先日の大阪遠征の拠点は大阪駅、梅田周辺でした。不慣れな大阪でウロウロして迷うのもなぁ...ということで、梅田周辺のビアバーを巡る事に。
以前お仕事でお世話になっていた方にお付き合いいただいて、「京町堀クラフトビア食堂 dig beer baR(ディグビアバール)」に行ってきました。京町堀というか、肥後橋というか、靭(うつぼ)公園に近い場所にお店があるのですが、この付近にはオシャレでおいしそうなお店がいっぱいありました。
dig beer baRのディグっていうのは「深く掘り下げる」という意味があるようで、ディグビアバールのHPにも
樽生クラフトビールを「dig=深く掘り下げる」ために生まれた全く新しい形のビアバール。
と書かれています。大阪でいうところの「新しい形」がどういう意味なのか、しっかり質問すればよかったと後悔中... きっと、ビールに対して一般的に好きっていうレベルのビールファンに向けて発信していることだろうから、クラフトビールに対する印象を変えてやるぜ!とかそういう意味なんだろうな~と勝手に推測しています。
さて、dig beer baR(ディグビアバール)さんの雰囲気はとてもオシャレで、ビアバーというよりもカフェに近い印象でした。女子ウケも良さそう。ロゴもいいな~。お店の形は縦長です。手前側はテーブル席、奥にはカウンター席があったのでふら~っと一人飲みもできそう。
わたしが大阪遠征したこの日、一緒に飲んでくれたのは大阪在住の4名。わたし以外はクラフトビールにどっぷりハマってる人はいなく、ブルワリーを聞いてもピンとこないからでしょうか。16タップから選びきれず時間がかかりました。こういうの、なんだか初々しい!
わたしは即決で、志賀高原のインディアンサマーセゾンを頼みました。が、関東で飲み慣れていた味と違って、辛い。唐辛子混ざってんじゃないの?っていう味。なんでだろう、なんでだろう...と思っていたら、どうやら同席で別の人が頼んでいたヘリオスのゴーヤドライがわたしに回ってきていたようです。自己解決できてよかった!
食べ盛りの若手がいたので、この日はフードラッシュでした。ゆるっと柔らかい自家製和風レバーペースト(600円)から始まり、
止まらないカリカリフライドポテト(480円)や、
えびと4種類のきのこ(680円)っていうアヒージョ、
STONEのBBQソースを使ったバッファロー・チキンウィング(650円)なんかも食べました。若いって、スバラシイ...
しかし、おつまみの単価がお手頃価格っていいなぁ。
おつまみのお陰でビールが進みます。2杯目は伊勢角屋さんのシトラIPAをハーフで。Mサイズ750円。飲みやすくておいしい!伊勢角屋さんはドンピシャ好みなのか、個人的に外れがありません。
ということで、3杯目も伊勢角屋さんからセブンオーシャンズIPAをハーフで。Mサイズ750円。7種類のホップを使った贅沢なビールでした。色味もどっしりとしてるよね。
ここでフードラッシュ第二弾がやってきます。スパイシーなオニオンビアフリット(580円)と、チキンコンフィとグリル路メインレタスのシーザーサラダ。これはハーフなんだろうか、フルサイズなんだろうか。このサラダ、食べ止まず、一人で食べまくってました。おいしかった~!
それからポップコーン シュリンプ(680円)も。揚げ物オンパレード!
そして若手イチオシのdig-BBQ スペアリブ(1000円)!終盤なのにこれがキター!甘じょっぱいタレに絡んだジューシーなお肉が、おいしかった~。
そして、シメコメのアンフォゲッタブル・パイ・ピッツァ(1300円)。確かワカモレっぽいのが入ってたのでアンフォゲッタブルだと思います。シカゴピザをフィーチャーしたような、厚さ3cmの具沢山なパイ生地ピザです。食べにくかったけど、さくさくでおいしかった。
お酒とともに深い話に入り行く4人と、少し飲み足りないわたし。一人でがつがつ飲んでました。酔い覚ましのキリン・ブラウマイスター(グラス580円)。
そして店員さんにお代わりをすすめられて頼んだ、明石ブルワリー×道頓堀地ビールのデュンケル・ヴァイツェンのSサイズ500円。
さて、初の大阪ビール遠征をして思ったことをいくつか書いてみます。
まず、人口の多いところはクラフトビール熱の高い人の数も多いな~と思いました。これは人口比率からすると当たり前の話ですね。それから禁煙じゃないことも気になりました。23区のお店だと禁煙のビアバーが多いのですが、関東を出ると喫煙可なビアバーが多い。なので東京で飲み慣れていると、ちょっと違和感を感じます。クラフトビールって香りも繊細だし、タバコの臭いと混ざっちゃうよねぇ。逆に言うと、喫煙者を受け入れないといけない文化というか、習慣がまだ残ってるんだろうな。これは土地柄の問題でしょう。
dig beer baR(ディグビアバール)に行って良かったと思った事は、店員さんのクラフトビール熱の高さがとても伝わってきたことです。店長ジケンさんは、初心者にもわかりやすく、そして細やかにビールの特徴を説明してくれていました。これなら初心者でも取っ付きやすいですよね。
それにしても楽しかった!ご一緒してくれた皆さん、ありがとうございました。プレゼントをいただき、更には鱈腹飲んだのにご馳走してもらっちゃって、なんだか申し訳ありません。
大阪で飲み慣れていないので他のクラフトビアバーとの比較は出来ませんが、dig beer baR(ディグビアバール)さんはお料理もおいしく、コストパフォーマンス的にも悪くなかったと思います。お店の雰囲気もよかったので、このお店は何かと使い勝手が良さそうなお店だな~と思いました。またいつか顔を出せたらと思います。
終わり。
【2017年8月3日追記】
2016年12月30日で閉店されていたようです。閉店を発表したブログ記事が残っていました。
住所:〒550-0003 大阪府大阪市西区京町堀1丁目12-31
(*・ω・)つ 大阪食べ歩き情報もどうぞー♩