神戸市「元祖ぎょうざ苑」南京町の有名な餃子屋さんで食べた、神戸牛入りの水餃子がおいしい!

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」で水餃子と焼き餃子を食べた様子

小学校の春休みに合わせて、神戸まで母子旅してきました。今回もママ友+お子の組み合わせ2組での滞在です。神戸は過去に一度訪れたような気がしますが、あまり記憶になく… もしかするとほぼ素通りだったのかかも…

初の神戸滞在みたいなものですし、子どもと一緒ですから、わかりやすい観光地を訪れてみることに。行き先はJR元町駅から徒歩圏の南京町です。神戸の中華街、老祥記めちゃくちゃ並んでる〜!泣

神戸市の中華街・南京町を訪れた

子連れで長時間並ぶ小籠包は無理そうなので、プランBに変更。訪れたのは、昭和26年創業の老舗餃子店「元祖ぎょうざ苑」です。昭和26年ということは西暦1951年から営業を始め、今年で73年目を迎える老舗店です。夕方は17時オープンだそうで、時間的にもピッタリ!

神戸市の南京町にある「元祖ぎょうざ苑」の外観

お店の入り口には、持ち帰り用のお土産品がズラリ。いろいろあるなぁと眺めてから店内に向かいました。

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」お店の前にお土産品がいっぱい

お店に入るとカウンター席、その奥にテーブル席が7〜8席設けられています。わたしたちが訪れた後、あっという間に満席になりました。食べたら出ていくお客さんが多いのか、この日は回転が良いように見えました。

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」の店内

壁には一面のサイン色紙。元祖ぎょうざ苑は創業70年以上の有名店ですから、有名人もいっぱい訪れて餃子を食べたのでしょう。

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」には壁一面のサイン色紙があった

こちらが元祖ぎょうざ苑のメニューです。国産豚肉&野菜にA5ランクの神戸牛を餡に使った餃子は4種類。焼き餃子・水餃子・揚げ餃子・スープ餃子が用意されていました。裏名物として、ジャジャ麺などもあるみたい。ジャジャ麺といえば盛岡の白龍を思い出しますが、神戸でも食べられることに驚きました。食べ飲み放題もあって、いっぱい食べて飲みたい方にオススメです。

さて、カーチャンズは無事に神戸入りできたことに、乾杯の儀。生ビール(550円)はアサヒスーパードライでした。絶対餃子に合うおいしいヤーツ。

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」生ビール(アサヒスーパードライ、550円)で乾杯

いくつかオーダーを通して、真っ先にやってきたのがジャジャ麺(800円)

元祖ぎょうざ苑の創業者は岡山出身の頃末芳夫さんで、昭和初期に中国の満州と山東省でレストラン経営されていたそうです。終戦後に日本に引き上げましたが、中国現地で食べた餃子とジャジャ麺が忘れられず、神戸の南京町にお店をオープンさせたそうです。

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」ジャジャ麺(800円)

ジャジャ麺は手打ちの平打ち麺とキャベツ・モヤシの温野菜、そしてピリ辛肉味噌が乗せられています。全体を混ぜ合わせていただくのですが、これがおいしくて!お子サマー的には「辛い」とのことでしたが、味噌の旨味や甘さが感じられてクセになります。モチモチの麺もいい。食事ではなくおつまみなら、ジャジャ菜がよいかも!

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」平打ち麺と温野菜の上にジャジャ味噌が乗せられているので、混ぜて食べる

餃子がやってくる前に、秘伝の味噌だれを作っておきましょう。

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」秘伝の味噌だれのおいしい作り方

卓上調味料の中から、壺入りの味噌だれをスプーン山盛り一杯、醤油とお酢をひと回し。これを混ぜ合わせるみたい。ラー油はありません。何故なら、本場中国では餃子を食べる時にラー油を使わないから。これも元祖ぎょうざ苑のこだわり。

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」の卓上調味料

黄金比率は味噌だれ2・醤油1・お酢1だそう。あとはお好みでニンニクを入れてもよいそうです。

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」壺の味噌だれと醤油とお酢を合わせる

味噌ダレを作っていると、神戸牛入り水餃子(1人前6個、495円)がキター!

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」神戸牛入り水餃子(6個、495円)

元祖ぎょうざ苑の推しは、焼き餃子ではなく水餃子とお見受けしました。何故ならば本場中国で餃子の原点といえば、水餃子だからです。本場の味を守り抜いているお店でしょうから、本場らしく水餃子をオススメしているだろうと思います。味噌だれをたっぷりつけて、いただきまーす!

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」水餃子に味噌だれをつけていただく

この水餃子、手打ちうどんを応用した独特な皮で、もっちりとしておいしい!豚肉・神戸牛・野菜が入った餡は味付け控えめ。ニンニク不使用の質素な印象に感じましたが、それも中国の餃子に従っているそう。このまま味噌だれだけで十分おいしいのですが、すりおろしニンニクを入れるとパンチのある味わいに。ウマウマー!

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」水餃子の餡

こちらは、神戸牛入り焼き餃子(1人前6個、495円)。ピーナツ油でこんがり焼かれた餃子の焼き目、おいしそう!羽無しのオールドタイプな感じです。

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」神戸牛入り焼き餃子(6個、495円)

味噌だれにぶち込んで、パクッと一口。

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」焼き餃子に味噌だれをつけていただく

なるほど… これはこれでおいしいのですが、焼き餃子は印象が控えめでした。薄めの皮で餡も味付けも控えめですから、味噌だれをたっぷりつけてもみたのですが、わたし的には水餃子に軍配だったなぁ。水餃子の皮のもっちり感、これがわたしの好みにドンズバ刺さったのでしょう。

神戸市の南京町「元祖ぎょうざ苑」焼き餃子の餡

ということで、神戸市の中華街・南京町にある老舗餃子店「元祖ぎょうざ苑」を訪れました。今回はジャジャ麺と水餃子、そして焼き餃子を堪能しました。他にも揚げ餃子とスープ餃子があるので、いつかコンプしてみたいなぁ。ランチタイムのメニューもあるそうで、そちらを試すのも良いかもしれません。

餃子の餡を思い出すと、無駄に加えず、本場中国の形式に則るスタイルが、余計なものを排除する引き算に思えました。といいつつもよく考えると、A5ランクの神戸牛を加えているのは足し算なのかもしれません。どっちやねん。笑

ちなみに、食事直前にキッズが喧嘩を始め、お店でもギスギスしていたため、神戸牛の旨味を感じる余裕がありませんでした。そんなところも含めて、子連れ旅を満喫しました。笑
終わり。

お店の情報

店名 元祖ぎょうざ苑
住所 〒650-0023
兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目8-11
営業時間 11時45分〜15時/17時〜20時30分
定休日 月曜
駐車場 なし


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ユッキー@毎日ビール

沖縄移住10年のブロガーによる、定番グルメからローカル店まで沖縄情報。国内外の旅グルメ・ビアバーめぐりの情報も。クラフトビール歴は16年、ブログ歴12年、カーチャン歴7年。

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