広島・薬研堀「がんちゃん」キャベツが甘〜い!お好み焼きとクラフトビールな鉄板焼き店。

広島市薬研堀「がんちゃん」ちょこっとそばとはいうものの、かなりのボリュームがある

広島を訪れたならば、お好み焼きを食べねば始まりません。ビール好きブロガーとしては、広島のクラフトビールも飲みたいところ。そんなワガママな欲求を叶えてくれそうな「がんちゃん」が薬研堀にありました。広島といえば赤ヘル軍団こと広島東洋カープを思い出しますが、がんちゃんの看板も赤でした。そして店前はブルワリーのノボリが出ています。

広島市の薬研堀にある「がんちゃん」というお好み焼きの店

店内に入ると、大きな鉄板を囲む客席が5〜6つ。他にも2名掛けくらいのテーブルが2つほど。コンパクトな鉄板焼き屋さんです。ひとりだと告げると、鉄板前の席に案内されました。

広島市薬研堀「がんちゃん」の店内

まずはビールを。キリッと冷えたアサヒ生ビール(600円)でライブ後の乾きを潤します。

広島市薬研堀「がんちゃん」アサヒ生ビール(600円)

この日は昼飲みとライブを挟んでからの飲みということで、22時過ぎの訪問でした。軽くつまみつつ、広島焼きでシメようとがんちゃんのメニューを眺めます。お好み焼きはそばかうどんが必ず入りますが、小さめのちょこっとサイズも用意されてるのがありがたい。その他にもすぐ出る系や一品料理、お肉系がズラリ。鉄板焼きのお店でこの数はすごいなぁ。

お好み焼きを焼き上げるには20分くらいかかりそうだとのことで、サッと食べられるおつまみを先に焼いてもらいます。

広島市薬研堀「がんちゃん」鉄板でおつまみを焼いてもらう

こちらはとにかくウマかった、広島名物ホルモン一夜干し(520円)。コリッ!サクッ!とした食感に塩気とホルモンの香り、そして旨味。めっちゃクセになる〜!がんちゃんの常連さんが「コレ、うまいんすよ!いつも食べます」と声をかけてくれました。

広島市薬研堀「がんちゃん」ホルモン一夜干し(520円)

そろそろお次のビールを飲もうかなと、冷蔵庫からHiroshima Neighborly BrewingのHNB HAZY IPA #003を選びました。ほどよいボディと香り。ここのビールを飲んだのはお初。おいしかったので、次はブルーパブを訪れたい!

広島市薬研堀「がんちゃん」HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWINGのHNB HAZY IPA(たぶん1000円くらい)

ホルモンをつまみ、クラフトビールのグラスを傾ける間に、着々と焼かれていく広島のお好み焼き。がんちゃんの重ね焼きの様子を撮影させてもらいました。まずは生地をまあるく広げていきます。常連さんが「がんちゃんのお好み焼きは、他とは違う。とにかく丸いの!」と熱く教えてくれます。

広島市薬研堀「がんちゃん」お好み焼きの生地を広げていく

今回注文したのは、ちょこっとそば肉玉です。普通サイズはボリュームが多すぎて食べきれないと思い、ちょこっとサイズにしてみました。が、それでも山盛りのキャベツ量。

広島市薬研堀「がんちゃん」ちょこっとそば肉玉(800円)のキャベツの量

そこに魚粉や天かすらしきものを振り、じっくり時間をかけて加熱していきます。

広島市薬研堀「がんちゃん」お好み焼きのキャベツに魚粉や天かすを振りかけて焼く

常連さんとお話ししている間に、気付いたらひっくり返されていたマイお好み焼き。

広島市薬研堀「がんちゃん」重ねたお好み焼きをひっくり返す

その後、おもむろにカパッと開けられた寸胴。「えっ、それは?」と尋ねると、常連さんが「これじゃないとダメなのよ、がんちゃんは」と答えます。湯気の立ち上る鍋に放り込まれる、お好み焼き専門の磯野製麺の生麺。あ〜!これマイお好み焼き用の麺なんだ!とやっと理解し、チルド麺じゃないことにも驚きます。

広島市薬研堀「がんちゃん」お好み焼きの麺を茹でる

茹で上がった麺を鉄板に丸く広げ、パリッと焼き上げていきます。

広島市薬研堀「がんちゃん」鉄板の上に麺を丸く広げて焼き上げる

そこに重ね焼いたお好み焼きを乗せて、ちょこっとそば肉玉(800円)の出来上がり。注文からできあがりまで25分ほど。結構時間がかかります。でも、この時間のおかげでキャベツがあま〜く変身するのです。ほんとおいしかったので、ぜひ食べてほしい。

広島市薬研堀「がんちゃん」ちょこっとそば肉玉(800円)の完成

自分の目の前に移動してきたお好み焼き。ヘラを使って食べやすいサイズにカットしていただきます。ゴマと青ノリの香り、うっすらソースにふわっと広がるキャベツの甘さ、そして香りの良い麺。これが広島のお好み焼き…!こんなにおいしかったのか〜!特に驚いたのは、とろけるようなキャベツ。甘くてとにかくおいしかった〜!

広島市薬研堀「がんちゃん」ちょこっとそばとはいうものの、かなりのボリュームがある

お好み焼きがおいしいと、お酒もどんどん捗ります。レモン酎ハイ(550円)を追加だ〜!さっぱり飲めて、お好み焼きとの相性もよし。

広島市薬研堀「がんちゃん」レモン酎ハイ(550円)

ちょこっとサイズで注文したとはいえ、お好み焼きをひとりで食べるにはボリュームがあります。これは味変で加速させるしかない。味変アイテムをいろいろと手渡されるので選び放題です。

広島市薬研堀「がんちゃん」お好み焼きにかけて食べる調味料

マヨネーズは酸味と油分が加わって濃厚に。胡椒を振りかけるとさっぱりとした食べ口。そしてパウダー状のガーリックは、独特な辛味にジャンク感がグッと増します。そのまま食べてもおいしいし、いろんな表情を楽しめていいなぁ〜。

広島市薬研堀「がんちゃん」ガーリックパウダーでジャンク&ガツンと。

ということで、広島の飲み屋街・薬研堀にある「がんちゃん」へ行ってきました。過去にも広島のお好み焼きを食べたことはありますが、がんちゃんほどの感動はなかったかも。クラフトビールを飲めたのも嬉しかったです。この日お店に並んだビールの種類は少なかったそうですが、広島のブルワリーが飲めただけでも儲けもんでした。お好み焼きだけはもちろん、同時にクラフトビールも楽しみたい方向けにオススメの一軒です。
終わり。

お店の情報

店名 がんちゃん
住所 〒730-0027
広島県広島市中区薬研堀7-16
営業時間 18時〜25時半
定休日 火曜
駐車場 なし。近隣にコインパーキングあり。


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ユッキー@毎日ビール

沖縄在住11年目のグルメブロガー。
沖縄で食べ飲み歩いた店は1000軒超。
ビールと旅が好きで、国内・海外グルメやビアバー情報も綴ってます。
最近の楽しみは、ライブ遠征と母子旅。

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