那覇市泉崎の「中国家常菜 燕郷房(ヤンキョウファン)」でランチを食べてきました。那覇で中華といえばこのお店といっても間違いないくらいの知名度と人気ですよね。四川麻婆や坦々麺がおいしく、ビリビリ痺れる辛さが好きな人にオススメ。もちろんその他の中華ランチがおいしく、お昼のピークタイムは行列ができるほどの人気っぷりです。ということで、さっそくレポート行ってみよ〜!
もくじ[隠す]
泉崎の人気店「燕郷房(ヤンキョウファン)」について
どこにあるの?駐車場は?
燕郷房(ヤンキョウファン)は国道58号線の泉崎交差点近くにあります。ゆいレール県庁駅前と旭橋駅の中間あたりにあり、平日のお昼時ともなればサラリーマンで満席になるランチスポットです。お店の専用駐車場はありませんが、お店の横にコインパーキングがあるので便利です。ちなみにお店の並びにはトルネコパーパや紅虎餃子房があって、中華やラーメンには欠かせない通りだなと思っています。
店内の様子
こちらが燕郷房(ヤンキョウファン)の外観です。ランチタイムを外した人の少ないタイミングで写真を撮りましたが、ピーク時はお店の前にゴッソリ人が溜まっています。
お店の外に人が並んでいるからと言って、そのまま外で待ってはいけません。お店に入ってすぐ、ウェイティングリストが出ていますので、こちらに名前を記載して待つようにしましょう。ある日、わたしは11時45分頃にお店に到着したところ、すでに店内は満席で、ウェイティングリストを数えるとなんと14組待ちでした。驚異の人気店!
店内はいかにもな中国風の雰囲気。周辺で働くサラリーマンが続々とやってきます。12時頃はほぼ満席状態ですが、実はカウンター席もあるので一人でも食べに入りやすかったりします。
ランチメニューをチェック!
燕郷房(ヤンキョウファン)のランチメニューです。定食ものから麺類、炒飯やごはんもの、お粥など、中華ランチときいて想像するメニューが一通り揃っていました。日替わりも定食もおいしいんですよね。ここは何を食べても満足度が高いから、毎回どれを注文しようか迷ってしまいます。このメニューは2023年4月時点の情報なので最新版はお店でご確認ください。
実食!グルメレポート
日替わり定食
燕郷房ランチの名物とも言える日替わり定食。毎週メニューが発表されるので、お店のSNSをチェックして食べにいきましょう。お店のレジ前でも日替わりスケジュールが置かれているので、お会計時にチェックして気になった日は食べに行く、ということもできますよ。
豚しゃぶと豆もやしの椒麻ソース
この日の日替わり定食は、豚しゃぶと豆もやしの椒麻ソース、味玉付き(780円、2015年8月時点)でした。豚しゃぶと豆もやしはあっさりと、青ネギと中国山椒のペーストが刺激的なアクセントになって、とってもおいしかった〜!味玉もしみしみでウマし。ボリューム満点でした。
牛バラと大根の塩煮込み
こちらは牛バラと大根の塩煮込み(800円、2021年7月時点)。たっぷりのスープに浮かぶのは、大きな牛バラ肉3つ、ダイコン3つ、エンサイです。小皿が2つにスープとごはんの組み合わせで、大満足のボリュームです。
牛バラ肉はほろほろと食べやすい柔らかさでした。牛の旨味と中華スパイスの組み合わせはそのままでもおいしいし、薬味たっぷりの中華ダレをつけてもごはんがパクパク捗ります。とにかくおいしい!スープたっぷりで汗が止まりませんでした。
豆豉蒸魚片
この日の日替わりは豆豉蒸魚片(880円、2023年8月時点)でした。これは絶対おいしいだろうと思い、注文してみました。メインおかずに副菜2皿とごはん・スープがついています。
豆豉蒸魚片というのは聞きなれないメニュー名けれども、台湾の食堂でいただくようなランチみたいです。フワトロの骨なし白身魚フィレを、中国の調味料・豆豉(トウチ)で調味し蒸しています。お豆腐や春雨も乗せられて、ガツッと中華な燕郷房にしてはかなりヘルシーな感じ。豆豉のタレもおいしかったです。
この日の日替わりはジャガイモとお肉のスパイス和え的なものと、お漬物。
セットのごはんとスープ。ごはんはお茶碗にたっぷり。半分に減らすのを忘れていました。ボリューム満点です。
麻婆豆腐定食
燕郷房(ヤンキョウファン)のランチといえば、麻婆豆腐定食(880円、2015年8月時点)が大人気。お客さんの半分は麻婆豆腐を食べているんじゃないかってくらい、みんなで汗を垂れ流しながらハフハフと頬張っています。
この店の麻婆豆腐はシビカラ系ではありますが、辣のビリッとする痺れよりも、麻の辛さが強めかなと思います。食べていると汗が止まりまらなくなるので、わたしはいつもタオル持参で食べに行きます。味が濃くてごはんによく合い、パクパク食べ進めらるたまらないおいしさ!副菜もついてお腹いっぱいになりました。
ダブルのせごはん
この日いただいたのは、ダブルのせごはん(980円、2015年8月時点)です。お肉たっぷりのメニューをオーダーしました。テリッとした光の反射が、視覚的においしそうに写りました。さっそくご馳走にありつきます。
ダブルのせごはんには自家製叉焼と蒸し鶏が乗せられています。横浜中華街でよく見かけていた表面が赤い叉焼と、ネギダレをたっぷりかけられた蒸し鶏は、想像していた以上のボリューム!
叉焼は味が濃く、お肉の質感も固め。ごはんにもお酒にもよく合いそう。脂身が少ないので意外とあっさり食べられます。
反して、蒸し鶏は結構脂っぽいです。鶏肉の脂ではなく、ネギダレに使われているゴマ油がこってり感につながっています。でも、ソースに入っている生姜がピリッといいアクセントで、全体感としてはおいしいです。
ダブルのせごはんには味付けされた半熟卵と炒められた空芯菜も乗せられていました。この空芯菜、作り置きではなく、オーダーの度に炒めているんでしょうか。食べてみると炒めたての温かさがありました。
的士飯(タクシーハン)
この日はシブいメニューの的士飯(850円、2023年4月時点)を食べました。的士飯と書いてタクシーハンと読みます。中国のぶっかけごはんで、忙しいタクシードライバーのピリ辛スタミナごはんなのだそう。わたしが大学生の時に食べておいしかった懐かしのメニューが、ここ燕郷房(ヤンキョウファン)にもありました。
的士飯の特徴は、とにかく具材が豊富。タケノコ、レンコン、青菜、フクロタケ、キクラゲ、イカゲソが熱々の餡になっています。豚肉も入ってたかな。ピリ辛ですが食べられない辛さではなく、ほどろく食が進みます。野菜たっぷりで食感を楽しめる具材も入り、ボリュームがあってお腹いっぱいになりました。
添えられたスープもとろみがついてるタイプ。豆腐に卵で定番の味わいです。
わんたんレタス麺
わんたんレタス麺(880円、2015年8月時点)もいただきました。スープは塩と醤油が選べまして、この日は塩をチョイスしました。
麺は細めのストレート、スープもあっさりでおいしいです。ワンタンもつるんと食べられます。加熱されたレタスがおいしくて、野菜も炭水化物もおいしくいただけますよ!
涼担々麺(夏季限定)
暑い時期限定で提供されている涼担々麺(1000円、2021年7月時点)をいただきました。トッピングが豊富に用意され、今回はパクチー増し(+100円)でいただくことに。
たっぷり乗せられたパクチーに隠れていますが、白髪ネギや水菜もたっぷりと盛り付けられています。濃厚な胡麻ダレをまとった麺を引っ張り出してズルズルといただきます。麻辣な辛さは控えめで、さっぱりといただけるタイプです。不思議な食感があると思ったら、中華クラゲが入ってるじゃないですか!この工夫はとても面白いなぁ。冷やし担々麺だからこその味わいです。
まとめ
ということで、那覇市泉崎の人気中華店「燕郷房(ヤンキョウファン)」に行ってきました。ランチタイムになると行列ので切る人気店です。人気の理由は群を抜いておいしいから、に決まってますね。町中華の域を超えているのに、高級中華レストランまではいかない手の届く庶民的なところも嬉しいんだよなぁ。
このお店には、まだまだ食べてみたいランチメニューがいっぱいあります。担々麺も食べてみたいし、五目ヤキソバや餃子、チャーハン、それに日替わり定食も!リピートして食べに行きたくなるお店、それがこの燕郷房(ヤンキョウファン)なのです。ちなみに、国際通りの端っこにある金燕楼(ゴールデンスワロー)は姉妹店。どちらもおいしいと評判です!
終わり。
お店の情報
店名 | 中国家常菜 燕郷房(ヤンキョウファン) |
住所 | 〒900-0021 沖縄県那覇市泉崎1丁目11-3 |
営業時間 | 平日:11時半~14時半(L.O.14時)、17時半〜23時(L.O.22時半) 土曜・祝日:17時〜23時(L.O.22時半) 日曜:12時〜22時(L.O.21時半) |
定休日 | 火曜 |
駐車場 | なし。隣や周辺に近隣にコインパーキングあり。 |