函館・湯の川「熱帯植物園」植物園だけど、サル山や水遊び、足湯だって楽しめます!

2018年5月9日

日向で毛づくろいをするお猿さん。

函館・湯の川にある「函館市熱帯植物園」に行ってきました。こどもの頃からその存在は知っていたものの、訪れたのは初めて(もしかすると覚えていないだけかも)。今回はお子サマーが動くものを目で追い、楽しむようになったことから、熱帯植物円にあるサル山を目的に訪れました。9月の暑い日だったので、めっちゃ汗かいた〜!

函館・湯の川にある「函館市熱帯植物園」の入り口。

「函館市熱帯植物園」に行ってきた。

函館市熱帯植物園の場所。

函館の熱帯植物園は、函館空港からも近い湯の川エリアにあります。大森浜に面した湯の川温泉街の外れあるのですが、漁火通(国道278号線)から逸れた道に入っていくので、カーナビに案内をしてもらって到着しました。無料の駐車所がありますので、車はそちらへピットイン。

入園料金と敷地内の様子。

正門を通り抜けると、すぐに受付があるので入園料を支払います。大人は1人300円、小・中学生は1人100円ですが、函館市内の小中学校に在籍または函館市在住で市街の小中学校に通っている学生の場合は、無料になります。未就学児は居住地問わず無料です。

窓口で入園料を支払う。大人は1人300円。

敷地に入ると奥には温室。その右手には幼児用の遊具が並ぶちびっこ広場、左手にはサル山という位置関係です。

函館・湯の川にある「函館市熱帯植物園」の敷地に入ってすぐ。

夏のサル山。

今回訪れたのは2017年9月。函館の9月というのは、もう秋っぽさが漂っていたりするのですが、この日は夏日で暑かったんですよね。そんな夏の気配が残るサル山の様子です。

「函館市熱帯植物園」のサル山。

熱帯植物園のサル山は、サル山を上から眺めるような展示になっています。そもそも熱帯植物園になぜサルがいるのでしょう。

サル山を眺めるお子サマー。

この熱帯植物園は1970年にオープンし、その翌年に来場客を楽しませようという目的でサル山ができたそうです。しかも熱帯地方のサルではなく、本州から連れてこられたニホンザルという。このおサルさんたち、毎年冬になると各局のニュース番組で取り上げられるんですよね。冬の寒さをしのぐためお湯に浸かって暖をとる姿がお茶の間に流れます。

熱帯植物園は湯の川温泉街にあるので、このお湯も湯の川の温泉なんだろうな。羨ましい。

☆椅子さん(@isuisuisu7)がシェアした投稿 -

ただ、わたしが訪れたのは夏の期間。さすがに温泉はありません。普通におサルさんを眺めて終わろうと思ったところ、我らが近づいてきたことを見た一匹のサルが、高い枝に登ってきました。

ボスザルが高いところに立ってアピール。

人間が近付いてきたらいいことがある、そう理解しているんでしょうか。そりゃあそうだ、受付でサルの餌(100円)が販売されているので、これを投げ込む来園者は多いでしょう。もちろん、わたしもサルの餌を手にサル山にやってきた人間の1人です。

受付で販売しているサルの餌は、1袋100円。

エサを投げ込んだ場所めがけてサルたちが走り始めます。しかし枝の上のサルはじっと投げ入れる人間を見つめるのみ。彼はこの枝に投げてくれるのを待ち、キャッチしては独り占めするという、なんとも頭の良いサルでした。バランス感覚もすごかったよ。

ボスザルが獲物を狙う仕草をする。

わたしはノーコンですし、風が吹けばふいーっと流れて行ってしまうほど軽い餌を何度も池ポチャさせてしまいました。ここは冬場はサル山温泉になるところですが、夏場も水が張られています。池ポチャしてしまった餌に駆け寄り、勢いよくダイビングするのか!?と思ったら...

サル山に餌を投げ入れるも、プールに入ってしまう。

水に入るわけがなく、餌がプカプカと岸までたどり着くのをずっと待つおサルさん。岸までやってきた瞬間、身を乗り出してガッと掴み取っていました。かしこいなぁ。

プカプカ浮かぶ餌が岸にたどり着くと即座に食べる。

サル山のおサルさんたちは餌の争奪戦の他、日向ぼっこや毛づくろいをして、まったりまったり。

日向で毛づくろいをするお猿さん。

熱帯植物いっぱいのジャングル的な温室へ。

おサルさんの後は、熱帯植物を育てている温室へ向かいました。温室前にはおサルさんの顔ハメ。

「函館市熱帯植物園」の温室前にはお猿さんの顔ハメ。

温室入り口手前にも、おサルさんのゴミ箱。イメージを徹底しております。

温室の入り口にはお猿さんのゴミ箱が。

植物園の温室に入ってみます。

いざ、温室の中へ。

さっそくジャングルです。この日は夏日で、温室内も暑いです。さすが熱帯植物園。わたしはともかく、抱っこ紐のお子サマーの様子を気にしつつ園内を進みます。

「函館市熱帯植物園」の中は、まるでジャングル!(その1)

沖縄で見慣れたハイビスカスも咲き乱れます。

「函館市熱帯植物園」に咲くハイビスカス。

熱帯気候といえば、そうです!ピラニアです!

熱帯気候のお魚といえば、ピラニア!

温室内にはせせらぎコーナーがあって、亀やコイ、ナマズなどが飼われています。

亀の甲羅干し。

進路順に沿って歩き回ると、いろんな花が見られます。

「函館市熱帯植物園」に咲く花(その1)。「函館市熱帯植物園」に咲く花(その2)。

ブーゲンビリアの撮影スポットもありました。

「函館市熱帯植物園」にはブーゲンビリアの撮影スポットも。

その近くでは、なんとパッションフルーツの実!南国フルーツでおなじみのパッションフルーツって、こうやってなるんだなぁ。

室内でパッションフルーツが作られていた!

水遊びができるプール的存在の「水の広場」。

温室の一番奥側に、「水の広場」への案内が出ていました。どうやら外に出るっぽいです。

温室から、水の広場へ移動してみる。

熱帯植物園の建物裏手には、こんな遊び場があったんですねぇ。子連れで函館帰省した友人から「こどもらを連れて熱帯植物園で水遊びしてきた」と聞いて、頭が「???」となりました。熱帯植物園で水遊び、とは?その答えがこちらです。プールみたいな遊び場があったんですね!全然知らなかったわぁ。ここ、毎年5〜10月まで水が張られているそうです。

「函館市熱帯植物園」の水の広場。夏はこども達のいい遊び場だ。

夏場になると、子連れで水遊びを楽しむ家族がいっぱいになりそうだなぁ。なんせ、この熱帯植物園は函館在住の小・中学生であれば入園料が無料ですから。天気の良い日にこのプールで水遊びできるのは嬉しいはず。

ハコさん(@haco0528)がシェアした投稿 -

水の広場にはいくつか注意事項があります。深さが30〜40cmにもなるようで、思ったよりも深そうです。特に小さなこどもを連れて来た時は目が離せません。更衣室も女性用しかないので、男性は、着替えない/車で着替える/そのへんで着替える、ということになりそうです。これ、小学校低学年の男の子はまだいいけど、小学校高学年や中学生になると、どうするんだろ?男性更衣室がない点、男児の母としてはちょいと気になります。

「函館市熱帯植物園」水の広場の注意事項。

温水シャワーもあるので、水遊びの最後に体を流すこともできます。こちらの温水シャワー、16時で終了するので利用時間にご注意を。

水の広場には温水シャワーがあって便利。

1回50円の「バッテリーカーコーナー」!

水の広場近くには、「バッテリーカーコーナー」がありました。

「函館市熱帯植物園」のバッテリーカーコーナー。

このバッテリーカー、1回50円。めっちゃ安い!小学生以下が対象の乗り物だそうです。

バッテリーカーは1回50円と安い!

休憩スペースで軽食がとれます。

さて、外から温室内に戻り、ブーゲンビリアの木の下にある休憩スペースで水分補給休憩を入れることにしました。

「函館市熱帯植物園」の休憩スペース。ここで飲食ができる。

熱帯植物園内は飲食OKなようです。休憩スペース近くには軽食やドリンクの自動販売機がありました。ここで購入してもよいですし、持ち込みで食べ飲みすることもできそうです。水の広場や屋外遊具で遊ばせてた後、ここでランチ休憩やおやつタイムをとるのも良いですね。

「函館市熱帯植物園」にある自動販売機。

温室に戻り、サル山のでき事を眺める。

再び温室内を歩き、出口へ向かいます。すると「サル山のでき事」という展示が目に入りました。歴代のサルたちを撮影し、その様子を詳しく説明しています。

「函館市熱帯植物園」にあったサル山のでき事という掲示物。

これが割と読み応えがあって... 熱帯植物園に来たのに、サルの知識を身につけて帰ることになりました。

サル山のでき事のアップ。

こども達が描いたサルの絵の展示コーナーもあるほどです。おサルが浸透しすぎや〜!

こども達が書いたサルの絵。

帰り際に見かけた足湯コーナー!

そろそろ退園しようかと思った時に、足湯コーナーを見かけました。詰めれば8人くらいは入れそう。でも先に楽しんでいる人もいたし、こちらは子連れで足湯用のタオルも持って来ていないしで、今回は入浴を断念。後から知ったのですが、タオルは受付で販売しているそうですよ。

「函館市熱帯植物園」では、温泉熱を利用した足湯が楽しめる。

まとめ

ということで、函館の湯の川にある「函館市熱帯植物園」を訪れました。こどもを持って初めて訪れる遊び場はいくつもありましたが、熱帯植物園はまさにそれ。こどもがいなければきっと訪れることがなかったと思います。熱帯植物園の情報を調べるにあたり、インスタのタグを見ていたら、7〜8割がおサルさんでした。熱帯植物の割合、低っ!それくらいサル山が浸透していて、温泉に浸かるおサルさんが人気ってことですね。夏は水の広場で水遊び、冬はサル山の温泉ザル。こどもがもう少し大きくなったら、改めて訪れたいと思います。
終わり。

住所:〒042-0932 北海道函館市湯川町3丁目1-15

(*・ω・)つ 北海道食べ歩き情報もどうぞー♩

 あわせて読みたい

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
毎日ビール.jp プロフィールカード用

ユッキー@毎日ビール

沖縄移住10年のブロガーによる、定番グルメからローカル店まで沖縄情報。国内外の旅グルメ・ビアバーめぐりの情報も。クラフトビール歴は16年、ブログ歴12年、カーチャン歴7年。

-おでかけ, レジャー・外遊び, 函館市, 北海道, 湯の川, 観光スポット, 都道府県別
-