北谷町「サカナアクション」自家製麺がウマい！もっちり多加水のつけ麺に、パツ系低加水のラーメン。

気になっていた北谷町の「サカナアクション」、やっと食べに行けました。こちらは濃厚な魚介豚骨つけ麺が評判のお店です。調べたところ、沖縄市の下品なぐらいダシのうまいラーメン屋や読谷のオカゲサマ製麺食堂と同じ株式会社OMO（お客様みなさまおかげさま）のお店だそうで、言われてみると確かに似ているところがある気もしてきます。そんなわけでさっそくレポートいってみよ〜！

北谷町「サカナアクション」について

どこにあるの？

サカナアクションは北谷町の桑江地区にあります。遠目でも確認できるサイズ感の看板などがなく、少し探すかもしれません。近くには北谷桑江郵便局やジミー北谷店があり、これを目印にするとわかりやすいです。ジミー北谷店と同じ建物ですが、入り口が裏手側になっているので、建物周辺をぐるりとめぐって確認してください。我が家は謝苅そばがある沖縄県道24号線側から向かいましたが、国体通りからでもアクセスがよいですね。運転しやすそうな方向から訪れましょう。

駐車場は？

サカナアクションには無料の駐車場が用意されています。建物にはいくつかお店がありますが、サカナアクション指定の駐車スペースはなさそうなので、空いている場所に停めて問題ありませんでした。ピークタイムは駐車場が埋まりがちだと思うので、なるべく乗り合わせたりで訪れましょう。

お店の様子

今回訪れたサカナアクションの店舗です。目立つ位置に店名が出ていませんが、うにつけ麺のノボリがいくつも立っているので、そこにお店があることは理解できそうです。

お店の入り口付近のガラスには、店名ロゴ。なかなか達筆。店名からイメージするもの、それはロックバンドのサカナクション、ですよねぇ。煮干し系ラーメンや魚介豚骨系つけ麺を提供しているので、サカナ（＝魚介）とアクションを組み合わせたんだろうなと推測しますが、本当の由来が気になります。

我々が訪れたのは週末ランチのピークタイム。店内は満席ということで、少し店先で待つことにしました。お店の前にはウェイティングリストが出されているので、そちらに名前と人数を記載します。

しばらくすると店内へ案内されました。麺類のお店ですから、回転はそう悪くありません。店内はテーブル3つに、カウンター6席。奥に見えるガラスの先には…

製麺機が置かれていました。サカナアクションでは自家製麺を使っていて、生麺の持ち帰り販売もしているようです。つけ麺用の太麺とラーメン用の細麺があって、製麺後は1日以上熟成させて提供しているそう。天候に合わせて茹で時間を変える工夫もしているんだとか。タイミングがよければ、製麺中の様子をガラス越しに見学できそうですね。

メニューをチェック

サカナアクションに入店したら、まずは券売機で食券を購入します。つけ麺は4種類。魚介豚骨つけ麺・ブルーチーズつけ麺・シビカラ魚介豚骨つけ麺・濃厚うにつけ麺がありました。ラーメンは煮干し醤油と鶏白湯ラーメンの2種類、そして煮干しまぜそばもあります。トッピングやダイブめしのセットの他、単品も選べるので、事前にどれにするか決めておくとスムーズです。こちらは2023年7月時点のメニューなので、最新版はお店でご確認を。

券売機で食券を購入する

つけめんとラーメンの卓上メニュー

ごはん物などの卓上メニュー

実食！グルメレポート

魚介豚骨つけ麺

この日、お子サマーは魚介豚骨つけ麺（単品980円、2023年7月時点）を食べるといいました。サカナアクションのつけダレは石鍋で提供されるので「やけどするんじゃないか？」と思いましたが、別皿を出してもらえたので心配に及びませんでした。濃厚魚介豚骨つけ麺の食べ方指南書を読みながらできあがりを待ちます。

しばらく待つと注文の品が到着。店内で作られている自家製麺は、常に大盛り無料とのこと。麺量は並盛りで200g、大盛りで300gとのこと。大盛りにして子どもとシェアもOKです。とってもお得ですが、お子サマーが食べるため並盛りでオーダーしました。石焼ビビンバでお馴染みの石鍋に入れられたつけダレは、グツグツと煮立っています。

全粒粉の極太麺は多加水でもっちもちの食感。茹で前で200gですが、お子サマーは3/4くらいは食べていたなぁ。無事に麺類好きに育っています。

熱々のつけダレは新潟・山形・青森の鶏と豚を煮込んでスープにし、そこに宗田鰹・うるめ・サバ節・煮干しを加えた濃厚タイプ。少し味見したところ、味が濃くて、かなり好みでした。濃厚で麺に絡むドロ感がすごかったです。コロチャーは確認できましたが、具材の量としては控えめかも。

こちらはつけ麺の味変アイテム。オレンジ酢はフルーティーで爽やかになるし、煮干し酢はにぼにぼ感が増しつつもさっぱりといただけます。エキゾチック酢も面白いですね、これは好みが分かれそう。あとは島とうがらし酢にペッパーもありました。味変を楽しみつつ、最後まで食べ進めましょう。

煮干し醤油ラーメン

細麺を食べたいわたしは、煮干し醤油ラーメン（単品900円、2023年7月時点）を注文しました。

まずはスープから。ひとくち啜るとあっさりとして、香ばしさを感じます。焼き飛魚の煮干しを使い、新潟・山形・青森の鶏スープと合わせているそう。自家製醤油ダレであっさりに仕上げられておいしいのですが、濃厚なつけ麺を味見していたこと、そしてもともと味濃いめが好きなので、個人的にはもうちょいカエシが欲しいかも…とこの瞬間は思いました。

自家製の細麺は低加水のシンプルなタイプ。パツパツとした食感で、時間とともにスープを吸って食感が変化してゆきます。

トッピングの具材はぐるりと巻いたやわやわお肉の炙りの豚バラチャーシューに、アーサとネギ、そして味玉です。あっさり・味薄めのスープかなと思いましたが、ネギやアーサと合わせたスープは、奥行きが生まれて一層おいしく感じました。なるほど、総合力のラーメンですね！

まとめ

ということで、北谷町にあるつけ麺とラーメンのお店「サカナアクション」に行ってきました。多加水麺のつけ麺に低加水麺のラーメンをいただき、特に自家製麺をウリにしているお店なのだと思いました。特に太麺は焼きそばで食べてもおいしいとのこと。自宅でラーメン作りを楽しむ愛好家の方は必見ですね。多加水麺好きなわたし的にはつけ麺を食べたかったけれど、食事が詰まりやすい現在は難しく… もう少しスムーズに食べられるようになったら試してみたいなぁと思いました。
終わり。