台湾・高雄「興降居」肉まんや中華パンがおいしい早餐(朝ごはん)の行列店!

2019年3月20日

台湾・高雄「興降居」で食べた朝食。

高雄の行列ができる朝ごはん屋さん「興降居」に行ってきた。

台湾・高雄の朝ごはんで有名な「興降居」を訪れました。この朝、ご主人サマーは子守をしているというので、同日程で高雄滞在していた飲み友達のBYと一緒に、大人だけのゆったり朝ごはんを食べに行きました。ありがたや、ありがたや。興降居は地元客にも観光客にも有名。初高雄のわたしも食べてみたい!と食いつきました。

台湾・高雄「興降居」の外観。

どこにあるの?

興降居はMRT市議会駅から歩いて2〜3分の場所にあります。高雄駅からも2km弱、歩いて20分程度で到着します。わたしは宿泊先のリーズホテルからUberを使い、10分弱の乗車で到着です。ちなみに高雄駅近くには支店もあるようです。こちらの方が混んでいっぽいので気になる方は調べてみてください。

メニューをチェック。

こちらが興降居のメニュー表です。湯包(肉まん)、焼餅類(中華パン)、蛋類(卵系)などなど。割包(中華バーガー)や鹹豆漿(豆乳スープ)、飯糰(台湾おにぎり)もありますね。ただ、現地では何が何だか、メニューに惣菜売り場に超列にと目まぐるしいので、事前に何を食べるか決めてから行くことをオススメします。

台湾・高雄「興降居」のメニュー表。

注文はローカルルール。日本語も通じず、なかなか難しい。

お店に到着したのは朝9時台だったと思います。お店の前には朝ごはんを買い求める人の列がありました。我らも後ろに並びます。ただ並ぶのではなく、並び方があるようです。列は2列あって、左側は湯包(肉まん)専用レーン、右側は焼餅(中華パン)専用レーンとなっています。どっちも欲しい場合は右側に並べば良いかも。

台湾・高雄「興降居」で朝ごはんを購入するために並ぶ人たち。

湯包レーンで肉まんを受け取ったら、そのまますっ飛ばしてレジに行ってOKです。出来上がったお惣菜パンを買う場合は列に並ばず、パッパッと商品を取ってレジに向かうことも出来るっぽい。このあたりのローカルルールが難しい。わたしは湯包も焼餅も食べようと湯包を受け取って焼餅の列に並んでいたら、後ろの現地人なおじさんにドヤされました。全然言ってる意味わからんけれど、焼餅食べたいから並んでる!とジェスチャーで対抗。日本語が通じるスタッフも殆どいないので、意思疎通の基本は指差しです。

台湾・高雄「興降居」の注文カウンター。

ゲットした朝食と共に店内席へ。

すったもんだでゲットした朝食がこちらです。湯包と紙袋に入った中華パンと豆漿(豆乳、価格不明)。支払い時もなんとなくでお会計しました。もし近くに電卓があれば指差しして押すジェスチャーをすれば、合計金額がいくらか教えてもらえます。また店内食は「内用(ねいよん)」、持ち帰りは「外帶(わいだい)」と伝えればOKです。経験上、台湾は「テイクアウト」でも持ち帰りの意味と通じます。

台湾・高雄「興降居」で食べた朝食。

朝食を持って向かうのはイートインスペースです。興降居のイートインは15席もあったでしょうか。サッと食べてサッと出るようなお店なので待ち時間はそこまでないと思います。我々も食べ終わった先客に譲ってもらい、座ることができました。

台湾・高雄「興降居」の店内客席。

じゅわる肉汁の湯包(TWD18)

まずは湯包(タンパオ、TWD18)です。日本円で65円くらい。小さめですが、これが存在感のある肉まんで!

台湾・高雄「興降居」の湯包(肉まん、TWD18)

餡はキャベツや香味野菜、お肉がたっぷり。じゅわる肉汁をすすりながら食べないとこぼれてしまう!かといって、野菜が多いからクドくないんです。これ、ほんっとウマかった。もっと食べればよかったなぁ。

台湾・高雄「興降居」の湯包(肉まん)は肉汁が本当にたっぷり!

湯包は売り切れることを知りません。それは、お店の奥の調理スペースで黙々と包み続けるスタッフさんのおかげ。

台湾・高雄「興降居」で肉包(肉まん0wp包み続けるスタッフの人たち。

黙々と包まれた湯包は、お店にある蒸しコーナーに移されます。ここでセイロに並べられ、一定時間蒸しあげます。

台湾・高雄「興降居」で湯包を蒸し器に並べるおじさん。

湯包が蒸しあがった頃、お姉さんがやってきて、サッと売り場に持って移動します。

台湾・高雄「興降居」で蒸し上がった湯包を運ぶおねえさん。

売り場のおばちゃんによって手際よく裁かれる湯包です。ほんとおいしかったー。過去最高の味でした。

台湾・高雄「興降居」の蒸気を上げた蒸したて湯包。

焼餅葱蛋+油條(TWD42)は想像以上のウマさ!

お次は焼餅(シャオピン)です。漢字だけ見ると焼いた餅かなーって全然興味無かったんですが、ちょっと待って!勘違いだから!焼餅とは、米でできた餅じゃなくて中華パンなのです!これもウンマーなので是非とも食べて!焼餅は好みでいろんな具材を挟み込んでくれます。オススメはピンクの紙にあるのでお好みでどうぞ。と言ってもわたしも意味がわからず、割とノーマルな中華パン+卵焼き+揚げパンの組み合わせをいただきました。

台湾・高雄「興降居」の看板メニューとおすすめ。

これはおそらく焼餅油條(TWD30)に油條トッピング(TWD12)です。日本語が通じる方が調理場にいたので、「これ(焼餅)と揚げパンをお願い」と伝えると「卵は?」と確認されました。海外ではオススメされたらお断りしない主義。おかげでこの最強組み合わせの焼餅葱蛋+油條に出会えました!

台湾・高雄「興降居」の焼餅葱蛋(TWD30)に油條(TWD12)トッピング。これがウマいのだ!

白ごまたっぷりの中華パンを広げると、油條(揚げパン)とネギ入りの薄焼き卵。これ、どんな味わいか想像つきますか?わたしは食べるまで味を想像できませんでした。注文してみたものの、おいしくないのでは...と訝しげにかぶりつきます。

台湾・高雄「興降居」焼餅油條とは、焼いたパンに揚げパンを挟んだ高カロリー食。

一口食べてみると、これがめちゃくちゃウマくて!サクサクの揚げパンが最も存在感があり、中華パンとネギ入り薄焼き卵を共に食べることで、どこかデニッシュの雰囲気を感じさせます。パン好きは一度食べるべし!焼餅めっちゃウマいー。これはまた食べたい。

台湾・高雄「興降居」の焼餅油條を食べてみると、ザクザク食感がデニッシュのようでウマい!

テイクアウトで湯包2個(TWD36)と割包(TWD35)

食後、ご主人サマー用に湯包2個と割包(TWD35)を購入して持ち帰りました。割包は高菜と甘じょっぱい三枚肉の中華バーガーで、見た目以上のボリュームでした。ただ、持ち歩く間に冷めてしまい、興降居全力のウマさではなかったかも... それでも美味しく食べてもらったように思います。やっぱ出来立てが一番だわー。

台湾・高雄「興降居」でテイクアウトした湯包(肉まん、TWD18)2個と、割包(台湾風バーガーTWD35)。

まとめ

ということで、台湾・高雄の行列ができる朝ごはん屋さん「興降居」を訪れました。これまで台湾で食べた肉まんっぽい食べ物(湯包や水煎包)の中で、もっともおいしかったのが興降居でした。肉汁じゅわ〜系の肉まんって脂っこくて食べててツラくなりもしますが、興降居は嫌な感じがなく、朝ごはんで食べるのにちょうどよかったです。1個じゃ足りない!旅先なら2個は食べたい!初トライの焼餅は驚くほどおいしくて、沖縄に戻った後もずーっと恋しかったです。沖縄で食べられるお店があればいいのですが、今の所見当たらず... 食べたい!あの味、また食べたい!これを食べるため、また台湾に行かなくてはと思っています。近所に興降居があれば最高なのだけどなー。
終わり。

住所:801高雄市前金區六合二路186號

(*・ω・)つ 台湾食べ歩き情報もどうぞー♩

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ユッキー@毎日ビール

グルメブログ歴12年、沖縄移住10年。沖縄定番グルメからローカル店まで食べ歩き情報を綴ってます。国内外のビアバーめぐりに、旅・遊びの情報も。クラフトビール歴は16年、ホップの効いたビールが好き。

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