台北・公館夜市の名無し食堂(夜市肉羹蚵仔煎)で遅ごはん。

2018年12月12日

台北・公館夜市の店名不明な食堂の店内。

台湾のTHE WALLでライブを見た後、公館夜市で遅めの夕飯を食べようと思っていました。帰り道だし、夜市なら多少遅くても食べ物屋さんはやっているだろうと。しかし、ライブハウスを出たのは23時近く、しかも日曜の夜なのです。公館夜市に向かうと閑散として、営業しているお店も少なく、困ったなーと思いながら歩いていたら、食事をしているお客さんがいる食堂を見つけました。お店に店名が見当たらず、Googleマップ上では「夜市肉羹蚵仔煎」とされているものの、この記事では「名無し食堂」とします。どなたか店名をご存知の方は問い合わせフォームまたはツイッターでご連絡ください。

台北・公館夜市の店名不明な食堂の外観。

名無し食堂の入り口で「綜合麺」と告げてみました。読み方がわからないので、それっぽく「そうごうみぇん」と適当に。店員さんに「ホット?コールド?」と確認され、ホットと答えて入店しました。店内はごく普通の食堂です。

台北・公館夜市の店名不明な食堂の店内。

綜合麺がやってくるまで、カウンター席に乗せられたお箸が気になりました。日本のように同じサイズが均等に並ぶわけでなく、いろんなサイズがバラバラと入っています。年齢別・好み別で好きなものを選べるし、最初から設置しておけば店員さんに声を掛けることなく使えます。これはこれで合理的。

台北・公館夜市の店名不明な食堂で料理と待つ間、お箸を見ながら過ごした。

そんなことを考えているとお料理が運ばれてきました。あれっ、想像していたものと違う... 私の考えていた綜合麺は、牡蠣とモツの台湾では定番のヤツ。これは...何...(おそらく、綜合羹(TWD75)と思われる)。

台北・公館夜市の店名不明な食堂の綜合羹(TWD75)。

これもひとつ旅の経験、と思いそのままいただきました。とろみのついたスープは、カツオのような魚出汁が薄く、味も薄く... 優しい味というか、味がないというか。ただ、この日の夜は気温が下がっていたので、体が温まってよかったです。

台北・公館夜市の店名不明な食堂の綜合羹のスープは、魚介っぽい香りがした。

麺を持ち上げると、ソフト麺的な柔らかさの丸麺があらわれました。この麺はスープ絡みもよいと思うんですが、如何せん味がしないので物足りない... 台湾ではこのくらいの薄さがデフォなのかしら?

台北・公館夜市の店名不明な食堂の綜合羹の麺はソフト麺のような柔らかさ。

こちらは麺に乗せられていた揚げ物。日本の駄菓子で食べたような記憶です。いかフライみたいな印象。スープに浸しても、スープが薄くておいしくならない...

台北・公館夜市の店名不明な食堂の綜合羹の上に乗せられた謎の揚げ物。

こちらは魚のすり身的なもの。これも味薄でした。

台北・公館夜市の店名不明な食堂の綜合羹の上に乗せられた、謎の練り物。

おもしろいなと思ったのが、麺に台湾バジルが入っていたのです。今回の台湾旅行で気付いたことのひとつに、台湾のB級グルメにはこのバジルがよく使われているという点です。日本で食べるバジルよりミント感が強く、ミントなのかバジルなのか最初は区別できませんでした。印象の薄いお料理にバジルが入ると、印象がパーッと明るくなって良かったです。

台北・公館夜市の店名不明な食堂の綜合羹には台湾バジル(九層塔)がトッピングされていた。

ということで、台北・公館夜市の名無し食堂で綜合麺を注文したつもりが、全く違うお料理が出てきたお話でした。中国語も英語もわからないので、こういうことも起こり得るよなー。旅のいい思い出です。最後に、店名がわかる方は問い合わせフォームまたはツイッターでお知らせいただけると嬉しいです!よろしくお願いします。
終わり。

住所:100 台湾 Taipei City, Zhongzheng District, Lane 136, Section 4, Luosifu Road, No. 1-2

(*・ω・)つ 台湾食べ歩き情報もどうぞー♩

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ユッキー@毎日ビール

沖縄移住10年のブロガーによる、定番グルメからローカル店まで沖縄情報。国内外の旅グルメ・ビアバーめぐりの情報も。クラフトビール歴は16年、ブログ歴12年、カーチャン歴7年。

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