「いなり屋ゴン 松尾店」牧志公設市場の昼飲みスポットに、和創作おつまみ＆いなり寿司の新店オープン！

牧志公設市場付近の昼飲み街に「いなり屋ゴン 松尾店」ができました。こちらは久茂地の居酒屋まさらの系列店。泊にある持ち帰り専門のいなり屋ゴンの2号店として、テイクアウトや店内飲食はもちろん、いなり屋×居酒屋をミックスしたコンセプトのようです。まさらの旬の食材を用いたおいしいアテをつまみ、いなりでシメようと、わたしは勇んで飲みに向かいました。

店内はこぢんまりとした大きさ。カウンター6席ほどに、テーブル席がふたつくらいのサイズ感です。ギュッと狭いのですが、この距離感が懐かしくていいなぁ。この店舗で11時〜14時はランチ営業、そして15時〜21時は居酒屋営業をされています。

何はなくとも、まずはビールで乾杯です。一番搾りのジョッキに入っていますが、中身はハートランド（中、550円）です。うまうまイェイ！

ビールで喉を潤しつつ、メニューをチェックしていきます。いなり屋ゴン 松尾店のおつまみは、旬の食材を取り入れて常に入れ変わるのだろうと予想します。この日はお刺身や和創作な一品おつまみ、炭焼きや揚げものなどがいろいろと揃っていました。どれも魅力的で迷ってしまう… ソーキ汁や中身汁があるのもいいですね。こちらは2023年8月時点の情報なので、最新版はお店でご確認を。

この日のおつまみメニュー

ドリンクメニュー

ランチメニュー

この日は久しぶりの和食系飲みとあって、なんだか気合が入っていました。まず注文したのは、サバのぬか炊き（400円）。ぬか炊きは初めてつまみました。調べてみると、どうやら北九州エリアの郷土料理のようです。ぬか床を調味料として使いながら、魚と煮込むのだそう。口に運ぶとぬか床感はほとんどなく、普通においしかったです。

お次は、お刺身盛り合わせ（2人前、2400円）。マグロに〆サバ、ミーバイ、甘鯛の昆布〆、カツオのタタキ、セーイカ、島ダコ、ミル貝を9点盛りで出していただきました。1点盛りでのオーダーもできますが、盛り合わせでちょっとずついろいろとつまむのが好きな派です。

この日はマグロが冴えてたなぁ〜！カツオも〆サバもうまかった。お刺身サイコー！

マトンのヨーグルトスパイス焼き（650円）もいただきました。和創作なお店と見せかけて、こんなアテもサッと出してくれるの、めちゃくちゃよい！ランチメニューにマトンカレーがラインナップしていた時なので、夜営業のアテにもなったのでしょうね。

ビールを何杯か飲んでからの、生搾りレモグレサワー（550円）。その名の通り、レモンとグレープフルーツを生搾りにしたサワーですが、この塩梅がよくてグイグイ飲みました。酒場、やっぱ楽しい！

旬のお野菜もいただきました。夏の終わりになると食べたくなる、とうもろこしの天ぷら（580円）です。サックリと揚げられて、粒からジュワッと甘さを感じます。そのままはもちろん、添えられたスパイス塩と一緒に頬張るのもウマし。

数の子チーズ和え（680円）もいただきました。プチプチの数の子をクリームチーズと合わせたら、そりゃあお酒が捗りますって！久しぶりの酒場放浪中に出会った、日本酒が欲しくなっちゃうアテ。ふと時計をみると20時。ああ、マズい。いなり屋ゴン 松尾店のラストオーダー時間です。このタイミングで日本酒を滑り込み注文しちゃったら、この後の収拾がつかなくなる気がしたので…

ラストオーダーしたのは、酔い覚ましのレッドアイ（650円）でした。わたしも大人になったものです。しっかり守りに入りました。

そしてシメコメに迎えたのは、スジコいなり（320円）。いなり屋ゴンのお稲荷さんは、オープンにしたお揚げに、ごはんと具材をころころと巻くタイプ。スジコが端から端まで入って、魚卵好きなわたしは「ウマー！」と連呼しながら頬張りました。油揚げは愛媛県産の松山あげを、お米は北海道産ゆめぴりか、お酢は広島県産の尾道造酢を使うこだわりです。

ということで、那覇の牧志公設市場近くにできた「いなり屋ゴン 松尾店」に行ってきました。人気居酒屋まさらの系列とあって、おつまみはどれも秀逸。そしてシメコメのいなり寿司もいただけて、満足度が高い飲み会でした。居酒屋営業は15時からなので、昼飲みにも利用できそうです。遅くまで営業していないのも、深酒回避となって良いですね。

周囲にはせんべろ店も多いので、それらと比べると単価は高め。それも差別化で良いし、落ち着いておいしいものをつまみながら飲みたいシーンでの利用にオススメなお店です。今回は夜営業から入りましたが、実はランチ営業も気になっています。そのうちふらりと食べに訪れたいなぁ。
終わり。