那覇市泊にある「ホテルプチスイート崇元寺石門」に宿泊してきました。こちらはアパートメントホテルで、沖縄はもとより日本でもまだまだ馴染みの低い形態かと思います。客室内には日用家電が充実して自炊可能、長期滞在に向いています。ですが、スタッフは24時間常駐ではありません。この辺りをあらかじめ理解した上で利用するとより良い滞在になりそうです。ということで、さっそくホテルプチスイート崇元寺石門のレポートいってみよ〜!
沖縄UDSの小規模ホテル「ホテルプチスイート崇元寺石門」に泊まってきた
どこにあるの?駐車場は?
ホテルプチスイート崇元寺石門は那覇市内にあります。国際通りの徒歩圏内、崇元寺通り(そうげんじどおり)沿いに位置します。国の重要文化財に指定されている崇元寺公園に隣接し、客室の窓から公園の大きなガジュマルを眺められます。周辺には住宅街が広がり、コンビニやコインパーキングが点在。ゆいレールの牧志駅・美栄橋駅から徒歩10分弱、那覇空港から5キロメートルほどの距離なのでタクシーでも10分+αで到着できそうな場所です。このホテルには専用の駐車場がありません。車で滞在するなら周辺のコインパーキングに停車しましょう(一晩で1800円くらいでした)。
チェックイン・チェックアウトの時間
ホテルプチスイート崇元寺石門のチェックイン・チェックアウトの時間です。このホテルにはフロントがなく、またスタッフは24時間常駐でもありません。そのためチェックイン時間があらかじめ決められ、その時間帯にだけスタッフが対応しにやってくる形式をとっています。もし夜間に何かあった際は夜間対応スタッフが別の場所から駆けつけてくれるので心配は不要です。こちらは2021年3月時点の情報です。最新情報は公式サイトまたはチェックイン時に必ずご確認を。
チェックイン | 15時〜19時 |
チェックアウト | 11時 |
施設の外観と共用部分
写真中央、6階建ての建物がホテルプチスイート崇元寺石門です。右隣には崇元寺公園があり、大きなガジュマルの茂みが写り込んでいます。
建物1階付近にいても、ホテルだとわかりやすい看板は出ていません。ちょっとだけ不安になりながら扉を開けると、スタッフの方が待っていました。
チェックインを済ませた後はエレベーターでお部屋に向かいます。ホテルプチスイート崇元寺石門は1フロア1室、全5室という小さな施設です。つまり1日に最大5組しか滞在できないという特別感も感じられます。5つの部屋ごとにコンセプトが異なり、滞在する部屋によって見え方や楽しみ方が変わるおもしろさがあります。
4階LIBRARYの客室
わたしは4階のLIBRARYという部屋を予約しました。
柔らかな革製キーホルダーのついたルームキーで入室です。これ、石門をイメージしているんだって。
4階LIBRARYのお部屋は35平米、定員2名となっています。この施設が2020年9月に開業するニュースを見てから、わたしはこの部屋に滞在したかったのです。
ベッド越しのカット。ダークブラウンの書斎、とっても憧れます。ああ、こういう仕事部屋が欲しい。
ベッドまわり
お部屋の真ん中にダブルベッドが配されています。ベッドも枕も寝心地がよかったです。
部屋着は2着用意されていました。
デスクと書籍
部屋に入ると目に入る、窓側のカウンターにずらりと並んだ書籍類。お部屋の演出でありつつ、読書にも使えます。
引き出しの中はほとんど何も入っていないけれど、長期滞在時は役立ちそう。
この部屋を選んだのは、PC作業に集中できそうだったから。家の中に仕事部屋を持っていないわたしは、こういう自分だけの場所でブログ作業がしたいのです。この場所で数時間作業しましたが、とても順調でした。
もうひとつのデスク
室内にはもう1箇所デスクが設置されています。こっちは荷物置きとして利用しました。
マッサージチェア
お部屋の端っこに、マッサージチェアが置かれています。普段マッサージなんて受けないけれどこの日は長時間座っていました。
足まわり・腰まわり・背中・肩・腕まわり。自分好みの強弱・ほぐし方に設定できるから、長居しちゃうよね。ここでぼーっとしながらマッサージしていました。
重低音が嬉しい!ポータブルスピーカー
今回の滞在で地味に嬉しかったのがこのポータブルスピーカー。こんなにコンパクトなのにめっちゃ使えて大喜び。
Bluetoothで繋いだスマホから音源を飛ばし、重低音を鳴らします。音量を大きめにしても音割れしないのが強み。これ、いいじゃない。ノリノリでPC作業しちゃったわ。
空気清浄機&掃除機
今回は利用しませんでしたが、加湿機能付空気清浄機とポータブル掃除機もお部屋に設置されていました。アイテムを黒に揃えているのも、このお部屋のかっこいいところ。
キッチンまわりの家電
キッチンまわりの家電も主に黒だらけ。卓上IHや電子レンジもあって長期滞在にも向いています。
コーヒーメーカーはネスプレッソ。4杯分のカプセルが用意されています。
コーヒーメーカーは飲みたい時に飲みたい分だけ手軽に使えるのがいい。
マットな黒ケトルも素敵。
冷蔵庫の中にはお水が2本。こちらはフリーでいただけます。
こちらはドラム式洗濯乾燥機。洗濯機はさすがに黒ではありませんが、コンパクトでいいなぁ。室内で洗濯するのって何ものにも代え難い快適さがありますよね。長期滞在にも向いてるし、荷物少なめで観光に訪れても安心です。
シンク下には洗剤やキッチン用品が置かれていました。便利すぎる。
壁側の扉にはキッチンアイテムが。パッと見では生活感を感じさせず、それでいて必要なものを揃えてくれる。ここに住めと言わんばかりに充実しています。
洗面台・トイレ・お風呂
お部屋の奥の扉を開けると、水回りがひとまとめになっていました。シンプル設計のイマドキなタイプ。
コンクリート打ちっぱなしの床にぽつんとタンクレスなトイレ。
お風呂場。水圧・湯温ともに問題なし。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープはニューヨーク発のMALIN+GOETZで揃えています。個人的に、ペパーミントのシャンプーの香りが好みではありませんでした。シャンプーは自分で持ち込めばいいので、特に問題はありません。
アメニティ類
アメニティ類も黒系。歯ブラシ・かみそり・綿棒・ヘアブラシなど。
ヘアドライヤーはmod's hairで風量と強さがいい感じでした。今のドライヤーが壊れたら、mod's hairを検討したい。
部屋からの眺め
夜、窓の外に広がるのは崇元寺公園の大きなガジュマルの茂みと、那覇新都心のツインタワーの灯り、そして崇元寺通りを行き交うヘッドライト。しばらくここでぼーっとしていました。わたしにぼーっとする時間を与えてくれる場所、それがホテルプチスイート崇元寺石門だったなぁ。
まとめ
ということで、那覇市泊にある「ホテルプチスイート崇元寺石門」に宿泊滞在してきました。わたしが滞在した4階LIBRARYの他にも、2階THEATER、3階LIVING、5階DINING、6階RETREATというお部屋があります。滞在して感じたのは、お気に入りの客室に固定ファンがつく施設ということ。わたしは4階LIBRARYが気に入ったし、またここで集中してPC作業したり、ぼーっとしたりしたいものです。
このアパートメントホテルはUDSの現地法人・沖縄UDSが運営しています。わたしはUDSが手がけるホテルにいくつか宿泊済みでUDSがお気に入り。なので沖縄県内のUDSのホテルを注目しているし、今度いつ泊まれるだろうとチャンスを窺っています。沖縄UDSがこれからどのように展開していくのかも楽しみですね。
終わり。
お店の情報
店名 | ホテルプチスイート崇元寺石門 |
住所 | 〒900-0012 沖縄県那覇市泊1丁目8-1 |
営業時間 | 24時間(但しスタッフ常駐なし) |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | なし。近隣のコインパーキングを利用 |