うるま市にある「創作和食 真(しん)」でランチを食べてきました。お店は与勝半島の付け根の、海に面した場所にあります。具志川前原線を途中で折れて畑の中を走って向かうのですが、これが沖縄らしいといいますか、初見だと若干不安になるといいますか。ときどきわたしを騙すナビを信用しても良いのか気になりましたが、今回は無事に辿り着きました。
オープン時間の11時半。入店待ちをしていたお客さんの後を追いかける形で、わたしも店内へ向かいました。創作和食 真は落ち着いた和風の雰囲気。客席は結構広めで、テーブル席やカウンター席があります。地元の方がどんどん入店してくるし、予約席もあるしで、あっという間に満席になりました。
わたしは窓側の席に案内されました。窓の外には沖縄の海。金武湾を眺めながら食事をいただきます。
創作和食 真に隣接して車海老養殖場があるのですが、Googleマップ上では臨時休業と出ています。現場の雰囲気的にも、営業状況はわかりませんでした。ですが、養殖場が真横にあるのも含めてローカルチックでいい雰囲気です。
こちらが創作和食 真のメニューです(2023年1月時点)。お昼の営業がメインで、和食系の豪華な御膳や、車海老を使った天丼などのランチメニューが揃います。土曜と日曜だけ夜営業もしているそうで、定食やおつまみメニューが注文できるようです。子ども用のメニューもあるので、ファミリーで利用できるのも嬉しいポイントですね。
この日、わたしは真御膳(1300円、2023年1月時点)をいただきました。天ぷらにお刺身、小鉢などがついた豪華なお食事です。
まず箸を伸ばしたのはお造りです。この日はサーモンとハマチの2点盛り。どちらも脂乗りがよく、おいしいお刺身でした。
お次は、天ぷらを。クルマエビは頭は素揚げ、身は薄衣の天ぷらでしっぽまでサクサクと食べられました。その他にもシャキシャキと苦味の残るゴーヤーに、彩りが良い紅芋、そして定番のシソとナスが盛り付けられています。食材に沖縄らしさが出ていい感じ。
小鉢は3種。煮物は上品で優しい味付け。フキ、ダイコン、サトイモ、練り物が入ります。沖縄でフキって珍しいなと思いました。切り干し大根も具材がいっぱい入り、椎茸の出汁が感じられます。白菜と豚肉の冷たい煮浸し的な小鉢もありました。しみしみの白菜でありながら味付けが濃過ぎず、食材そのものの味・色合いがよくておいしいです。
ちりめん山椒はお店の名物なのでしょうか。別売りで持ち帰りも可能だそう。ほんのり山椒の風味と、優しい塩気でごはんのお供に嬉しい味だなと思いました。
創作和食 真のごはんは、ふっくらツヤツヤに炊かれておいしいです。小鉢3種やちりめん山椒、それに塩加減と甘味のバランスがよい漬物がごはん泥棒となり、あっという間に消えました。ごはんはおかわり自由なので、おいしいおかずと一緒にお腹いっぱい食べちゃってください。
この日の汁物は、優しい出汁のそうめん汁。あっさり、ほっとする味わいです。
もう十分お腹いっぱいで満たされていますが、真御膳にはデザートもついてきます。この日はジューシーなカットみかんに、ほろ苦系キャラメル風味の一口ケーキ、そしてもちもち食感の抹茶のわらび餅でした。ランチにはドリンクが1杯ついてくるので、デザートに合わせてアイスコーヒーをいただきました。
ということで、うるま市にある「創作和食 真」でランチをいただいてきました。メインおかずに小鉢やデザートがついて、食事のボリュームは十分すぎるほど。ひとつひとつがとても丁寧で、少しずつ味付けが異なり、どのおかずもおいしかったです。地元客で賑わう理由はここにあると思いました。浦添の木もれびを訪れた時と同じように、おいしい和食でお腹が満たされ、幸せな気分でお店を後にしました。
終わり。
お店の情報
店名 | 創作和食 真(shin) |
住所 | 〒904-2223 沖縄県うるま市具志川656-3 |
営業時間 | 平日:11時半〜15時(L.O.14時)/土・日曜:11時半〜15時(L.O.14時)、17時〜21時半(L.O.21時) |
定休日 | 火・水曜 |
駐車場 | お店の前に駐車場あり |