SEX MACHINEGUNS 20th Anniversary LIVE in Taiwanを見てきた。

2018年11月3日 ユッキー@毎日ビール

SEX MACHINEGUNS 20th Anniversary LIVE in Taiwanオープン前に、VIPチケット(NT$1900)を手渡される。

2018年10月28日、わたしは台湾にいました。SEX MACHINEGUNS 20th Anniversary LIVE in Taiwanを見に行くため、家族での台湾旅行を計画し、この時間だけはフリー行動をさせてもらったのです。マシンガー歴16年くらいでしょうか(正確にカウントすら面倒になってきた)、これまで日本国内いろんなところに遠征したけれど、海外遠征は初めて!ついに手を出してしまった感が否めません。ということで、SEX MACHINEGUNS 台湾公演のレポートいってみよー!

SEX MACHINEGUNS 20th Anniversary LIVE in Taiwanへ行ってきた。

どこでやったの?

今回のライブは「THE WALL公館」というライブハウスで開催されました。この近くには大学があり、若い人で賑わう公館夜市もあります。駅周辺には図書館のようなカフェに人が集まっていたり、雑貨や下着、靴、携帯修理、食堂が乱雑に立ち並ぶ中をスクーターが通り抜けて行ったりと、台湾らしさを感じます。そこから10分弱離れた場所にあるライブハウス、それがTHE WALL公館です。

MRT乗り換えのメモ。

今回訪れたライブハウス「THE WALL公館」は、台北の地下鉄、MRT松山新店線(グリーンライン)が最寄駅です。同じグリーンライン沿いに宿泊していたので、地下鉄1本で移動できて便利だなーと思っていたのですが、ホテル最寄の松江南京駅からだと40分以上かかるというので乗り換えにチャレンジ。松江南京駅でMRT中和新蘆線(オレンジライン)に乗り、古亭駅でグリーンラインに乗り換えて公館駅に到着です。古亭駅の乗り換えは赤坂見附を思い出させる便利さでした(銀座線と丸ノ内線が乗り入れているアレ)。

台湾公演のチケット情報。

初海外遠征の記念にチケット情報も掲載しておきます。全ての情報は、SEX MACHINEGUNS公式サイトから抜粋・流用です。通常NT$1=3.5円前後ですが、こうして計算すると、台湾のチケット相場みたいのが見えてきます。マシンガンズは国内の大きな会場でも5000〜6000円ですから、台湾との差はあまりなさそうです。代わりに台湾には早割とかペア割があるんですねぇ。これはおもしろい試みです。早くチケットを買ってもらえるとバンド側も安心できるでしょうし、ファンも安く手に入れられるし、win-winな気がします。

日程:2018年10月28日(日)
会場:THE WALL 公館(台北市羅斯福路四段200號B1)
OPEN:18:30 START:19:00
チケット料金
- VIP:NT$1900(約7000円)
- 二人ペア早割り:NT$1900(約7000円)
- 一人早割り:NT$1100(約4000円)
- 前売り:NT$1300(約4800円)
- 当日:NT$1600(約5900円)

ライブハウスの様子と、開場まで。

2018年10月28日は、17時過ぎにホテルを出て地下鉄を乗り継ぎ、THE WALL公館を目指しました。電波がなくオフラインで使えるGoogleマップだけを頼りに向かいました。ほんとGoogleマップのオフライン機能だけは、海外旅行前に落としておくべき。Google翻訳のオフライン機能もついでに落としとこう。で、公館夜市をふら〜っと眺めて、会場到着は17時50分頃。マシンガンズのTシャツを着たファンが既に何人もいました。

2018年10月28日、SEX MACHINEGUNS 20th Anniversary LIVE in Taiwanが行われたTHE WALL公館の入り口。

チケットは事前予約の当日支払いとなっていました。日本から台湾公演のチケットを買うのは至難なので、バンド側&ハコ側がうまいこと調整してくれたみたい。この点は非常に助かりました。今回は奮発&一念発起で、VIPチケットを購入です。VIPはライブの優先入場の他、サイン会・メンバー5ショット・ポスターがついているという事前情報です。わたしはメンバーのステージングだけがかっこよければ満足なので、いつしかメンバーと関わることは避けるようになったのですが、今回は台湾遠征で調子に乗ってみました。よく行ってるライブハウス7th HEAVEN KOZAのレオンがいるから大丈夫だろう...と。VIPチケットを持ってるのは40〜50人くらいだったかな。

SEX MACHINEGUNS 20th Anniversary LIVE in Taiwanオープン前に、VIPチケット(NT$1900)を手渡される。

18時からのチケット配布も、18時半オープンも予定が遅れ、会場入りしたのは18時50分でした。階段にびっしり並んで、VIPと台湾現地のチケットが並列入場となりました。そういえば、日本のように入場時にドリンク代を支払うことはありませんでした。1ドリンクオーダー制ではないんですね。

THE WALL公館の地下に続く階段。

初めてのハコなので、フロアの場所がわからない。あんまり矢印とかも書いてなかった記憶なんだけど、なんとなーく奥の方へ向かっていくとPAブースっぽいのが目に入り、ああーここかーと入りました。上手寄りセンター2列目を本拠地とします。ここがわたしのいつもの場所。ちょいズレが好き。ハコの内部は台湾のファンがSNSにアップした写真でご確認を。海外はいいよなぁ撮影に寛容で。沖縄のライブハウスも割と近しいものがあるけれど。

 

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オープニングアクト2組と、マシンガンズの音出し。

入場後、19時20分頃からだったかなぁ、O.A.が2組ありました。いずれも台湾の若手。それぞれ2曲ずつ演奏して終了です。この先は、ライブについてのツイートを交えて書いていきます。

セットリストとライブレポート。

セットリスト

まずは、SEX MACHINEGUNS 20th Anniversary LIVE in Taiwanのセットリストを記録しておきます。

本編

1.みかんのうた
2.ファミレスボンバー
3.HEAVY METAL THUNDER
4.森のくまさん
5.ONIGUNSOW
6.illusion city
7.みどりのおばちゃん
8.ドラムソロ
9.愛人28
10.BURN
11.桜島
12.German Power

アンコール

SEX MACHINEGUN

アンコールは1回だけで蛍の光ことSEX MACHINEGUN。ライブ後にイベントが控えていたのでしかたないですね。キニシナイ!ちなみに、ライブ後に速報レベルでツイートした順不同のセトリはこちらです。途中まで覚えてたんだけど、残すところあと3曲&蛍の光で記憶が吹っ飛んでしまいました。

ライブのレポート

はい、まずは現地の方がSNSにアップした動画をどうぞー!

 

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今回のセットリスト、かーなーりー好みでした。4期までの曲ばかりで、めっちゃ懐かしかったし、昔遠征したことを思い出しながらライブを見ていました。まさかのヘビメタサンダーで悲鳴ー!隣の台湾男子も喜んでたー!みどりのおばちゃん、ほんと好きー!イリュージョンに歓喜するも、音がスカスカだった気がするけれど、あんなもんだっけ。愛人28はほんっとカッチョの名曲ですわー。

5ヶ月ぶりのヘドバンでMCの度に頭がもげそうになったり(休憩するとダメね)、ジャンプし過ぎて足がつりそうになったり、己の肉体の老化をまざまざと感じるライブでした。普段歩くくらいしか運動してないので、ほんとどんどん劣化してってるなぁと思います。マシンガンズのライブはスポーツだわ。

ライブ中、とてもよかったのが台湾男子の盛り上がり。常に歌うわけでもなく、決めの箇所だけ歌ったりヴォイヴォイしてたりで2列目のわたしも楽しめました。メンバーも嬉しかったろうな。

このあたりのツイートも、わかる人にはわかってもらるんじゃなかろうか。ぅわたしに〜!って入り方と歌声にニヤケてしまうのは、わたしだけじゃないはず。

あとはシンゴがテキトー英語で現地の人を煽ったり、ナンパで使う台湾語を披露したり、「2020年ってなんていうんだっけ?トゥエンティートゥエンティー?トゥエンティートゥエンティーもワンマンライブするぞー!」と言ってたのに、アンコールで出てきたら「来年はトゥエンティーナインティーンだった」とボケをかましてたり。シンゴはほんといいキャラだなぁ。

あんサマーが「おまえ、一年くらい台湾に引っ越せ」と言ってたけれど、割と性に合ってるんじゃないかと思うんです。レオンのように沖縄在住でライブがあるときだけ東京へ飛ぶ前例があるのだから、シンゴだってやればできるんじゃないか、と。沖縄・石垣島も近いですし。

ライブ中、スッシーのピックをゲット。珍しくシンゴのピックも飛んできて、後ろから跳ね返ってわたしの脹脛に当たり、さらにまた飛んでいくのを目にしたり。あんサマーはピックホルダーもセットせずだったので、1〜2回飛ばしただけでしたが、スッシーもシンゴもバンバン飛ばしてくれて嬉しかったなぁ。ファンとしては記念に欲しいものですよ。

ライブ後、バーカウンターで台湾のクラフトビールを。

ライブ後はVIP特典のサイン会・メンバー5ショット・ポスターがあるはずなんですが、特に誘導もなく。頭がもげそうなので、顎を支えながらまずはトイレへ。汗だくなのでお着替えです。そしてバーカウンターへ立ち寄り、ビールを飲むことにしました。よく考えると夜ご飯もまだ。ライブ前に水分補給もしていませんでした。ぅわたしにービールをくださーいー。

SEX MACHINEGUNS 20th Anniversary LIVE in Taiwanの公演後、バーカウンターに立ち寄る。

この日、ドラフトビールは2つ繋がっているようでした。わたしは台湾のクラフトビール、Redpoint Long Dong Lager(NT$150)をいただきました。喉が渇いていたのでラガーがいいなーと思ったのです。グビグビ捗り、3口くらいでプラカップは空っぽに。

THE WALL公館で飲んだ台湾のクラフトビール 、Redpoint Long Dong Lager(NT$150)

日本からやってきた遠征組マシンガーが「VIP特典の行列は並んだ順」だと教えてくれました。めっちゃ並んでたので、とりあえずもう1杯飲もうかなーと再びバーカウンター前へ。ドリンクメニューを眺めると、割とクラフトビールがあるようです。軽くPUNK IPAでもと思ったものの、この日はないとのこと。バーカウンターのお兄さんが「Do you like IPA?」なんて聞いてくれて、これならあるよと出してくれたのが臺虎精釀 Taihu Brewing IPA(NT$220)でした。店員さんナイス!これ、好きです。複雑で飲みごたえを感じるビールなので、グビグビと入っていきません。これがいい。

THE WALL公館で飲んだ台湾のクラフトビール 、臺虎精釀 Taihu Brewing IPA(NT$220)

VIP特典の5ショットに猛烈緊張...

VIP特典の列も並びが少なくなってきたので、臺虎精釀 Taihu Brewing IPAとともにわたしも並ぶことにしました。

臺虎精釀 Taihu Brewing IPAはロング缶なので、VIP特典の撮影会に並びながら飲んだがなかなか減らなかった。

正直なところ、酔わないことには緊張しすぎてしまいそうで、それもあってロング缶がありがたかったのです。

自分の番が近づくにつれ、ニヤニヤが止まらなくなり。一人で来ているのに、一人でニヤニヤ。完全にキモい。緊張するし怖いけれど、好きなミュージシャンに会いに行けるのは活性化するもんです。順番が近づくにつれ、こんな注意文を見かけました。えーと、これはビール持ち込みNGなんじゃ... 注意されたらイッキするか没収してもらおうと思っていたのですが、VIP特典入場時のスタッフに何も言われず、行き交うスタッフたちにも何も言われず、結局缶ビールを持ったまま撮影に挑みました。クラフトビールとヘビメタの共演、これこそわたしらしい。

THE WALL公館のハコは飲食禁止っぽい?

撮影の様子はツイートにまとめています。

シンゴにも「前に出たほうがいいよ、顔が暗くなっちゃうからね」と言われ、誰かに背中を押されました。後から写真を確認したらレオンが押してくれてたみたい。沖縄勢の優しみと言ったら... ありがとう、ありがとう。

セトリ褒めたらコラーって怒られました。なんでやねん!という気持ちを抱えたまま、VIP特典の直筆サイン入りポスターとシールを受け取り、退場です。しかし、これどうやって日本に持ち帰ろう...(悩んだ挙句、丸めたポスターを優しくバックパックに詰めて帰国した。荷物もそんなに多くなく、移動距離も短いので潰れずに済んだ)。

SEX MACHINEGUNS 20th Anniversary LIVE in TaiwanのVIP特典のポスターとシール。

ちなみに物販もあって、タオルNT$400(約1500円)、TシャツNT$700(約2600円)、タオル+TシャツセットNT$1000(約3700円)だそうです。台湾価格、安っ!何年か前に買いそびれたグッズがあったので、いい機会だなーと買っておきました。バンTがどんどん増えていく!

SEX MACHINEGUNS 20th Anniversary LIVE in Taiwanで販売していたグッズの価格。

まとめ

ということで、2018年10月28日に行われたSEX MACHINEGUNS 20th Anniversary LIVE in Taiwanを見に行ってきました。初の海外遠征は得るものが多く、来年のライブも見にいく!と心に決めました。マシンガンズのライブがないと、心の老廃物が溜まっていく一方で、ほんとライブに生かされているなぁと思った次第です。わたしのように都会でしょっちゅう見れてたのに、地方に移住して見れなくなった人は尚更ウダウダと生きているんじゃないでしょうか。ライブは大事よ、ほんと行ける時に必ず行くべしです。

今回わたしは沖縄→台湾の遠征でした。東京へ行くよりも移動時間が短く、飛行機も安く、ホテル代も飲食代も安く済みました。MRTも安いし、東京遠征より全然いいじゃないか。前回台湾へ来た時よりも慣れた感じがするし、なんだったら移住してもいいような気もします。クラフトビールの点でも沖縄より台湾のほうが流行っているし、ビール自体もおいしいものが多いです。ライブがある時はもちろん、もっと台湾旅行したいなーなんて思いました。楽しいライブを組んでくれた皆様に感謝しつつ、こうして無事に台湾遠征の記事を書き終える時間を得たことにホッとしています。
終わり。

住所:No.200號, Section 4, Roosevelt Rd, Wenshan District, Taipei City, 台湾 116

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ユッキー@毎日ビール

沖縄在住11年目のグルメブロガー。
沖縄で食べ飲み歩いた店は1000軒超。
ビールと旅が好きで、国内・海外グルメやビアバー情報も綴ってます。
最近の楽しみは、ライブ遠征と母子旅。

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