南城市「玉城食堂」集落と畑に囲まれていただく、ユニークで芸術的な旅ごはん。

南城市「玉城食堂」黒きカレーは月光と共に旅をする(1900円)に目玉焼きトッピング(+200円)

ある日、急に時間ができたので、南城市まで車を飛ばしました。向かった先は「玉城食堂」。こちらにはふたりのシェフがいて、異なるお料理を楽しませてくれます。「世界を思う旅ごはん」を作るのは画家の梅原龍さん、そして「台湾料理」を提供するのは亀谷修身さん。ひとつのお店にふたりのシェフがいる仕組みも含め、気になることが満載です。さっそくレポートいってみよ〜!

佇まいもお料理もアーティスティックな「玉城食堂」

どこにあるの?駐車場は?

玉城食堂は南城市の玉城地区にあります。周辺は民家がまばらで畑に囲まれているので「ほんとにここにおいしいお店があるの?」と心配になるかもしれません。実際わたしも、通りすがりのレンタカーが道を確認しながら進んでいる様子を眺めて、みんな玉城食堂はこの先だよ〜と声かけしたくなるほどでした。ナビの設定通りに進めば間違いなく到着するはずです。

南城市の玉城付近には秀でたお店が多い印象です。例えばガーデンレストラン花さんご食堂かりか沖縄そば峰、胃袋、浜辺の茶屋、スパイスの呼吸、そしてグルメ以外だと子育て世代御用達のグスクロード公園や奥武島だってあります。

玉城食堂の立地的に、車で訪れるお客さんが多いと思いますが、駐車場もしっかり完備です。

南城市「玉城食堂」の近くにある駐車場

お店の様子

平日のオープン時間直前に到着したわたし。ポールポジション狙いでしたが、先客がおりました。車がなければ訪れにくいこの立地で、平日のオープン前に既にお客さんが待っているなんて!玉城食堂の人気っぷりに驚きです。

南城市「玉城食堂」の外観

11時半。入口の扉が開くと同時に、女性客がなだれ込みます。店内のテーブル席は4つ、いずれも3〜5人用です。ファミリー客向けにキッズチェアやプレイヤードも用意があります。加えてテラス席は2つ。そちらはペット同伴可能なようです。店内は木目とコンクリートの対比、そしてキッチンカウンターのグリーンのタイルが印象的でした。元公民館の建物を自分たちの手でフルリノベーションした店内は、天井が高く開放的です。

南城市「玉城食堂」の店内

店内を見て回ると… おや、これは台湾の調味料でしょうか。お料理に合わせて、お好みで使えるようです。

南城市「玉城食堂」店内の調味料

奥には「いつも旅は永遠ではなくて」の看板が立てかけられ、その先に小部屋がありました。こちらは間借りして作られた別のお店のようです。

南城市「玉城食堂」奥のお部屋には間借りして作ったお店があるようだった

そしてこの日は器の展示もされていました。お店のインスタグラムを見ると、不定期に展示会が開催されているようですね。

南城市「玉城食堂」の奥の個展

メニュー

先述の通り、玉城食堂には「世界を思う旅ごはん」と「台湾料理」があります。世界を思う旅ごはんのメニューはその時々で変わるようです。カフェめしだけかなと思ったら、スイーツ類やお酒類までメニューが揃っていて、なんと魅力的なのでしょう。メニューの最後にはお店の雰囲気が伝わるイラストが差し込まれていました。

黒きカレーは月光と共に旅をする

この日、わたしはランチで台湾料理をいただこうと訪れていました。しかしメニューを眺めているうちに、黒きカレーは月光と共に旅をする(1900円)という絶妙な言葉のメニューに惹かれてしまったのです。こちらのお料理は画家 梅原さんの作品です。

まずはスープとサラダがやってきました。サラダにはスターフルーツとオクラが乗せられ、優しい酸味のさっぱりとしたドレッシングです。グリーンサラダにはバジルの葉が混ざり、とても爽やかでした。ポタージュスープは一口、二口サイズ。温かく、食前にお腹がぽかぽかとします。

南城市「玉城食堂」黒きカレーは月光と共に旅をする(1900円)のスープとサラダ

撮影していると、カレーが到着しました。この日は目玉焼きをトッピング(+200円)しています。黒カレーと鮮やかな色調の対比!クリエイティブなプレートを前に自身を振り返って、お料理をデザインするなんて想像もしなかったなぁとぼんやり考えます。

南城市「玉城食堂」黒きカレーは月光と共に旅をする(1900円)は2種類のカレーが盛り付けられている

マスク越しに感じるカレーの香り高さに、心が躍ります。でも、わたしの知っているカレーとはどこか異なるような… このプレートには2種類のカレーが盛り付けられていて、まずはチキンと黒胡麻発酵ソースをいただきました。柔らかな肉質のチキン、生姜的な辛さ、そして麻辣の辛味。中華風の香りにエゴマのプチプチ食感が楽しめます。

南城市「玉城食堂」黒きカレーは月光と共に旅をする(1900円)の、チキンと黒胡麻発酵ソースのカレー

もう1種はチリコンカンのような豆のキーマカレー。こちらもスパイシーでじんわり汗ばみます。カレーの上にはエゴマやデュカというスパイスが振りかけているそうです。

南城市「玉城食堂」黒きカレーは月光と共に旅をする(1900円)のキーマカレー

添えられた炒め物はシンプルな塩味。ハンダマにエリンギ、ナス、パプリカ。これ、とてもおいしくて。カレーを引き立てる素晴らしい副菜でした。

南城市「玉城食堂」黒きカレーは月光と共に旅をする(1900円)に乗せられた、沖縄野菜の炒め物

まとめ

ということで、南城市にある「玉城食堂」でランチをいただいてきました。お食事はもちろん、お店の雰囲気も素敵で、女性ウケするのがとても理解できます。

玉城食堂にはシェフがふたりいて、それぞれ別の魅力があるというのも興味深いです。今回わたしがいただいた梅原さんのお料理はメニュー名なんとも秀逸で、センスの塊に思えてなりません。画家であり、ここでしか食べられないユニークなお料理も作れ、ワードセンスも溢れるだなんて、天は才能を与えすぎでは。アーティスティックなお食事をいただくことまで含めて、全てが「作品」なのかもしれません。

見ての通り居心地の良さも手伝って、お客さんの滞在時間が長めかもしれません。予約は取っていないようですし、時間に余裕がある際に訪れるしかなさそうです。お店の場所が分かりにくいのですが、ナビに従って集落や畑の中をゆっくり通って向かってくださいね。
終わり。

お店の情報

店名玉城食堂
住所〒901-0604
沖縄県南城市玉城玉城93−3
営業時間11時半〜17時
定休日水・木曜
駐車場近くに専用駐車場あり


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