ使ったことがない方はこちらからどうぞ。
公館夜市の様子。
公館夜市に到着したのは、日曜日の17時半頃でした。空が薄暗くなり、夕食を求めて人が出回り始める前です。どのお店もまだ混雑しておらず、サッと買えたり入店できる感じに見えました。まず気になったのは、こちらの兄弟蚵仔麵線。お店の名前と佇まいが気になりました。初見で食べに行くお店の第一候補に決定です。
何屋さんかわからないけれど、佳興魚丸店も気になりました。なんか、それっぽい。
道路の向こうに見えた清蒸肉團というお店も気になります。通り沿いにある公館夜市付近の食堂、いろいろ気になりすぎる!
食堂ばかりではありません。道沿いに出ている屋台もあります。夜市といえばこの風景。細い道に向かってみましょう。
食べ歩きしやすい小吃の屋台も充実しています。こちらはお餅屋さん。
こちらは滷味(ルーウェイ)です。鴨舌おいしいんですよねー。レンコンやタケノコの陳列が綺麗。
水色を基調としたカラフルな水源市場も見かけました。ここにもいろんなお店が入っているそうです。時間の関係で立ち寄れなかったのが悔しい。
新疆芝麻餅という小吃。甘そうな感じがしました。スイーツかな?
ジグザグと歩いていると、車通りの多い道路に出ました。甘丹焼と三媽臭臭鍋という店が並んでいます。三媽臭臭鍋ってインパクト強すぎる店名!臭豆腐入りの鍋などが食べらえるそうです。
細い通りに戻ってきました。18時近くなり、滷味(ルーウェイ)屋さんも大忙し。
東南亞冰店もありました。この日は涼しいを通り越して肌寒かったので、フルーツ乗せかき氷は次の夏までお預けです。
目的のライブハウスへ歩いていると、ヘアサロンを発見。そういえば、台湾式シャンプーをする観光客がいると聞いたことがあります。台湾式シャンプーはまだ未経験ですが、観光で汗だくのままライブハウスに向かうよりも、こういうところでサッとシャンプー・ブローをしてから向かうのもアリですね。
夜23時頃、改めて公館夜市へ。
ライブが終わったのは22時頃、その後もいろいろイベントがあり、ライブハウスを出たのは23時近かくになっていました。MRT公館駅に向かうため、帰りも公館夜市を通り抜けます。遅めの時間なので人はまばらですが、まだ営業している屋台がチラホラありそうです。
グァバの屋台は電気がついているものの人がおらず...
ネギ餅屋さんは何人か人が並んでいます。
この屋台の存在が気になったのですが、何屋さんかわからず突撃できず... 度胸なし。
こちらは串焼屋さん。持ち帰りによさそうです。
日曜の夜だったためか、23時台の公館夜市は人が少なくて、かなり寂しい感じ。でも不思議と治安の悪さは感じませんでした。夜遅くに一人で歩いても怖くないって、外国でも安心できます。
店名不明の食堂でごはんを食べ、アイリッシュパブでビールを飲む。
そういえば、この日は夕方からライブハウスにいたのでお腹が減っていたのです。夜中に入れる店舗型の食堂に入り、謎の麺を食べてみました。店名は謎だし、麺もよくわからず謎でした。
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台北・公館夜市の名無し食堂(夜市肉羹蚵仔煎)で遅ごはん。
そして、その帰りに通りかかったアイリッシュパブにも立ち寄ってみました。フリーwi-fiをお借りしながら、台湾クラフトビール をいただきました。こういう行き当たりばったりな感じが楽しい!
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台北・公館夜市「James Joyce Irish Bar」で台湾クラフトビールを飲んできた。
臭豆腐を持ち帰り。
お腹も満たされ、ビールも飲んでいい気分。この旅でやり残したことは、臭豆腐を食べること。これは持ち帰ろうと屋台で購入。
雄記葱抓餅でネギ餅を持ち帰り。
さっき見かけたネギ餅屋さんの雄記葱抓餅は、さらに行列を伸ばしていました。そうなると食べてみたくなるのが人のサガってやつです。並びます。
雄記葱抓餅のメニューです。ネギ餅がまず何かわからないんですが、看板メニュー見たいのが札になてぶら下がっていたので、ここから選ぶことにしました。
順番が進むと、屋台に日本人向け観光ガイドっぽい切り抜きが。
記事によると、
とのこと。屋台ではひっきりなしにネギ餅を焼き続けています。私の番になると、英語で「チーズ?」と確認されました。勢いで全てイエス!で答えます。何か緑色のものを入れるか確認されたので「What's this green?」と聞いてみると、台湾語で何か言われたのですが、寝て起きたら忘れてしまった...
屋台の食べ物はMRTに持ち込める!
公館夜市で買った食べ物を手に、ギリギリ終電前のMRTに飛び乗ります。台湾の地下鉄・MRTでは飲食が全面禁止となっています。ですが食べ物の持ち込みは大丈夫。臭豆腐にネギ餅と明らかに臭いが発生しそうなものを持ってMRTに乗り込みましたが、人は全然乗ってないし、車両内で食べるわけでもないので、問題なくホテルに戻れました。
余談になりますが、Uberだと10分ほどの距離だったんですが、スマホの電波がないわたしはUberを呼ぶことができず、MRTで帰るしかなかったのでした... とほほ。
持ち帰った屋台の小吃で、ホテル飲み。
ホテルに戻ったのは0時すぎ。お子サマーもご主人サマーも寝静まった後でした。コンビニでスーパードライを買い込み、臭豆腐とネギ餅をいただこうと思います。
まずはネギ餅から。焼きたてだったのにMRT移動で時間がかかり、残念ながら冷えてしまいました。
食べてみると、層になった生地の間にネギ・卵・台湾バジルがサンドされています。想像しやすい味です。
こちらは臭豆腐。厚揚げのような形で、串刺し状態で2本入っていました。思ったより臭くなかったし、食べやすかったです。食感は厚揚げがもう少しスポンジっぽくなった感じ。添えられたキムチっぽい漬物がシャキシャキでおいしかったです。
まとめ。
ということで、台湾市内にある「公館夜市」を訪れました。夜市って場所ごとに雰囲気が異なりますが、この公館夜市は通り沿いの食堂がどこもおいしそう。観光客向けではなく、地元の学生向けなんだろうな。今回はTHE WALLというライブハウスへいくのが第一目標だったのですが、ここへ行く人たちは公館夜市にも足を運ぶと思うので、是非周辺の食堂にも立ち寄ってみて欲しいです。次回わたしがこの夜市を訪れることがあったなら、兄弟蚵仔麵線と水源市場は必ず立ち寄ろうと思います。きっと来年の台湾遠征があるハズなので、また同じハコだといいなぁなんて思っています。
終わり。
住所:Lane 90, Section 4, Luosifu Road, Da’an District, Taipei City, 台湾 100
(*・ω・)つ 台湾食べ歩き情報もどうぞー♩