もう1杯食べてから書こう。そう決めておきながらなかなか食べに行けないのが、浦添の気店「和風らぁめん はるや」です。人気店のため売り切れてたり、家庭の事情(限定麺を平日に食べたからと週末に行ってもらえなかったり、ランチタイムと昼寝がバッティングしてしまったり)でなかなか2杯目にあり付けないため、先にリリースすることに。
浦添の人気店「和風らぁめん はるや」について
どこにあるの?
和風らぁめん はるやは国道330号線の大平交差点のすぐ近く、浦添市美術館やてだこホールのそばにあります。付近の飲食店で訪れたのは、てだこそばやプカプカプーカくらいですね。那覇からだと車がないと訪れにくい場所ですが、330号線を通ればすぐでもあります。駐車場はお店の裏手にあります。駐車場の利用ルールなどは後ほど触れますので、みんなで守りましょう。
お店からのお願いごと
混雑時は受付リストに記名しよう
和風らぁめん はるやの入り口には受付リストがありました。これが設置されてるということは満席で入店できないという意味ですね。今回は早めに訪れたので、スムーズに入店できました。
テーブル利用は2人以上
壁にはテーブル席は2人以上で利用するだとか、子連れが優先という案内が貼られていました。
駐車場は指定の位置を利用しよう
過去のSNSを見ていると、はるやさんはかなり駐車場問題で苦労しているように思いました。おいしいラーメンを提供することだけに専念してもらえるよう、みんな駐車場ははるやの指定駐車場に停車しましょう。
コロナ時代のマスク着用・消毒は必須!
飲食店はコロナの影響をモロに受けています。以前、和風らぁめん はるやを訪れた際、店前には「体調不良の症状(微熱、咳など)」「2週間以内に県外から来た方(または接触ある方)」「入店はお断りいたします」という張り紙がありました。このあたりはコロナ時代を生き抜くためのマナーとも思えるのですが、中には理解をしてもらえないケースもあるそうです。
入店するとアルコール消毒もあります。こんな時期です、マスク着用と手指の消毒を済ませ、店内ではなるべく黙食したいものですね。もちろん、我が家のように子連れだと全て叶得られないこともあると思いますが、なるべくお店のルールに従った上でおいしく食事したいと思っています。
お店の様子
店内にはカウンター席と、小上がりのテーブル席が3つあります。想像していたよりお店がコンパクト。そして入れ替わり立ち代わりでお客さんがやってきます。
メニューについて
こちらがはるやのラーメンメニューです。大きく分けて、あっさりらぁめん・背脂こってりらぁめん・辛胡麻らぁめん・つけ麺の4ジャンルと、それぞれで醤油味や味噌味を提供しています。これ以外にも期間限定麺があったりするし、トッピングも豊富で魅力的。
裏面にはサイドメニューやごはんものが色々と。餃子とごはんものの組み合わせが楽しめる、お得なセットメニューもあります。
子連れを受け入れる体制がありがたい!
注文後、お店にあったおもちゃでお子サマーと遊びました。はるやにはキッズメニューはありませんが100円引きで小ラーメンを提供してくれたり、こども用の食器類や椅子を貸し出してもらえるので、家族連れの来店を受け入れる体制が整っているなぁと思いました。禁煙というのも子連れのメリットです。
実食!グルメレポート
あっさり味噌(650円)の大盛り(+80円)に、のりトッピング(+80円)。
初回オーダーしたのは、あっさり味噌(650円)の大盛り(+80円)。更に、のりトッピング(+80円)です。お子サマーとシェアするために大盛り、加えて空前ののりブームが到来しているお子サマーのためにのりトッピングです。ほんとは背脂こってりか辛胡麻の味噌が食べたかったのですが、あっさりを選んだのもお子サマーのため... カーチャンはお子サマーファーストで生きています。
まずはスープからいただきます。味噌に負けない魚介出汁が忘れられません。「えっ、これが味噌!?これがほんとに味噌!?」と混乱しながら食べ始めました。わたしの知ってる味噌スープではない、新ジャンルに思えたのです。道産子的には味噌の基準は札幌味噌ラーメンですから、全く違うはるやのあっさり味噌に非常に刺激を受けました。ラーメンって幅広いなぁ。
麺は中太のゆる〜い縮れ。特徴的な魚介味噌スープにも負けません。やや硬めの茹で上がりで提供されました。こどもの面倒を見ながら食べたので食べ終わりまで時間がかかりましたが、最後まで麺がヘタらずにおいしくいただけました。
あっさり味噌の具材は、丸く形成されたチャーシュー、もやし、カイワレ、ネギ。この豚がかなり好み!お肉が柔らかく脂の甘さと旨味があります。はるやにはチャーシュー麺がありませんが、トッピングでチャーシュー(3枚、150円)があるので、次回試そうと思っています。
はるや特製焼餃子(6個、380円)
はるやファンには定番の特製焼餃子もいただきました。このビジュアル、最高に良い焼き上がりです。焼餃子の単品注文は、1人前6個と半人前3個が選べるのもポイント高し。さらにセットメニューだと焼餃子2個+ごはんものが選べるので、いろいろちょっとずつ食べたい人は嬉しいはずです。
餃子の皮が黄色っぽいのは、うっちん(ウコン)を練りこんでいるから。口に運ぶとほんのりうっちんの香りに加え、焼き目のカリッとした食感とバランスの良い餃子餡が楽しめます。餃子のサイズが大きめなのも嬉しいですね。
限定のピリ辛醤油パーコー麺(900円)
年末年始のお休み中に家族ではるやさんへ。13時半頃に到着したのに満席!さすがの人気店です。暫し入店を待ち、限定のピリ辛醤油パーコー麺(900円)を煮玉子トッピング(+100円)でオーダーしました。なんだこれは、すっげーウマそうだ〜!
まずはスープから。透き通ったあっさり旨味スープに、控えめなれどジワジワ感じさせる辛さ。飲み口が軽いのはこの後出てくる主役パーコーを引き立てるためですよね。
麺はパツパツのほぼストレート麺。麺もこれでいいんです、なんせパーコーが主役だから。
こちらが主役のパーコー。人生で初めて食べたパーコーは、五香粉などのスパイスを用いてカラリと揚げた豚肉だそうです。ラーメンに揚げ物を乗っけるなんて、とずーーーっと思ってきましたがはるやさんが提供するなら間違いないとオーダーしたのです。わたしは間違えていなかった、すっげーうまくて箸が止まらんわけ!パーコーが特徴的なのでスープも麺もあっさりで大正解。もやしやスープに浮かぶ荒みじんのタマネギなどが良い食感だし、すり下ろし生姜で味変も楽しめて、最後までおいしくいただきました。
小ごはんを注文していたのでピリ辛醤油のスープをたっぷり吸わせたパーコーと煮玉子、ほうれん草をトッピングして完食です。食べすぎた〜!夜までお腹減らなかったけれど、満足度めっちゃ高かったです。2020年はもっとはるやさんに食べに行きたいな。
テイクアウトでおうち時間!ラーメンやサイドメニューを持ち帰る。
2020年春のステイホーム期間につき、ラーメン屋さんも大変な思いをされています。わたしができるのは飲食店にお金を落とすこと、そしてテイクアウトの様子であるとかおうちで食べたレポートをブログやSNSにアップすることくらい。この日、はるやのテイクアウトを決めた我が家はお店のオープン時間のちょっと前に到着。
はるやのテイクアウトメニューはこちら。麺ものはお家らぁめんの2種類(あっさりしょうゆ500円、こってりしょうゆ550円)。そして油そば(600円)、えび油そば・辛油そば(各700円)、麻婆丼・青椒肉絲丼・麻婆豆腐の単品・青椒肉絲の単品(各600円)などがあります。
営業時間はランチが11時半〜14時半、夜は18時〜21時です。いずれもスープ食材など売り切れ次第閉店です。定休日は金曜、臨時の休業や変更などはSNSで随時案内があると思います。ちなみに事前に電話オーダーをすれば、持ち帰り目安時間もわかるし、店内に長居せずに済むので購入側もお店側もスムーズです。
ではでは、今回購入してきたものを。お家らぁめんのあっさりしょうゆを3人分(1食500円)と、手前にあるパックはおつまみセット(550円)です。自宅でスープを温め麺を茹でるお家らぁめんは素ラーメンなので、味玉・チャーシュー・メンマ・モヤシ・ホウレンソウ・カイワレが贅沢に詰め込まれたおつまみセットをトッピングすることに。
麺のゆで時間は1分半を目安にとのことです。持ち帰ったのが4/26なのですが、翌日までが賞味期限だと書かれていました。手書きで時間がかかるのに、細かなところまでフォローくださり本当にありがたい。
お家らぁめんとおつまみセットでこの通り。盛りつけ選手権をする余裕がないため、バババッとやりました。道産子なので相変わらず卵麺派なのですが、はるやの麺もおいしいなぁ。スープを含むと「あー、はるやだ。めっちゃはるやだ」と嬉しくなりました。「お家ではるやが食べられるなら、宅麺はいらないね」と口にすると、すかさず「持ち帰りしなきゃならないじゃん」とご主人サマーから反撃。宅麺の注文→配送→到着の日程が削られるから、ラーメンの持ち帰りは当日すぐに食べられるのがメリットに思うのです。
途中まで食べたところで、パーコー(1枚350円)の登場。争奪戦になるので、2枚オーダーしました。
そのまま食べてもおいしいパーコーをあっさりしょうゆにドボン。パワフルなメニューにチェンジ!すっかりパーコーファンです。ご馳走様でした!
辛胡麻味噌(750円)
コロナ対策をキッチリしつつ、店内で辛胡麻味噌(750円)をいただきました。訪れるたび限定麺をいただいていましたが、はるやは定番麺もおいしいのです。
中太ストレート麺に中濃の辛胡麻味噌スープが良くあいます。この店は和テイストの旨味が軸だから、おいしさをしっかり感じるのだろうなぁ。
トッピング具材。野菜がたっぷり!これがまたおいしいのです。冬場は味噌がおいしいですね。
「辛さが足りなければどうぞ」といただいた味変用の花椒とハバネロペッパー。花椒を数回振っていただきました。メニューに合わせ、卓上にない調味料を出してくださるのもありがたいことですね。
後日、はるやでお料理を担当されている旦那さんのツイートを見て、「ああー、だからマイルドな辛さなんだな」「それで奥さんが辛さ調節の調味料を持ってきてくれたんだな」とひとり納得してウンウンしました。
自分「辛い」
奥さん「そう?辛くない」
もう少し辛くします…— 和風らぁめん はるや (@WFRMNHRY) January 18, 2021
まとめ
ということで、浦添の人気ラーメン店「和風らぁめん はるや」を訪れました。初めて食べたあっさり味噌に衝撃を受け、あっさり醤油も食べてみたくなったし、こってり醤油・味噌も試してみたいと思っています。期間限定麺もチャーハンも食べてみたい... きっとどれを食べてもおいしいことが予想されるので、次回も楽しみです。ランチセットの半チャーハン+餃子2個のセットも食べたいなぁ。2020年春のステイホーム期間にはテイクアウトも開始しています。大好きなお店なので、こんな時でもなんとか応援したいなぁ。そのためにはやっぱり持ち帰り商品を買いに行くというのが一番だと思うのです。
終わり。
お店の情報
店名 | 和風らぁめん はるや |
住所 | 〒901-2103 沖縄県浦添市仲間1丁目5-3 |
営業時間 | 11時半〜14時半/18時〜22時 |
定休日 | 金曜(営業情報はSNSにて要確認) |
駐車場 | 店舗裏手に専用駐車場あり |