東京出張に行ってきました。勤務は朝10時スタートだから、朝ごはんを食べも十分間に合うなぁ。そこで五反田の「東京豆漿生活(トウキョウトウジャンセイカツ)」へ向かいました。住宅街の一角にあるこちらのお店は朝8時オープン。到着すると住宅街の一角は既に入店待ちの列ができ、あたしは5組目でした。平日なのに開店前から並ぶのねぇ。
入り口には東京豆漿生活のメニューとおぼしき物。
そして、扉に貼られた「店内絞り 熱/冷 新鮮豆乳」と「本日豆乳製造機故障の為豆乳はありません。ご了承下さいませ。」の張り紙。えっ、豆乳がないの?!
まさか豆乳のない日とは。どうしようか悩んでいる間に開店。店内には2〜4人がけのテーブル席が7つか8つで、オーダー後に着席するよう促されました。
レジに向かう列の途中、豆漿製造室が目に入りました。ガラスの向こうにマシンがあり、スタッフが何か作業をしています。だいぶ前から訪れたいな〜食べてみたいな〜と思っていた東京豆漿生活です。東京出張の空き時間にやっと訪れ、それで食べられないのは本当に悔しい。でも、それもまた人生。豆漿のためにまたリベンジを心に決めて、この日は豆漿以外を食べることにしました。
豆漿の他には、台湾の朝ごはんで見かける台湾パンを販売しています。この日は焼餅(シャオビン)が1種類、酥餅(スーピン)が4種類でした。
照明色が調整できなかったので、別の角度からカットで色味をお伝えしたい。焼き色があまりついてないのが台湾パンの特徴ですね。ゴマ多めなところも好き。
こちらが東京豆漿生活のメニューです。豆漿とは豆乳スープのことで、いつもは4種類提供しているようです。豆漿はホットと冷たいのが選べたり、甘さの調節ができたりもするらしい。この日は残念ながら食べられなかったけれど、絶対リベンジするぞ〜!ちなみにテイクアウトも可能です。
この日は焼餅(シャオビン)と酥餅(スーピン)をひとつずつ購入しました。
まずは焼餅(シャオビン、180円)から。薄く平べったいパンに葱蛋(ツォンダン、100円)を挟みました。葱蛋とはネギ入りの卵焼きです。
かぶりつくと、幾層にもなった焼餅が口元からはらはらと落ちてしまう、そんな生地です。油分控えめはサクサク・モサモサな食感で、ほんのりの甘さと胡麻が香ります。注文後に焼き始める葱蛋は、塩胡椒と何か台湾っぽいスパイスを使っているようです。しょっぱ系の朝ごはんになりました。
実を言うと、焼餅には油條(ヨウティアオ)も欲しかった。でもこの日は販売してなかったんですよね。もし見つけたら葱蛋と油條を挟んで食べて欲しいなぁ。サクサクのデニッシュのようでおいしいのです。焼餅を入れる紙袋は中国語が印刷されていました。表のイラストもかわいい。
もうひとつ、4種類あった酥餅(スーピン)の中から葱肉酥餅(ツォンロウスーピン、280円)を選びました。小さいながらずっしりの重量感。
中にはいわゆる肉まんの餡が包まれています。おいしいけれど塩気と脂が強め。提供されるタイミングでは冷えているため、味がクドく感じるかもしれません。さんぴん茶とかウーロン茶、もしくは温かい豆漿が欲しくなりました。
ということで、東京23区は五反田にある「東京豆漿生活」に行ってきました。実はこの後にも一度リベンジに行ったのですが、土曜の朝9時にして56番目、なんと15組待ちという先の読めない状況で…。空席待ちの仕組み(QRコードを発行し、何組待ちか確認できる)はありましたが、後の予定にも響きそうだったのでやむなく諦めることがありました。干しエビや大根・ネギ・揚げパンの入った鹹豆漿を食べたい気持ちは今も変わりません。次回の東京出張は五反田泊にして、朝から並ぼう。事前の対策が必要な人気店でした。
終わり。
お店の情報
店名 | 東京豆漿生活 |
住所 | 〒141-0031 東京都品川区西五反田1丁目20-3 |
営業時間 | 8時〜14時(売切れ御免) |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |