2014年のGW前半、バスとJRを使って山梨まで行ってきました。これまではスキーや富士山周辺、もしくは高速で通過するのみだった山梨県。今回、2日間ではありますが、縁あって山梨での食べ飲みが叶いました。
山梨と言えば、アウトサイダーブルーイング!丹羽さんと再会を期待していたのですが、事前調査で丹羽さんが不在と知りつつ、アウトサイダーの2階にあるブルーパブ・ホップスアンドハーブズは最低限の必須条件ということで小トリップ開始です。
さて、初日。
若干の二日酔いは否めない状態でしたが、なんとか起き上がって朝9時台の高速バスに向かいます。新宿高速バスターミナルはちょっとわかりにくい場所にありますが、GW初日とはいえそんなに混雑していませんでした。
二日酔いを覚ますため、新宿ミロードでGETした北欧パンを食べるわたし。
定刻3分前にバス乗り場に移動するものの、今回乗車した身延線は臨時設置乗り場からの発車で、バスターミナルから結構焦って移動しました。そのせいか、バスに乗り込んでからしばらく具合悪かったです。
途中、釈迦堂PAで休憩をとりつつ、3時間半ほどの移動で目的地 身延山に到着。目的地はこちらの久遠寺。こちらは日蓮宗総本山だそうで、鎌倉時代に作られたお寺さんだそうです。
大きな門を通って本堂を目指しますと、遠目に階段が見えてきました。ああ、あそこを登って行くのね~。
遠目だと伝わらない、かなり長い階段。後から調べたら287段あるらしい。下から見上げると、テッペンがどこにあるのかわかりません。今年の大雪の時は、この階段がスキーのジャンプ台みたいになってたとか。怖いわ~(汗)。
150段くらいまでは数えながら登っていたのですが、石の階段は高さもまちまち、踏み面の角度も平行だったり降り側へ斜面になっていたり、そして何より階段の角度が急で落ちたら死ぬ!という恐怖と覚悟をもって登らねばなりません。隣を歩いていた4歳くらいの男の子がスイスイ登っていくのを見て、年を取ると恐怖心が芽生えるなぁと改めて思いました。
休憩を入れつつ、階段脇に自生している何とも美しい花を見ながら、頂上へ到達。久遠寺は山の上にあるので、景色がとてもよかったです。見回すと山しか見えないんですが、これがまたいい。高層ビルに囲まれて空が狭く息苦しい都会の生活では得られない豊かに広がる緑と、ここまで登ってきた清々しい高揚感とで、非常に充実した気持ちでした。
撮影はしていませんが、久遠寺の中も見学させて頂きました。鮮やかで複雑な彫刻、美しい庭、八方睨みの龍が描かれた天井、日蓮の誕生から亡くなるまでの展示などを見まして、古くて大きいお寺だと理解できました(仏教全然わからん小学生並みの感想…)
その後、更に頂上に向かうロープウェイに向かったのですが、数分差で乗れず。20分に1本しか走っていないので、頂上からの眺めは次回へ持越し…ということで、下山。下山途中で見かけた川沿いの景色がまたなんとも言えない風情がありまして、暫しぼーっとしてしまいました。
その後、お坊さんや一般の参詣者が寝泊まりできる施設の1つ、志摩房でビール休憩をとらせていただき、ビールを飲みに甲府へ移動!
続く。
(*・ω・)つ 山梨食べ歩き情報もどうぞー♩