北海道・余市「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」を見学&試飲してきた。

2014年8月27日

余市,ニッカ,ウイスキー,蒸留所,見学,試飲

先日の北海道帰省の時に「ニッカウヰスキー余市蒸留所」に行ってきました。
札幌駅から余市への直行電車がないため、一度小樽で乗り換えた我々。朝8時過ぎに集合し、余市に到着したのは10時過ぎっていう、距離にしたらたった50~60キロなのに異様に移動時間がかかるという二人旅...二人とも飲みたいし、お互いペーパードライバーので、JR移動かつ時間がかかっても仕方ありません。

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余市駅からニッカウヰスキー余市蒸留所までは目と鼻の先。駅から見えるほどの近距離です。

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ニッカのおじさんとご対面し、10:30からの工場内見学ツアーに参加しました。これからお酒が待っているので、水を飲んでおかなくては。

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ニッカウヰスキー余市蒸溜所を見学してわかったことは、ビール醸造とウイスキー蒸留の行程が途中まで似ていること。

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あと、ニッカ蒸留所では石炭で仕込みをしているとか、

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この蒸留所で最初に仕込んだ樽が、まだ一号貯蔵庫に寝かされて残っているとか、

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ガイドのおねいさんが渡辺まゆゆ似の美人さんだったとか、この回の参加者がわたしと悪友Yのみだったのでおねいさんがとても良くしてくれたとか、

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創業当時に製造したボトルを展示していたり(もちろん手つかず!でも年月とともにウイスキーが蒸発し、中身が減っているように見える。いわゆる天使の分け前=エンジェルシェア)、

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ニッカになる前の日本果汁時代に造ったアップルゼリーもありました。これ、蓋を開けたらどんなことになっちゃうんだろう。

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その他、NHKの朝ドラでお馴染みのニッカ創業者・竹鶴さん(マッサン)の社歴や、マッサンは広島出身ということでカープファンだったために79年の優勝記念ボトルが発売されていたりだとか、

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マッサンの奥様・リタ夫人との出会いだとか、マッサンが釣ったとても大きな魚拓の展示や、これまた彼が仕留めた熊がいたりとか、とても興味深く見学させてもらいました。しかしこの熊、うちの犬みたいだな。

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そして見学ツアーの最後には、お楽しみの試飲コーナーが!試飲できるお酒は3種類。事前にガイドのおねいさんにオススメの飲み方と、飲む順番を教えてもらっていたので、それに従って飲みました。

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まずはブレンデッドウイスキー鶴17年を試飲しました。

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鶴17年は水割りで飲みます。ガイドのおねいさん曰く「ウイスキー1:水2+氷3つ、ステアは21回がオススメ」だそうな。自分で造って飲みます。

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こちらの水割りの味わいは、ドライな辛さがあって、水割りにしてもアルコールが濃いから少量なのに酔いが回る!でもスイスイ飲めちゃうから不思議。昔はウイスキーなんて飲めなかったんだけど、わたしも大人になったなぁ。

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続きましての試飲はシングルモルト余市10年。ストレートで試してみたところ、口の中が大変なことに!ヒーハー!

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ドライ感が強いし、熱いし、アルコール成分高すぎ!ということで、ワイスアップという飲み方にチェンジしました。これは「ウイスキー1:水1」で割る飲み方です。かといってこれ以上水を多くすると、きっとウイスキーの風味も薄れてしまうんだろうな、と飲み干しました。

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最後にアップルワインを試飲。これは青森の醸造所で造っているデザート感覚のお酒で、以前わたしも買って飲んだことがあります。甘くてストレートでもジュースのように飲めるけど、炭酸マシーンがあったのでハイボールにしてみました。

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氷を浮かべていただいたアップルワインのハイボールは完全にジュース感覚。ごくごく飲みました。甘くてフルーティなので、女性ウケもよさそう。

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ちなみに余市まで車を使ってやってくる人も多いのでしょう。ハンドルキーパーということがわかるよう、目立つところに貼るためのシールが各所に置かれていました。

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そんなハンドルキーパーやお子さんでも安心の、余市産りんごジュースやウーロン茶も試飲コーナーにありましたよ。ソフトドリンクまで無料で用意しているとは、ありがたいことです。

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試飲コーナーの一角におつまみや工場限定販売のお土産も売ってました。おつまみを食べながら試飲できるなんて、長居しちゃうじゃないの。いいんですか、ニッカさん!

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わたしはこちらでアップルワインやウイスキーが入ったチョコレートを購入しました。チョコレートは別の売り場でも見かけていたけど、このサイズは試飲コーナーでしか売っていないんだって!

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その後、原酒販売コーナーへ立ち寄った悪友Yとわたし。悪友Yが「原酒、おいしいんだよね~」なんていうものですから、わたしも試したくなっちゃって。

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ついつい有料試飲コーナーヘ移動。

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いくつかあるシングルカスクウイスキーの中から、わたしは新樽で20年も貯蔵熟成されたものを。悪友Yはシェリー樽貯蔵の15年。アルコール度数60%近いってなんなんでしょう。15cc飲む為に、どれほどのお水を要したのかわかりません。テイスティングコーナーのスタッフさんが気を使ってたくさんお水を飲ませてくれました。優しいスタッフさんにお話を伺ったところ「僕はそんなにウイスキーは得意じゃない」と言いつつ、ウイスキーの香りやニッカのオジサンのこと、ウイスキーが熟成されるまでのロマンについて聞かせてくれました。得意じゃなくてもウイスキーが好きなんだろうな~。

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ということで東京ドーム11個分のとても広い工場を歩き回って見学してきました。貯蔵庫の奥行きが50mあるとか、東京ドーム11個分の敷地だとか、北海道の大きさも感じられたし、創業当時からの展示物が見られたりでとても楽しかったです。

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ウイスキーが得意じゃなくても、わたしのように知識ゼロで行ったとしても、5万リットルものサイズの釜をみたり、石炭で仕込まれていたり、とても興味深い時間の使い方が出きるんじゃないでしょうか。駅からも歩いてすぐなのでドライバー不要で見学に行くことも出来ますよ。
今度はもう少しウイスキー慣れしてから伺いたいな~と思いました。
終わり。

住所:〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7丁目6

(*・ω・)つ 北海道食べ歩き情報もどうぞー♩

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ユッキー@毎日ビール

グルメブログ歴12年、沖縄移住10年。沖縄定番グルメからローカル店まで食べ歩き情報を綴ってます。国内外のビアバーめぐりに、旅・遊びの情報も。クラフトビール歴は16年、ホップの効いたビールが好き。

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