那覇市牧志にある「たそかれ珈琲」へ行ってきました。久茂地川沿いにある自家焙煎コーヒーと天然酵母から立ち上げた自家製パンがおいしいと評判のカフェです。親しみやすさの中にしっかりと個性を感じるお店で、どこか懐かしい雰囲気も持っています。東京なら下北沢あたりにありそうな感じ。ということでさっそくたそかれ珈琲のレポート行ってみよ〜!
まったり。おいしい。寛ぎの「たそかれ珈琲」
どこにあるの?駐車場は?
たそかれ珈琲は那覇市牧志にあります。ゆいレールや久茂地川沿いにあり、久茂地橋からやや美栄橋寄りにあるくとお店が見つかるはずです。国際通りからも徒歩圏内なので、地元客だけでなく観光客の利用もまま見かけます。専用駐車場はありませんが、店舗裏手にコインパーキングがあるので、車移動の場合はそちらを利用するよいでしょう。
店内の様子
店内にはテーブル席とカウンター席があって、最大13名ほど入れるでしょうか。たそかれ珈琲は細長いお店ですが、通りに面したガラス扉が開放感を与えてくれます。
わたしは奥の2名掛けテーブルに座りました。窓際には可愛らしい小物がいくつも並んでいます。こういうところにお店のセンスが出ると思うし、ちょっとした気配りができるカフェって素敵。
たそかれ珈琲のメニュー
さて、たそかれ珈琲のメニューをチェックしましょう。自家製の天然酵母パンを使ったお食事か、自家製の甘いものがありました。本当に時々ですが、メニュー改定や料金の見直しがあります。メニューや価格が多少変わっても、たそかれ珈琲がたそかれコーヒーらしくあれば、わたしはそれで良いと思っています。
セット(スープ・パン・付け合わせ・ドリンク)
セットはスープとお好きなパンメニュー、付け合わせ、お好きなお飲み物を選べます。まずはスープがやってきました。これは、人参とトマトのポタージュ。もったりとしたスープは野菜の甘みを感じます。うっすら浮いたオリーブオイルの香りもよく、おいしかったです。ポタージュが入った器もいいなぁ。
スープを味わっていると、メインのパンがやってきました。セットの場合、好きなパンが選べるので、今回はクロックマダムを選びました。
天然酵母を使った自家製パンが2枚重ねられ、ホワイトソースもたっぷり。ボリュームを感じます。
クロックマダムにナイフを入れると、パンの間には自家製ハムが挟まれていました。このハムの塩気とホワイトソース、とてもよく合うし、おいしかったなぁ。
半熟卵も割ってみます。とろとろ黄身とホワイトソースを合わせると、より一層まろやかに。これ、みんな大好きな味だと思います。
付け合わせはちょっとずつ、いろいろと。この日はさっぱりとした酸味のピクルス、優しい味の芋サラダと人参ラペ、そしてイカスミとレンズ豆とカボスのケークサレでした。このケークサレ、カボスの香りでバランスよくまとめられています。イカスミの塩気がおつまみとしてもよさそう。
セットの最後にはお好きなお飲み物が選べます。わたしは苦めの珈琲を選びました。この苦めの珈琲、マイルドなのにしっかり苦くて飲みごたえがあります。これは好みだなぁ。お隣は、お茶請けのラスク。こちらも自家製パンの切れ端を使って、カリッカリのラスクに仕上げているそうです。食後の軽いデザートはこのくらいがちょうどいいですね。
自家製の甘いものを2種盛とカプチーノ
今度はスイーツ系を食べてみたくなったので、再訪問してみました。自家製の甘いものを2種盛(650円)で。食べたいものが選べるので、フルーツタルトとチーズケーキ(ラムレーズンとアーモンド)をチョイスしました。飲み物はセットではないため、単品オーダーです。
フルーツタルトにはグレープフルーツ、ぶとう、キウイ、オレンジ、シナモンの香りのドライイチジクが乗せられていました。サクサクとしたタルト部分は小麦の味がしっかり。ラムレーズンとアーモンドのチーズケーキはしっとりなのに軽さも感じます。重すぎず食べやすいチーズケーキで、全体的に甘さは控えめ。スイーツには白砂糖や膨張剤などは使っていないそうで、素朴で上品なお味。
そして、人生初のカプチーノ(450円)に感動!上層のふわっふわとした泡は口触りが優しく、ミルクのまろやかさの奥にコーヒーの苦味がしっかりあります。甘さなしでオーダーしたのですが、これで正解でした。スイーツと合わせるなら、カプチーノは甘さなしがわたし好み。コーヒーは奥深いなぁ。
ザクザク食感のハムチーズサンド。
メニューが少し変わったりして、この日はハムチーズサンド(550円)をオーダーしました。付け合わせは、塩カボスとヨモギとレンズ豆のケークサレ、ピクルス、キャロットラペなど。野菜、ありがたい。
自家製パンと自家製ハムを使ったサンド。ウマい。軽くトーストされ、ザクザクとした食感が楽しい。塩気が控えめで、素材の旨味を感じます。パンは常にアップデートしてるんでしょう。以前食べたクロックマダムとは別モノでした。もしかするとメニューによってパンも作り分けてるのかなぁ。
キーマカレー
同僚が注文したキーマカレー(850円)を撮影させてもらいました。県産豚のひき肉と香味野菜をたっぷり使っているそうです。ご飯は玄米で作ったレモンライス。このビジュアル、めちゃくちゃおいしそう!サンドはもちろんおいしかったのですが、現物を目にするとカレーも食べたくなっちゃうなぁ。器も可愛いね。
あいがけのカレーに目玉焼きトッピング
1年と7ヶ月ぶりにたそかれました。価格改定があったようですが、たそかれはたそかれらしく営業してさえくれれば、それでいいというのがお店のファン心理。なんせこの空間が好きなのだから。ということで、今回はカレーライス(950円)を目玉焼きをトッピング(+50円)で注文。さらに、カレーは豚と鯖の2種類があると言われ、悩んでいたところ「あいがけもできますよ」とすすめられるままにオーダーして大正解。めちゃくちゃウマいんです、特に鯖。想像していた以上にウマかった!玄米を使ったレモンライスはプチプチ食感で、そのまま食べても風味がしっかり。たそカレーもウマいなぁ。
カレーに添えられていたのは、ケークサレやキャロットラペ、さつまいも煮、ピクルスなど。カレーだけじゃなく付け合わせもしっかり食べ応えがあって、ほんとにお腹いっぱいになります。野菜もたべられるのが嬉しいですね。シメのホットコーヒーもおいしゅうございました。
あんこバタートーストとカフェラテ
ずっと食べてみたかったあんこバタートースト(500円)とカフェラテ(450円)を注文。豆感の残るあんこはキラキラと光を反射させ、早く早くと誘っているかのようでした。ザクザクに焼かれた自家製天然酵母のパンがもっちりおいしく、甘いあんことバター感がよく合います。そりゃあ人気でしょうと納得です。ランチには少し物足りませんが、カフェラテがお腹にたまって良い組み合わせでした。
まとめ
ということで、那覇・牧志の「たそかれ珈琲」に行ってきました。ランチにスイーツ、そしてコーヒーもおいしくて人気なのもよくわかります。ゆったりとした空間を楽しむことができるカフェで、以前子連れで訪れたところ問題なしでした。職場から近いので時折伺うのですが、気付いたらあっという間に時間がすぎてしまってる!それくらいリラックスしすぎるほど良い空間で、店内に流れるレコードも素敵だし、大好きなお店だなぁ。
終わり。
お店の情報
店名 | たそかれ珈琲 |
住所 | 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志1丁目14-3 |
営業時間 | 9時〜16時(L.O.15時) |
定休日 | 木・日曜、祝日 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |