2泊3日の台湾旅行で、台湾ビール工場併設のビヤホール「Super 346 Live House」を訪れました。以前はTaiwanBeer 346倉庫餐廰という店名で営業していたようですが、2015年頃に改装・リニューアルとして生演奏が見れるビヤホールになったそうです。台湾最大手のビールメーカーですから、否が上にも期待が高まります。ということで、さっそくレポートいってみよー!
台湾ビール工場併設のビヤホール「Super 346 Live House」で、ビール&台湾料理をいただきました。
どこにあるの?アクセスは?
台湾ビールの工場は、台北市内の中心地にありました。日本のビールメーカーだと市街地にありがちですが、こんな街の中にあるなんて全くもって予想外でした。滞在したグリーンワールドグランド南京からも近く、たった750mしか離れていません。MRTオレンジライン・グリーンラインの松江南京駅まで800mほどですし、安くて便利で信頼できるUberもバンバン走っているので、アクセス面的に便利なお店でした。
台湾ビールの工場なので敷地はとても広いです。屋根付き駐車場の広さも半端ありません。いい車ばかり停まってて、台湾セレブが集まる場所なんだろうか?と思ったほどです。ちなみに台湾は飲酒運転の罰則が緩いらしく、ネット界隈は特に社会問題として捉えているそうです。飲酒運転、ダメ!絶対!安く移動するならUberが便利だから、みんなアプリ落とすべきだわ。Uber最大1500円分無料になるお試しクーポンがつくので、こちらからどうぞ。
ビヤホール「Super 346 Live House」店内の様子。
こちらが本日の目的地・Super 346 Live Houseです。営業日は火曜〜日曜、定休は月曜です。オープンは16時、クローズは24時となっています。店内は禁煙で過ごしやすいです。
夜になると、入り口のネオンが明るく迎えてくれます。
店内に入ると、とにかく天井が高い!広々!ビヤホールのど真ん中にステージがあり、その前にテーブルがずらーっと並べられています。フロアの両サイドには8名ほどが座れそうな円卓もありました。入店するとスタッフが「予約している?」と英語で確認されますが、我らはもちろんノーリザベーションです。この日はステージ前が予約で埋まっていたらしく、円卓に案内されました。
我々はライブが始まった頃に退店してしまったのですが、帰り際いい感じの音を鳴らすバンドが出ていました。ライブとビール、絶対相性がいいはずです。
Super 346 Live Houseのメニュー。
こちらがSuper 346 Live Houseのフードメニュー兼オーダー表です。メニューはメニューは中国語と英語で書かれています。メニューに直接注文内容を書き込んで店員さんに手渡す仕組み。これならコミュニケーションも最低限で済むし、言葉が通じない観光客とも意思疎通ができるので、オーダーミスも少なそう。
こちらはビールのメニュー。ご主人サマーが大絶賛の18天台灣生啤酒や、台湾ビールのヴァイスビール、マンゴービール、玉泉清酒という日本酒、リキュール、ウィスキーなどもありました。
他にもボトルでクラフトビールも取り扱っていましたが、今回はいただかず。なんせ、ご主人サマーが18天台灣生啤酒を大絶賛しているのですから、我が主に従おうと注文はお任せにしました。
18天台灣生啤酒とは?
18天台灣生啤酒というのは、賞味期限18日しかないビールのこと。普通にスーパーなどでもグリーンのボトルや缶にONLY 18 DAYSと書かれています。通常のビールは、日本でも台湾でも賞味期限が6ヶ月ほどなので、18天台灣生啤酒のようにたった18日間というのは珍しく、小売店側としては取り扱いが難しいと予想できます。鮮度が高い分おいしい、という話なのですが、さてさて...
18天台灣生啤酒1.5Lタワー(TWD300)
まずやってきたのは、18天台灣生啤酒です。てっきりジョッキでやってくると思ってたのですが、ついうっかり1.5Lの巨体で現れました。驚くわたしと、ナチュラルに注ぎ始める我が主。これでTWD300なので、日本円だと1100円ほど。安い!
二人で1.5Lとか、ちょっとは驚きましたが、この後がもっと驚きでした。なんせガス感が全くないのです。マジかーい。グラスに気泡がつかないのは洗浄がしっかりだからではなく、ガスがゼロだから。イングリッシュなゆるゆるエールならまだしも、ピルスナーでガス抜きとは!18天台灣生啤酒の液味は結構ライトな感じなので、わかりやすく書くと薄めの麦茶でした。
1.5Lビールサーバーにそそぎ入れる時にガスが抜けたのかも?と思い、次はボトルの18天台灣生啤酒を試そうと思いました。タップカウンターのおねえさんに「ボトルビールある?」と聞いてみたものの拙い二人の英会話... やっぱ、英会話習おうかなぁー。
18天台灣生啤酒のジョッキ(450ml、TWD90)
1.5Lビールタワーに納得がいかず、ジョッキの18天台灣生啤酒を注文です。450mlでTWD90(日本円330円くらい)。ビールに泡があります!スタイルによってはガス抜きでもおいしいビールはありますが、ピルスナーには泡と炭酸が必要です!といっても、そこまでシュワシュワするようなガスではなく、舌先にピリリと感じる程度のガスでした。このくらいが台湾では普通なのでしょうか。
五味海蜇絲(クラゲとスパイシートマトソースのサラダ、TWD150)
ここから先はおつまみ類。こちらは五味海蜇絲(クラゲとスパイシートマトソースのサラダ、TWD150、日本円550円くらい)です。中華クラゲが野菜とともにヤムウンセン的な味付けをされていました。中華クラゲってこういう味付けも合うのか〜!この味付けと食感、新しい発見でした。おいしい!
蒽爆牛肉(牛肉とタマネギの炒め、TWD220)
蒽爆牛肉(牛肉とタマネギの炒め、TWD220、日本円800円くらい)は結構辛味の強い炒め物。甜麺醤を使っていそうな甘辛さと、生生姜のフレッシュな辛味があり、おいしくてビールが捗って、また食べちゃって飲んじゃうというエンドレス牛肉。
季節時蔬(季節の野菜炒め、TWD150)
旅先では野菜不足になりがち。なので、季節時蔬(季節の野菜炒め、TWD150、日本円550円くらい)を注文です。季節によって野菜が違うようですが、この時はレタスメインで青菜が入って、味付けも優しげ。おいしかったなあ。
紅鞠滷肉飯(紅麹のルーローハン、TWD50)
お子サマー用に、紅鞠滷肉飯(紅麹のルーローハン、TWD50、日本円185円くらい)も注文しました。ご飯茶碗に白米ドーン!赤いお肉ドサッ!これで、この金額ですからねぇ。すごい安いよね。赤い色味とは異なり、味付けは辛くなくて普通においしかったです。
おまけ(サービスで出してもらった枝豆)
そろそろ帰ろうかな〜というところで、お店側のご好意で枝豆をサービスしてもらいました。味付け枝豆ですが、見た目ほど味が濃くなく、お子サマーでも風つに食べられました。
まとめ
ということで、台湾ビール工場併設のビヤホール「Super 346 Live House」に行ってきました。タワーのビールはノーガスで驚いたけれど、台湾ビールって普段からこんな感じなのでしょうか?フーターズ台北で飲んだ普通の台湾ビールは、ガスもあっておいしかったんですが... これは再検証のために改めて台湾上陸するしかない。
今回は賞味期限18日の18天台灣生啤酒ばかり飲んでいましたが、台湾ビールではクラフトビールも製造しているそうです。台湾料理のおつまみ類もおいしかったですし、何より禁煙・広々・できたてビールをいただけるのは、かなりメリットが揃っていると思います。今回はライブが始まる前に退店してしまいましたが、この空間でライブを見ながらビールってのも音楽好きにはたまらないですね。子連れで訪れても嫌な顔せず対応してくださった店員さんたちに感謝!
終わり。
住所:〒10491 No.1號, Yitong Street, Zhongshan District, Taipei City, 台湾
(*・ω・)つ 台湾食べ歩き情報もどうぞー♩