那覇でとんかつといえば、久米にある「豚々ジャッキー」を挙げる方も多いのでは。お店の存在はかなり前から知っていたものの、実は訪れるのは今回が初めて。職場で「行ってみたいんですよ〜」という話をしたら、「えっ、行ったことない?マジすか?今日行きます?」とフッ軽なレスポンスをいただきました。そんなわけでお目にかかれることになったのです。
泉崎の五叉路にある東横イン前を奥に進み、二つ目の角を右に曲がるとお店があります。建物2階部分に上ったのが11時40分頃。調理場のある奥のお部屋はいっぱいなのか、手前側の別室に通されました。こちらはテーブルが6席ほどあり、2〜4人くらいのグループにちょうどよさそうです。
豚々ジャッキーのメニューはこちら(2023年3月時点)。とんかつのお肉はやんばる島豚とあぐーを使っているんだとか。いずれも沖縄が誇るおいしい豚肉です。
注文は自分でオーダー表に書き込んで手渡します。どれにしようかしばし悩みますが、限られたランチタイムを有効に使うためにも、注文はさくさくと進めたいところ。なぜなら、注文が入ってから調理を始めるため、出来上がりに時間を要するのです。この日は15分は待ちました。
わたしが注文したのは、数量限定のあぐーヒレかつ(1800円)。普通のロースもあぐーのロースも気になるところですが、初めての豚々ジャッキーなので少し様子を伺おうとヒレをチョイス。表面のこんがりキツネ色に、黄色味の衣、内側はみるからにしっとりなお肉です。
とんかつにはソースが好きなわたし。卓上調味料の塩を素通りし、壺の蓋を開けて準備します。
7つにカットされたヒレかつに、ソースをたっぷりとかけまして…
準備が整ったので、いざ!お初の豚々ジャッキー!
一口大のあぐーヒレかつは衣のサク感と、しっとり柔らかな肉質。脂っぽくないのでさっぱりといただけます。濃厚なソースの旨味・酸味でごはんもどんどん減っていきます。
豚々ジャッキーではキャベツとごはんがおかわり自由となっています。汁物はイナムルチ。わたしがこれまで食べてきたとんかつ屋さんは、豚汁なことが多かったのですが、こちらのイナムルチは少し甘めの味噌にコンニャクや豚肉が入り、食べ応えがありました。
とんかつとイナムルチの合間の箸休めが、こちらのお漬物。おそらく自家製だと思うのですが、これがまたいい塩梅。これもおかわり自由にしてほしいな〜と思うくらいでした。
ということで、那覇市久米にある「豚々ジャッキー」へ行ってきました。とんかつそのものにボリュームがあって、ごはんもキャベツも食べ放題、それでいてとんかつ屋さんにしては手の出しやすいお値段。そりゃあランチタイムは混雑するお店だなぁと納得です。この日、周囲のテーブルではヒレかつを食べているお客さんが多かったのですが、その次はロースかつの注文がよく入っているようでした。次回はそっちをいただいてみようかな。
ちなみに店名にジャッキーと付くので、近くのジャッキーステーキハウスと関係があるのでは?と思ったりしますが、こちらはお店を作った謝敷(ジャシキ)さんのあだ名から取ったジャッキーだそうで、ステーキとは関連性が薄いのかなと思いました。
終わり。
お店の情報
店名 | 豚々ジャッキー |
住所 | 〒900-0033 沖縄県那覇市久米2丁目9−11 |
営業時間 | 11時半〜15時(L.O.14時)/17時〜21時(L.O.20時半) |
定休日 | 月・火曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |