この4月にオープンした「Miyoshi Sour Stand(ミヨシサワースタンド)」で立ち飲みしてきました。那覇市松尾にあるこのお店ではフルーツを使ったサワーを提供していて、お店のSNSアカウントを眺めていたらわたしの感性にビシビシ訴えてくるものがあり、さっそく飛び込んでみたのです。
細長い作りの店内はコンクリート壁とネオン、そしてドライフラワーのブーケが。最近は松尾もお洒落になったなぁ。お手洗いは店内になく、近所のお店か将来的には牧志公設市場を使用するみたい。詳しくはお店の方に教えてもらってください。
Miyoshi Sour Stand(ミヨシサワースタンド)のメニューはこちら。フルーツを使ったサワーがメインで、その他にも特製のお茶割りやクラフトビール、ノンアルコールのフレッシュジュースなどもいただけます。旬によって提供メニューが変わるので、ドリンクは一期一会になりそうです。
さっそく、わたしは沖縄県産パッションフルーツサワー(750円)をいただきました。トロピカルで華やかな香りは、今年も夏の到来を予感させます。
グラスに沈むパッションフルーツの種の量を見てください。惜しげもなくたっぷりと使われていることがわかるでしょう。飲み口は甘めですがプチプチの種が心地よい酸味をもたらし、そしてアルコールっぽさが感じられないのでグイグイ飲めちゃうんです。店員さん曰く「普通のサワーと同じくらいのお酒が入ってる」とのこと。おそらく5%程度でしょうか。
さくさくと2杯目を。沖縄県産華クイーントマトサワー(660円)です。トマトジュースをお酒で割ることはあったけれど、トマトそのものをジューサーで絞ってお酒にしています。この発想はなかったなぁ、なるほど〜!
いただいてみると、トマトの自然なおいしさです。加糖の甘さがないので、甘いドリンクをあまり飲まないわたし的にはとても飲みやすく、また、トマト本来のナチュラルな青臭さが心地よかったです。これ、品種によって味わいが大きく変わりそうですね。飲み比べてみたいなぁ。
この日のフードは、ゴルゴンゾーラのキッシュとさつまいもチップスの2種類。わたしはおつまみとして自家製のさつまいもチップス(550円)をいただきました。チップスはぬれ煎餅的な食感で、パリッ&しっとり。結構甘みが強く、無加糖の沖縄県産華クイーントマトサワーとのバランスがよし。
Miyoshi Sour Stand(ミヨシサワースタンド)にはタップマルシェ繋がっています。この日のクラフトビールは2種類。3杯目にいただいたのは、九州クラフト日向夏。サワーもおいしいけれど、わたし的にはやっぱりビールは外せません。柑橘系を使ったフルーティーでホップの苦味もあるこのビール、おいしかった〜!
グラスを空けようとグイッと飲み干した瞬間、店名のネオンが目に飛び込みました。なんかいいな、これ。
ということで、那覇市松尾にある「Miyoshi Sour Stand(ミヨシサワースタンド)」でサワーとビールをいただいてきました。店名が気になり、店員さんに質問してみました。すると「もともとここには三芳商店という果物屋さんがあり、そこから物件を引き継いだ。サワー屋さんの名前をいろいろ考えたけれどしっくりこず、物件だけでなく店名のミヨシも引き継ぐ形で残させてもらった」と教えてもらいました。いい話を聞けてドリンクが捗ったのは、皆様のご想像の通りです。
こちらのお店のストロングポイントは沖縄県産フルーツや野菜を使ったドリンクです。県外フルーツのドリンクもありますが、やっぱり地の物を使った特徴は引き合いが強いはず。周辺には牧志公設市場があるので、これから観光客が戻ってきたら引きがあるでしょう。店内での立ち飲みはもちろん、サワー・ソフトドリンクともにテイクアウトが可能です。13時から営業しているので昼飲みにも利用できますよ。
終わり。
お店の情報
店名 | Miyoshi Sour Stand(ミヨシサワースタンド) |
住所 | 〒〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目11−12 |
営業時間 | 13時〜22時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |