先日、読谷村の「インドの定食 コフタ」でランチを食べてきました。こちらは沖縄県産食材をふんだんに取り入れた、おいしい南インド系のカレー屋さんです。以前、宮古島を訪れた際に食べた茶音間(2016年閉店)の方が、ここ読谷で新しくお店をオープンさせたのだそう。食を通じての再会に、「だからおいしかったんだなぁ」と納得しました。ということでインドの定食 コフタのレポート、行ってみよ〜!
読谷村「インドの定食 コフタ」について
どこにあるの?
インドの定食 コフタは読谷村にある米軍基地・トリイステーションの近くにあります。国道58号線を那覇方面から北上し、伊良皆の交差点を左折してトリイステーション方面へと進みます。お店は裏通りにあるので少しわかりにくいですが、大木海産物レストラン付近に小さな看板も出ているので、それを目印に向かうと良いでしょう。
駐車場は?
お店の専用駐車場は、お店の前に6台ほど用意されています。できるだけ乗り合いで来店するようお店の方もSNS投稿しています。敷地が狭く、大きめの車だと訪れにくいかもしれません。もし満車の場合は、店員さんに声掛けしてみましょう。少し離れた別の駐車場を案内してもらえるかもしれません。
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お店の様子
インドの定食 コフタは外人住宅をリノベーションしていて、外観はとてもシンプル。東南アジアっぽい植物に囲まれて、雰囲気も良い感じです。テラス席がひとつあり、こちらの席だけはペット連れでの食事が可能だそう。
店内に入ると入り口からキッチン、そして奥の客間までわかりやすい導線になっています。テーブル席とカウンター席があり、奥の部屋にもテーブル席が配置されています。
店内ではスパイスや豆を販売しています。スパイスは10gから、豆は100gから購入可能だそうです。自宅でスパイスカレーを作るけど、入手しにくいスパイスはここで買えるかも。
メニューをチェック
こちらがインドの定食 コフタのメニューです。こちらは2023年2月時点のメニューなので、最新版はお店でご確認を。レギュラープレートは本日のカレーから1〜3種盛りが選べます。スペシャルプレートは1日10食限定で、本日のカレー5種とすべてのトッピングを楽しめます。ビリヤニやヴィーガンプレートの用意もあり、またキッズプレートも注文できます。お好みでトッピングやドリンクもつけられます。
ちなみに5種類用意されている本日のカレーは、旬の食材によって日々変わります。使われている野菜・お肉・魚は、いずれも読谷を中心に沖縄県内の食材を使っているのだそう。また、こちらのお店ではひとり1プレートの注文が必要なので、お腹を空かせて食べに訪れてくださいね。
実食!グルメレポート
スペシャルプレート
久しぶりに訪れたインドの定食 コフタですから、しっかり味わいたいと思っていました。そんなわけで、この日のわたしはスペシャルプレート(1958円、2023年2月時点)を注文。カレー小皿がいっぱい並んで豪華です。
スペシャルプレートとは、本日のカレー5種類と全てのトッピングがつく、いわゆる全部盛り。そしてライス大盛りが無料というのもありがたいですよね。1日限定10食と数が少なかったので、絶対注文できそうなオープン直後を狙って訪れました。
この日の5種類のカレーはどれも美味しかったです。スープキーマのパイナップルポークと粒々スパイスは、意外とタンパクな味わい。やんばる若鶏のココナッツカレーは、クミン香るマイルドなソースで、お肉が柔らかで意外とスパイシー。メカジキとマスタードは、コクと刺激のマスタードソースな感じで味がハッキリしていました。魚出汁がきいてます。旬の野菜とトゥールダルはこっくりとした豆の味を感じる、ベジソース系でした。沖縄のキノコとマイルドなソースのきのこのココナッツカレーは、ココナッツを感じるカレーできのこの香りがよく、意外と辛め。
ごはんは普通盛りにしましたが、結構ボリュームがあります。最初は1種類ずつカレーをかけ、それぞれの味わいを楽しみつつ…
途中からカレーや副菜を混ぜ合わせながらミールスを楽しみました。もちろんパパド(豆のチップス)も割り、カレーに混ぜながらザクザクと堪能します。
スペシャルプレートのピクルスやチャツネ(インドのお漬物 薬味ソース)といったトッピングおいしいのです。酸味を感じるサクサクとした副菜もあれば、甘さを複雑な香りのキャベツのサブジでしょうか。ヨーグルトサラダのパチャディに豆のスープのダール、そしてラッサムという南インドで日常的に飲まれる酸味と辛味が特徴的なスープも乗せられていて、どれを食べても混ぜてもおいしかったです。
半熟卵のスパイス炒め煮・エッグマサラもおいしかった〜!皮がしっかりめで、中はとろとろ。スパイス使いが爽やかで、カレーを混ぜ合わせると黄身のとろみのコクがいい感じ。
そして、インドの定食 コフタといえば、檸檬ピクルス!酸味と苦味のバランスがクセになるアレです。カレーに混ぜ合わせるとパンチの効いたアクセントがたまりません。
最後にワダ(豆と野菜のコロッケ)をいただきました。この日はカボチャが入っていたようで、塩気のきいたポロポロとしたコロッケです。カレーの中で唯一カリカリとした食感でした。
レギュラープレート(3種盛り)
この日はレギュラープレートの3種盛り(1300円、2020年5月時点)をいただきました。
この日のカレーは、この日は左から旬野菜のサグカレー、トマトフィッシュカレー、やんばる若鶏のホワイトチキンカレー。右端はマスール豆のスープです。
スパイスヨーグルトソースなど様々なカレー小皿がプレートに乗せられています。いろいろちょっとずつ食べられるのが嬉しいですね。
こちらは読谷ゴーヤーのピクルスと沖縄トマトのペースト。カレーに混ぜ合わせることで、味の変化を楽しめます。
この日のライスは淡路島産の低農薬コシヒカリと熊本綿産の無農薬カレー米のターメリックライスだそう。その上にパパド(豆チップス)が乗せられていました。
南インド式ミールスの食べ方指南書があったので、不慣れなわたしはこの案内をもとに食べ進めます。。
まずは半円球に型取られたターメリックライスをお皿に広げ、パパドをバリバリと砕いて乗せます。
そこにカレーを乗せて一口、次はカレーをミックスして一口。ダールやパチャディ、副菜やピクルスを混ぜてまた一口。そんな調子でミールスを楽しみました。インドの定食 コフタのカレーは重たくなく、野菜もたっぷりで食べやすかったです。南インド式ミールス、結構好きかも。
卓上にあった自家製檸檬のピクルスで変化を加えました。檸檬のピクルスって、どこか梅のような風味を感じます。最初食べたとき驚いたけれど、かなり好み!
キッズプレート
こちらは12歳以下用のキッズプレート(650円、2020年5月時点)です。マンゴーかグァバジュースがついてきます。辛くないキーマカレーですが、子どもでもおいしくいただけるマイルドさ。パパドまでついて本格的です!
まとめ
ということで、読谷村にある「インドの定食 コフタ」でランチを食べてきました。裏通りに入ったところにある隠れ家的なカレー屋さんですが、おいしい南インド式ミールスが待っています。沖縄県産食材をメインに使っているので、季節ごとの旬の食材をおいしいカレーに変身させてくれるので、地元民はもちろん、観光客にも楽しんでもらえると思いました。
以前はモーニングの営業もありましたが、現在はやられていないそう。また、姉妹店のチャイ専門店・インドの軽食 nadu(ナドゥ)というスタンド方式のお店もオープンするので、そちらでのスパイス補給も楽しみです!
終わり。
お店の情報
店名 | インドの定食 コフタ |
住所 | 〒904-0316 沖縄県中頭郡読谷村字大木375 A-23 |
営業時間 | 11時半〜17時(L.O.16時半) |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | お店近くに専用駐車場あり |