宜野湾市野嵩にある「手打ちラーメン かなざわ」へ行ってきました。宜野湾なのにかなざわなってところも、自家製生麺も、野嵩の読み方も気になっての訪問です。ちなみに野嵩はノダケと読むんだって!沖縄の地名って難しいね!手打ちラーメン かなざわはこの界隈では老舗ラーメン店だそうで、こちらの記事によると2011年時点で創業30年というのですから、2020年時点で40年近く営業しているのではないでしょうか。こりゃすごい。
店前の駐車場に車を停め店内に入ります。客席はカウンター席、テーブル席、お座敷席がありました。完全に地元の人だらけで、顔なじみのお客さんがカウンターに座ると、お店の大将と女将さんが調理の合間に世間話をし始めます。いいですね、懐かしい昭和のラーメン店な雰囲気!
手打ちラーメン かなざわのメニューです。ラーメンは14種類、味はそれぞれみそ・しょうゆ・しおが選べます。夏季限定で冷やし中華や冷やしラーメンもありました。その他、チャーハンやオムライス、ポークたまご、焼きそばなども。注文時、女将さんが「ふたりでやってるから、少し時間がかかるよ〜」と声をかけてくれました。お昼のピークタイムで、店内は満席状態。大丈夫、時間がかかっても全然気にしません。
暫くすると、わたしがオーダーした肉ラーメン(みそ、750円)がやってきました。何枚も乗せられた肉に目が行くけれど、青い龍がぐるりと描かれたシブいラーメン丼もいい感じ。
まずはスープから。メニューに本場サッポロの味と書いてたこともあり、今回はみそ味を選びました。少し薄めの味付けですが、昭和のラーメンってこんな感じだったなぁと懐かしみ。
お次は幅広くピロピロ系の自家製麺を。手打ちラーメン かなざわが気になったのはコレです。沖縄で40年前から営業する老舗ラーメン店のピロピロ自家製麺をすすってみると、ピロピロがスープをいい具合にまといお口の中にやってきます。40年前からこの形状の麺かはわかりませんが、そうだとすればものすごく斬新だったろうなぁ。もちもちとしておいしいです。食べながら沖縄ラーメン界のファーストウェーブという言葉が降りてきました。手打ちの縮れがあるだけに。
札幌のみそラーメンにはニンニクと一味をたっぷり入れるのが好き。なので手打ちラーメン かなざわのみそにも一味をたっぷり振って味変です。卓上にすりおろしニンニクもあったら合いそうだなぁ。
肉ラーメンの豚肉は10枚近く入っていたかも知れません。かなりたっぷりです。でも、冷凍肉っぽい食感がやや残念。
肉オンリーではなく、モヤシとタマネギも入っていました。
さて、こちらはご主人サマーが注文したスタミナラーメン(みそ、750円)です。聞くところによると、家庭的な味でスタミナ感に欠けるとのお話。そうなのかー。野菜も入ってバランスは良さそうです。
こちらはお子サマーに食べさせたお子様ラーメン(しお、400円)です。
ピロピロ麺はこどももすすり易い太さで、よく食べました。
ギョウザ(5個、300円)もいただきました。羽なしのシンプルな形状です。
ニラが強めの餡がたっぷり入っていました。ごはんが欲しくなるね!
ということで、宜野湾市野嵩にある「手打ちラーメン かなざわ」へ行ってきました。40年ほど前から営業している老舗ラーメン店は手打ちの自家製麺が特徴的でした。今となっては様々な麺が作られていますけれど、オープン当時からこの麺だったのかなぁ〜と考えると、当時はものすごい衝撃だったのでは。食べている時、常連っぽい学生が何名か入店してきて、口々に「モロコシラーメンのしお」「モロコシラーメンのしおにバタートッピング」と注文していました。もしかして、塩がオススメなのかも。若い子たちに習って、次回はモロコシラーメンのしおを食べてみたいと思います。
終わり。
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お店の情報
店名 | 手打ちラーメン かなざわ |
住所 | 〒901-2203 沖縄県宜野湾市野嵩3丁目2-1 |
営業時間 | 11時〜20時 |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | 店前に3〜4台駐車可能 |