横浜・福富町「be Rock 宮川橋店」野毛の飲兵衛を納得させる日本酒専門バー2号店。

野毛ハシゴ酒の3軒目は、悪友Yが訪れたいと言っていた「be Rock（ビーロック） 」です。店名がイカしてる！まずbe Rock野毛店を訪れたところ「店主はもうひとつの店舗にいる」とのことで、少し歩いて福富町のbe Rock 宮川橋店へ到着しました。大岡川沿い、宮川橋のたもとに位置します。この界隈に住んでいた頃、めっちゃ散歩してたところに素敵なお店ができたんだなぁ！

周辺にはアヤシイお店が多いけれど、be Rock 宮川橋店は窓ガラス越しに店内の様子がよく見えます。明るくイカガワシイ感じは全くない店内にはテーブル席、その奥にカウンター席がありました。我々は大岡川を臨むリバービュー席に案内受けました。

この日のbe Rock 宮川橋店のメニューです。日本酒のリストは何枚かあって、封切りしたばかりの銘柄は別紙にまとめられています。日本酒は1杯500〜1000円、お店の方がお客さんに合わせたグラスを選んで注いでくれるというスタイルです。酔っ払い度合いを客観視し、酒量調整してくれるのかしら。このあたりの匙加減はわかりませんけれど、お店に委ねるのも楽しいものです。おつまみは日替わりの他に干物や野菜などの定番メニューがあるみたい。

日本酒にはさっぱり疎いわたくし。悪友Yのオススメしてもらい、秋鹿 純米酒 稲穂ラベル（平成29BY）をいただきます。やや蕾型の膨らみすぎないグラス。ワイン同様、香りを楽しむためにこの形状なのでしょう。秋鹿 純米酒 稲穂ラベルは常温提供で、すっきり飲みやすくおいしかった。チェイサーのお水も一緒にいただきました。

日本酒に長けてる悪友Yがいろいろと教えてくれたはずなんだけど、酔っ払いの記憶には何も残らず...（すまぬ）。北海道産酒BAR かま田に連れてってくれた時もやたら酔っ払ったなぁ。日本酒はおいしい、だけど飲むペースには気を付けねば。

be Rockでは日本酒に合わせて酒器をセレクトしてくれます。オーダーした日本酒に合わせ、蕾型やワイングラスなど色・香りを楽しめるグラスを出してくれるんですね。まるで白ワインを飲んでるような雰囲気。

おつまみもいくつか。筋子の粕漬け（500円）です。そのままでもおいしい筋子に酒粕の旨味が移り、より一層おいしいおつまみに。ねっとりな食感も日本酒のアテに最適。

ホヤの塩辛（650円）もお酒に合いますね。独特なホヤの風味はほぼそのままですが、塩気がクセをまろやかにしていると思いました。発色が良くテーブルを彩ります。

悪友YとYたんは2杯目の日本酒を注文した記憶。二人ともお酒強い。

一方のわたしは脱落。KIRIN レモンハイ（650円）にチェンジ。すっきり飲みやすい。ここまで何度もチェイサーをいただいてます。夜の長い野毛ハシゴ酒には、小休止は必須です。

こちらは干し柿クリームチーズ（600円）。ブラックペッパーをガリガリと挽いてます。デザートっぽい組み合わせだなぁと思っていたら、日本酒とよく合わせる濃厚まったり系おつまみなのだそうです。干し柿のナチュラルな甘さと、クリームチーズのほんのり酸味。チビチビつまむのが良きですね。

ということで、横浜は福富町にある「be Rock 宮川橋店（ビーロックみやかわばしてん） 」へ行ってきました。野毛周辺でオススメの日本酒のお店といえばbe Rock、そう答える人が多いんじゃないかな。銘柄の数、こだわりの提供方法、おつまみ、そしてお店の雰囲気も店員さんもいい感じ。どれをとっても野毛の飲兵衛を満足させる素敵なお店です。クールビューティーな店主・田中麻奈さんとも少しお話をさせていただきましたが、ロックとお酒が好きな点にシンパシーを感じました。今度はbe Rock 野毛店にもお邪魔したいし、田中さんとももう少し話してみたいなぁ。
終わり。