ある週末のこと。お子サマーが「前に行ったざるそばを食べたい」というので、松尾庵に行こうと思ったら閉店されていて…。そこで別の日本蕎麦屋へと向かったのが、浦添の「蕎麦と肴処 和ノ実」でした。大雨の日でしたが、店前にある駐車場はほぼ満車。状況から人気店であること、そしてお味も間違いないだろうことが予測できました。
お店の位置もわかりにくいけれど、入り口もわかりにくいです。この緑の下に入り口があります。
和ノ実の店内は意外と広く、我々はこちらのテーブル席に案内されました。
他にも個室もあり、予約も受け付けているようです。いくつものお部屋に客席があったので、ちょっとした迷路で迷いました。
店内はアットホームな雰囲気もあり、うちのお子サマーはキッズスペースに用意されたホワイトボードに夢中。マグネットやペンで好きに遊んでよいみたい。本格的な日本蕎麦屋さんなのでしょうけれど、ファミリーに優しいのはとってもありがたいことですね。
こちらが和ノ実のメニューです。ざる蕎麦・かけ蕎麦の単品の他、セットメニューにトッピング、そしてお子様メニューも用意されていました。
この日、わたしはかき揚げセット(1200円)をオーダーしました。ざる蕎麦にかき揚げと小鉢という組み合わせです。
まずは、ざる蕎麦からいただきました。石臼で挽いた蕎麦を毎日手打ちしているそうです。蕎麦つゆをつける前に、蕎麦だけでいただいてみました。コシがあり、蕎麦の良い香りも楽しめます。
続いて、蕎麦つゆにつけていただきました。蕎麦つゆは昆布と4種類の節(うるめ節・宗田節・鯖節・沖縄県産鰹節)から取っているそう。食が進む香りの強さに、甘さ控えめのシャープな味わいが好みでした。つゆの量が少なめで上品です。
セットのかき揚げは見るからにカラフル。こちらは季節の野菜と小海老のかき揚げとなっています。そして、珍しい形状です。分厚く、ゴロンとしています。なんというか、円柱のような形状です。
割ってみるとインゲン、タマネギ、パプリカ、カボチャ、ナス、ズッキーニ、エリンギなどと小海老が入っていました。いろんな食感、味わいの中に海老の香りがおいしかったなぁ。紫色の塩で食べたり、蕎麦つゆにつけて食べたりと、味を変えて楽しめます。
小鉢は昆布。クーブイリチーのようで、こちらもうまし。
蕎麦の量は少なめです。大盛りにするかざるをもう一枚追加するか、あるいは炊き込みごはん付きのセットで満腹になるかな、といったボリューム感でした。食後はとろみのある蕎麦湯で割って、蕎麦つゆをいただきました。
さて、こちらはお子サマーが注文したざる蕎麦(700円)です。キッズメニューはうどんしかなかったこと、そしてうちの5歳児はキッズメニューじゃ足りなそうなので、ふつうにざるをオーダーしました。おいしかったようでペロリと完食。どうも量が足りなそうで、カーチャンの蕎麦も分けてあげました。
もともとのボリュームが少なめな上に、お子サマーにシェアしたわたし。お腹に余裕がありまくるので、食後のデザートをいただくことにしました。
夏季限定の冷製茶碗蒸しも気になりましたが、甘いものが欲しくなりわらび餅(250円)をチョイス。韃靼蕎麦茶を使って作っているそうで、ぷるっぷる、もっちもちの食感でした。甘さは控えめで上品。わらび餅そのものはクリアで、きな粉と黒蜜が心地よく香ります。削った黒糖でしょうか、サクッとした食感もありました。
ということで、浦添市港川にある「蕎麦と肴処 和ノ実」でランチをいただいてきました。お子サマーの「ざる蕎麦食べたい」という主張から訪れた和ノ実さん、アタリもアタリの大アタリなお店でした。おいしかったのでまたすぐにでも訪れたいです。その時は絶対に大盛り or ざるを一枚追加 or かき揚げ&炊き込みごはんのついたセット、のいずれかにしようっと。なんせ、おいしいからいっぱい食べたいんだもの。
終わり。
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お店の情報
店名 | 蕎麦と肴処 和ノ実 |
住所 | 〒901-2134 沖縄県浦添市港川330-5 |
営業時間 | 11時半〜14時半(L.O.14時)/17時〜21時(L.O.20時半) |
定休日 | 火曜ランチのみ、水曜休み |
駐車場 | 店前に駐車場あり |