那覇市泉崎にあるおいしいラーメン店「トルネコパーパ」に行ってきました。ラブメン系列のこちらのお店は、わたしの職場からも比較的近く、しょっちゅう食べに訪れています。ランチタイムに食べに行けるおいしいラーメン屋さんが増えて嬉しいなぁ。ということでさっそくレポート行ってみよ〜!
泉崎の人気ラーメン店「トルネコパーパ」について
どこにあるの?駐車場は?
トルネコパーパは那覇市泉崎にあるラーメン店です。国道58号線の泉崎交差点を那覇市役所方面に曲がってすぐの場所にあります。同じ通りには燕郷房や紅虎餃子房があるので麺をすすれる環境といえますが、ラーメン専門店の進出でグッと関心が高まった印象があります。ちなみに駐車場はないので、お店左隣にあるコインパーキングや周辺の立体駐車場に停めましょう。
お店の様子
泉崎交差点からすぐの場所にあるトルネコパーパ。うすイエローなお店を目指してください。
店内にはカウンター席とテーブル席がありました。タイル使いが印象的です。お店の野崎さんに店名の由来を聞いたところ「このへんは働くおとうさんの街だから」とのことでした。なるほど、各家庭のトルネコたちが麺をすすって午後もバリバリ働くと言うわけですね。
メニューをチェック!
トルネコパーパの注文方法は、券売機で食券を購入する仕組みです。券売機の定番メニューは4種類。①コッテリうまうま トルネコラーメン(平日ランチはライス無料)、②コッテリ辛辛 トルネコラーメンRED(平日ランチはライス無料)、③こっさりもちもちトルネコ肉中華そば(平日ランチは大盛り無料)、④唐唐肉汁チゲラーメン(ライス付き)となっています。
その他にもトッピングがあったり、汁なしでの注文も可能です。タイミングによっては限定メニューも存在するので、要チェックです。尚、こちらは2023年8月時点の情報なので、最新版はお店でご確認を。
実食!グルメレポート
こっさりもちもち トルネコ肉中華そば
オープン3日目に食べに行ったのは、こっさりもちもち トルネコ肉中華そば(850円、2022年6月時点)でした。ランチタイムは大盛り無料のサービスがあります。野崎さんに食券を渡すと、無条件で大盛りにされました。粋な計らい、ありがとうございます。午後は腹パンで仕事にならなそうだなぁ。笑
まずは透き通ったスープから。トルネコ肉中華そばは喜多方ラーメンをイメージして作られていて、熱々のスープは豚が香るアッサリ系でした。最近の沖縄ラーメンは濃ゆい系が流行っている気がしますが、アッサリは嬉しいなぁ。
麺は特注の多加水手揉み麺。プルプルでぴろぴろな麺をすすると、豚清湯がよく絡んでウマい。
食べ進めると、やたらと太い麺が現れました。これはなに?ワンタンの皮…?野崎パーパに話を聞くと、どうもいったんもめんというものだそう。製麺の際にできる麺の切れ端なんだって。つるんとおいしい!これ、気に入りました。
お肉は4枚。とろとろに柔らかくとろけちゃう豚バラチャーシューでした。めっちゃウマかった!
サービスでもらえる生卵を途中でドボン!溶き卵にしようか考えたけれど、アッサリ豚清湯だし、今回はそのままスープに入れました。
味変は、卓上調味料の中からブラックペッパーを。このスープにはコレでしょう!ウマかった〜!
コッテリうまうま トルネコラーメン
コッテリうまうまトルネコラーメン(930円、2023年8月時点)をいただきました。ランチタイムにはごはんがサービスされますが、今回はなしでお願いしました。オーダー時にニンニクの有無を確認されたので、「ください!」と即答しました。ニンニクがおいしいんですよね〜!
前回のトルネコ肉中華そばとは全然異なる、こってり濃い豚骨スープです。レンゲでスープをすくうと角のないスープで、油膜が張ってコテッとしています。味付けはそこまで濃く感じませんでした。なるほど、沖縄のラヲタたちが「ラーメン二郎系と家系の中間」とツイートしているのはコレか〜!背脂ではなく鶏油を合わせているそう。だからかな、とても食べやすかったです。
麺はモチモチ、ツルツルのやや太麺。この麺に油膜がまみれ、優しくも濃厚な味わいです。とにかくスープとのバランスが良いんだなぁ。わたしはこの店の麺線が好きで、箸上げしては見入ってしまいます。
厚切りの豚は濃い味の三枚肉。とにかくやわやわ。脂っぽさがほどよく抜けて、丁寧なお仕事を感じます。これもいいなぁ〜。そして二郎&家系のハイブリッドなラーメンですから、刻みニンニクがおいしいに決まってます。もっとニンニクを入れても良いくらい。次回はニンニクのトッピングを追加しようかな。
そしてコッテリうまうまトルネコラーメンにも入っていた、いったんもめん。ビロビロの切れ端もラブい〜!
サービスの卵に卓上調味料のラーメンタレを入れて、スキヤキスタイルで麺をすすりました。この卵、ご飯にかけても極上なはずね!うまうま!
味変といえば、卓上調味料の魚粉をふりかけてみると、旨味がアップ。豚と魚を掛け合わせるの、間違いなくおいしいわ〜。
コッテリうまうま トルネコラーメンの汁なし
いつも平日に食べに行くトルネコパーパですが、この日はファミリーで食べに訪れました。わたしはトルネコラーメンの汁なし(900円、2023年12月時点)にキャベツをトッピング(+100円)。ごはんかスープが付けられるので、スープをお願いしました。
麺は中太麺。濃厚な味わいのタレに絡んだ麺がウマウマ!甘めのタレにニンニクがところどころに混ざって辛味も楽しめます。なんでこんなにウマいんだ〜!大盛りでも足りんくらい好きな味です。
トッピングはキャベツ、とろける豚チャーシュー、うずらの卵。
それにニンニクと背脂です。これらを豪快に混ぜ合わせていただきます。
ほどよく茹でられたキャベツと汁なしのタレが混ざり合い、これもウマ〜!ビールが欲しくなりますね。
一通りいただいたら、卓上の生卵をひとつ溶いて、すきやきスタイルで完食です。残った卵と丼のタレを混ぜ合わせ、ごはんにかけ回したら絶対ウマいはず〜。
コッテリ辛辛 トルネコラーメンRED
辛いものは苦手ではありませんが、普通においしい食事をしたい人間です。なぜなら汗が止まらなくなるから。なので、もし辛いものを食べるなら、寒い時期だけにしようと心掛けています。そんなわけで、コッテリ辛辛 トルネコラーメンRED(930円、2023年1月時点)をいただきました。うぉー、赤い!
油の少ないところから、スープをいただきます。まずは豚の香りが全面にドン!その奥にオイリーな辛味がほんのり。このあと、食べ進めるに従って、スープ全体に赤いオイルが混ざり合い、豚感が隠れてちょうどよくなりました。絶妙なバランス感。
麺を引っ張り上げます。中太ストレートな麺は、むちむち・ツルツル・もちもち食感。豚のコッテリな旨辛スープにちょうどいい麺ですね。ただ、やっぱり冬に食べて正解です。寒い時期なのに、辛さ成分が相まって、汗が… おいしけど、やっぱ夏に食べるもんじゃないな。笑
トッピングの具材。三枚肉の豚2枚にキャベツ、辛い挽肉、うずらの卵、刻みニンニクはマストアイテムです。サービスのライスを横目に、汁ごとごはんにかけたらおいしそうだなぁと思いつつ食べすすめます。
折り畳まれたいったんもめんが顔を出しました。これ大好き。やわやわでウマし。
ラストは、ごはんに豚と汁をぶっかけて。とろんとした三枚肉の油はごはんとの相性抜群。スープをかけまわして、ニンニクと挽肉と米のコラボを堪能しました。最高だー!
コッテリ辛辛 トルネコラーメンREDの汁なし
ラーメンドクターがSNS投稿していて気になった、コッテリ辛辛 トルネコラーメンREDの汁なし(880円、2022年11月時点)をいただきました。こちらのメニューはごはんが無料ですが、お腹いっぱいになりすぎちゃうのでスープにしてもらいました。
コッテリ辛辛 トルネコラーメン赤の汁なしのトッピングは、キャベツや刻みメンマ、ニンニクに豚、海苔、うずらの卵など。
麺を引っ張り上げると、むちむちの太麺に濃い味のバランスが良いタレが絡んでめっちゃウマい!トルネコパーパでは、一口食べて「ウマッ!」って発してしまうことがよくあります。このトルネコ赤の汁なしも、まさにソレでした。たまらずニンニクなど全体を混ぜ合わせながらパクつきます。
ホープ軒の唐花をたっぷり振ってみました。コレ、刺激が増して右肩上がりのおいしさ!辛さはそんなに強くないので、たっぷりふりかけても大丈夫だと思います。その他、ラー油を回しかけるとほんのり辛さとオイリーな風味が加わり、これはこれでアリだなと思いました。
最後は溶き卵につけるすきやきスタイルで。味わいがマイルドになって、これもおいしくてガッついて完食です。
唐唐肉汁チゲラーメン
期間限定で人気を博していた唐唐肉汁チゲラーメン(900円、2022年12月時点)が、限定からレギュラーメニューに昇格しました。普通にニンニクが乗っていますが、+100円でさらに増してみました。ごはんと小鉢がついて、まるで定食スタイルです。
まずはスープを。キリッと辛めのスープに一瞬むせそうになります。気をつけて啜らないと、喉に辛味成分が張り付きそう。ランチタイムも気が抜けません。この日はだいぶお疲れだったわたし、疲労回復目的でニンニクをマシマシにしたので、ニンニク由来の辛味も感じます。唐辛子+ニンニクでかなり刺激的です。
麺を持ち上げると、ぷるぷる食感のちぢれ麺でした。今日もいい麺。ズルズルッといただきます。
乗せられた卵の黄身を割ると、唐辛子の辛味がまろやかになります。
このへんで、海苔がたっぷり乗せられたごはんと小鉢を。この日の小鉢は、茄子の味噌煮でした。甘辛くジューシーでおいしいヤーツ。
唐唐肉汁チゲラーメンに乗せられていたクタクタの大根、豆腐、シイタケ、青菜、やわやわの三枚肉が乗っていたので、それらをごはんに乗っけて掻き込みました。最後はスープをかけまわしてフィニッシュ。うめぇ〜!めちゃくちゃお腹いっぱいです。
限定の復活ムサシヤ
栄町にあったムサシヤも野崎パーパが手がけたお店でした。当時のメニューをトルネコパーパで再現したのが、こちらの復活ムサシヤ(950円、2023年2月時点)です。限定メニューなので見かけたら即注文が吉。ビジュアルの強さが際立ち、興奮気味にシャッター切ってたら海苔がふやけて傾いてきました。さっさと食べます。
一口スープを啜り、強く逞しいなと思いました。やや甘めな豚骨醤油で、味付けも豚感もくっきりとした濃いめ。麺をすすったらウマかろうなぁ、海苔を巻いたらウマかろうなぁ、とまだ食べてもいないのに既に予測的中の予感です。
麺はお馴染みの中太麺。つよつようまうまなスープには、やっぱこの麺がバチッと決まります。大盛りは無理だけど、中盛りくらいでお腹を満たしたいなぁ。
トッピングはいつもの三枚肉にホウレンソウ、うずらの卵、海苔、味変アイテムの赤い何か。次回はホウレンソウをマシマシにしたい。
1枚ものの大きな海苔は、見た目のインパクトが強いです。そのままスープに沈めてみたところ結果は予想通り、この有り様。どう食べれば答えがわからず、四苦八苦しました。千切ってから鎮めればよかったな。
最後は三枚肉をごはんに乗っけてフィニッシュ。スープも回しかけながらズルッと食べて、とにかくお腹パンパンです。
まとめ
ということで、那覇市泉崎の人気ラーメン店「トルネコパーパ」でランチしてきました。
喜多方風のこっさり豚清湯に、こってりとした二郎&家系ハイブリッド。これまでの沖縄ラーメンにはなかったポジションを突いてくるのはさすがです。勤務先からも歩けるし、平日に食べに行きやすいのも個人的にはメリットだなぁ。限定もおいしいので是非お試しを。
週末に家族で訪れた際、ニンニク抜きのトルネコラーメンを食べたお子サマーが「おいしい」と言っていました。これからはファミリーでも食べに行けるな〜!
終わり。
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お店の情報
店名 | トルネコパーパ |
住所 | 〒900-0021 沖縄県那覇市泉崎1丁目11-1 あらかきビル1F |
営業時間 | 月〜金曜:8時〜14時半 土曜:10時半〜14時半 |
定休日 | 日曜(SNSを要確認) |
駐車場 | なし。近隣のコインパーキングを利用。 |