宜野湾市愛知にある「麺処 わた琉」へ行ってきました。
店名のわた琉を何と読めばいいのかずっと悩んでて、我が家ではワタルと呼んでいますが、ネット上ではワタル派とワタリュ派が分かれているようです。ならばとお店の公式ツイッターを確認したところ、アカウント名が「麺処 わた琉 (mendokoro wataryu)」であるのに対し、idは「@men_wataru」でした。
結論が出ないまま、我が家での呼び方「ワタル」で進めさせていただきます。
もくじ[隠す]
宜野湾「麺処 わた琉」のおいしいラーメン&つけめんを食べてきた。
どこにあるの?駐車場は?
お店は宜野湾市愛知の国道330号線沿い、宜野湾自動車学校の隣にあります。すぐ近くにはラブメン本店があって、ラーメン街道になりつつあるぞ〜と個人的に。なりつつあるというか、以前からその傾向が強いのかもしれません。
わた琉の専用駐車場はお店の前に3台分、そして浦添寄り50mのところにも広々とした専用駐車場があります。店前まで行って空きがなければ残念なので、いつも専用駐車場停めてから食べに行きます。こっちの方が停めやすいので、運転下手なわたし的には重宝しています。
メニューは券売機でチェック
入店したら、まずは券売機でメニューを決めます。
中華そば(醤油/塩)、魚介豚骨ラーメン、限定メニュー、トッピング(味玉・メンマ・チャーシュー)、サイドでごはんものというラインアップです。最近はつけ麺もやってたりします。その日訪れてメニューを決めるならば、ラーメンなら塩か醤油、それともつけ麺にするかどうか。卵をつけるか、チャーシューを増すか。このくらいは頭に入れて訪れるとスムーズでしょう。
もっとシンプルなメニューが客席にもありました。券売機もこちらのメニューもこちらは2021年7月時点のメニューなので、最新情報はお店にてご確認ください。
店内の様子
わた琉の店内はカウンター席とテーブル席があります。シックな空間でオシャレ。
配置も広めで子連れでもベビーカーごと食べに入れるので家族連れで食べにきやすいですね。ベビーチェアも用意があり店員さんがすすめてくださいますが、うちのお子サマーはベビーチェア絶対使わない病のため一度も利用したことがありません。
店員さんに食券を手渡したら、卓上にあるわた琉のラーメンに関するこだわりを読みながら待ちます。メンマとかどうやって作るんだろうね。全然想像つきません。
実食!グルメレポート
チャーシュー中華そば(塩、1080円)
まずはチャーシュー中華そば(塩、1080円)からレポートです。ウマそうなこと、この上ない。
まずはスープから。わた琉のスープ、これがウマい。鶏の他、豚・牛・乾物・香味野菜を合わせた動物系スープと煮干しスープをブレンドしているそうです。
最近我が家でもブライニングした豚を茹でるようになって、茹で汁にニンニク・昆布・生姜あたりを試しに加えてみたら、すっかりラーメンスープになりました。作り方を経験すると、ラーメン店のウマいスープに以前以上に経緯を持ちます。あっさり・キリッ・旨味のスープは永遠に啜りたくなりますね。
麺は細めんと中太手もみ麺からお好みで選べます。塩スープには細麺がいいかなぁと悩みましたが、好みの中太手もみ麺をチョイス。うん、ウマい。
今回はタンパク質補給をしたくて、チャーシュー中華そばにしました。ネギ下に豚バラ肉とレアチャーシューの2種類が盛り付けられています。どちらも柔らかく、お肉の食感もしっかりあり、肉を喰らう満足感に浸れます。以前どこかのお店で食べたレアチャーに臭みを感じ、実はそれからずっと苦手でした。しかし、わた琉が克レアチャーを服させてくれました。おいしかったー。
スープには工夫があり、丼の奥の方にシソを仕込んでいました。ただの刻みではなく、揚げているのか何なのか。これにより塩味の中華そばが洋風に大胆チェンジします。一度に二度おいしいって、これのことですよ。
チャーシューつけ麺(1100円)に味玉トッピング(+100円)
2020年に入って最初のわた琉に訪れると、特製豚骨魚介つけ麺がありました。券売機にお金を投じ、ボタンを押したのはチャーシューつけ麺(1100円)。そして味玉をトッピング(+100円)。年始です、豪華にいきましょう。
わた琉のチャーシューがおいしいので、ラーメンもつけ麺もチャーシュー増しで食べがちです。この日も肩ロースと豚バラの2種類がたっぷりと。めんの盛り付けも美しく、端に柚子の皮がちょこんと乗せられています。
つけダレは豚骨と魚介のバランスが良い感じ。濃厚です。荒みじんのタマネギはあまり存在感を感じません。
太麺をつけダレにドボン。つけ麺ってあまり食べたことがなく好きとか嫌いの判断がつけられないのですが、わた琉のつけダレは甘さがなく濃厚でしょっぱさが印象的でした。もうちょっと魚粉が強い方が好みかも。
味玉(100円)は100点満点だー!黄身がとろとろで好み。わた琉ではチャーシューと味玉は絶対だなぁ。
特製中華そば(醤油、980円)
振り返ると、醤油推しであろう麺処 わた琉において未だ醤油味のレポートをしていなかったんですね。過去記事を眺めつつお店に到着し、券売機で特製中華そば(醤油、980円)をポチリ。
特製とつく麺には2種類のチャーシューが2枚ずつ、そして味玉、メンマ、ネギが乗せられています。旨味と香りの良い醤油スープはあっさり。味の濃さもバランスも良いです。おいしすぎて、スープの写真をすっかり撮り忘れました。
オーダー時に細麺か手もみ麺のどちらにするか3秒悩み、口から出た答えは手もみ麺。これ、お店の方に聞いていないのですが、塩と醤油では麺を使い分けているのでしょうか。この日の麺はビロビロ感が強く口に入る時も踊るような食感で、なんだこれは!と思いながら夢中で麺をすすりました。ウマい。面白い。色々試されているのかもしれません。最後まで味変せずに完食しました。
平日限定のランチ肉飯(150円)
平日限定のランチ肉飯(150円)をいただきました。しっかり焼き目の豚肉の上にすり下ろしタマネギを使っているようなタレ、千切りの長ネギが乗せられています。
お肉の下には黒胡椒たっぷりのごはん。この黒胡椒の風味が肉飯全体をシメてくれます。このままでもおいしいのですが、さらに味玉を乗っけてかき込みたい欲求!
お子様ラーメン(250円)
わた琉にはキッズメニューがあるのも嬉しい限り。わた琉の入り口付近に置かれたホームパイをひとついただき、頬張りながらラーメンを待つのが定番です。
お子様ラーメン(250円)がやってきた瞬間、小さな手が海苔を拐っていきました。小さい子ってどうして海苔が好きなのでしょうか。お子様ラーメンはこんなに安いのに、メンマ・チャーシュー・味玉が乗せられています。ありがたい。
これまでどの店で食べてもメンマを食べられなかったお子サマー。わた琉は全て食べ切りました。全部食べられて良かったねぇ。最後はスープも完飲です。
特製豚骨魚介ラーメン(1000円)
とっても久しぶりのわた琉。ご無沙汰のため定番の中華そばと悩んだ結果、こってりな特製豚骨魚介ラーメンを注文しました。全部乗せで1000円です。
まずはスープから。おいしそうな色に思いませんか。豚と煮干しの他、鶏なども使ったスープに、薄口と濃口の2種類の醤油をブレンドしているそうです。こってりだけどキツくなく、バランスの取れたスープでした。
お次は麺を。国産小麦粉を使用した中太麺で、存在感のあるスープに負けないツルツル麺でした。大盛りにしても良いかなって思うくらい、あっという間に食べ尽くしたのでした。
チャーシューはふたつの部位のお肉を使っています。現在は豚2種類のレアチャーなんですかね。おいしいので全然OKだし、できることならチャー増しにして食べたかったです。
そして味玉。豚骨魚介のスープと一緒に頬張ると、もうおいしくて!たまらんヤーツ!
まとめ
ということで、宜野湾にある「麺処 わた琉」に行ってきました。以前、中華そばの醤油味を食べたのに写真が行方不明でレビューできていません。次回は改めて醤油味を食べてみよう。わた琉は2019年8月にオープンした新店ですが、既においしいと評判です。
ここ1〜2年、沖縄においしいラーメン店がどんどん増えていて、まさに沖縄ラーメン戦国時代といった感じ。与那原のNAGISA(ナギサ)、浦添のRyukyu Ramen Apollo(リュウキュウラーメンアポロ)、そして宜野湾の麺処 わた琉。あっさり清湯スープを食べたい時、どこに行こうか悩むんだよなぁ。よく使う国道330号線沿いを通りがかりに立ち寄れるわた琉は、地の利があると思うのです。
終わり。
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お店の情報
店名 | 麺処 わた琉 |
住所 | 〒901-2206 沖縄県宜野湾市愛知1丁目1-6 |
営業時間 | 11時半〜15時/18時半〜22時 |
定休日 | 火曜の夜、水曜 |
駐車場 | 店前と近隣に専用駐車場あり |