浦添市「木もれび」選べる小鉢が嬉しい！手間暇かけた和創作ランチがおいしいお店。

ふらりと気軽に食べに行けるおいしい和食屋さんってどこだろう、というのが長年の悩みだったのですが、今回ついに出会ったようです。それが浦添市沢岻にある「和創作 木もれび」。火〜日曜のランチと、火〜土曜の夜に居酒屋営業している和食系の創作料理店です。

和創作 木もれびは、長く続く急な坂道沿いにあるので、車で行かねば相当キツいと思います。駐車場はお店の目の前に用意されています。こちらの写真の右列がお店の駐車場でした。店名を書いた札が下がっているので、所定のスペースに駐車しましょう。

店内には小さいカウンター席とテーブルが6〜7席。人数に合わせてテーブルを稼働させているようで、日によってテーブル数は異なるかもしれません。窓の外には抜けのよい景色！高台からの眺めがとても良く、見惚れてしまいます。晴れの日に訪れられてよかったなぁ。普天間飛行場の航路になっているようで、食事中、オスプレイが飛んでいました。

和創作 木もれびのランチメニューはこちら。この日は木もれび御膳、天ぷら御膳、お造り御膳、小鉢御膳、親子丼、本日のお魚御膳の6種類の中から選べました。

入店してから知ったのですが、和創作 木もれびのランチは、なんと常時10種類以上の小鉢からお好みで選ぶことができます。わたしが訪れた日は12種類の小鉢があり、トレイに乗せられた実物を確認してから注文できました。小鉢の数はランチメニューによって異なります。これだけの小鉢を用意するのは手間暇かかるだろうし、それにどれもおいしそうでとにかく迷いました。

この日、わたしが注文したのは木もれび御膳（2000円）です。思いがけず、とっても豪華なランチ！

木もれび御膳の選べる小鉢は3つでした。箸を入れると出汁がジュワッと滲み出るだし巻き卵と、ほんのり味噌の香りがする白和え、そして具沢山で優しい味わいの筑前煮。どれもおいしかったなぁ。小鉢の他には、季節の煮物もついてきます。たっぷりと煮汁を吸った高野豆腐や練り物、野菜類も素材の味をいかす味付けでした。和創作 木もれびのお料理は全般的に上品で控えめな濃さで、食べ疲れしない感じが嬉しいです。

この日のお造りはマグロ。ダイナミックに分厚く大きなカット！

注文後に揚げられる天ぷらは、この日はゴーヤー、ニンジン、ナス、エビ2尾、カボチャの5点盛り。

わた付きのゴーヤーのほろ苦さもよかったし、ナスのとろとろ具合もおいしかったです。

卵の味を感じる濃厚な茶碗蒸しは、具材がユニークだと思いました。金時豆の食感と風味が楽しめたし、細切りのキクラゲのコリコリ食感も良かったです。小さな壺においしさを詰め込んでいますね。

その他、ごはんの炊き加減も好みだったし、控えめの味わいなお味噌汁に入った三つ葉の香りが秀逸でした。全部おいしくて大満足〜と思っていたら、食後のドリンクとデザートがやってきました。とろんとした汁気のこしあんっぽいぜんざいです。これ、芋葛を使ってとろみを出しているそうです。甘すぎないのもちょうどいいですね。すっかりお腹いっぱいになりました。

ということで、浦添市の「和創作 木もれび」でランチをいただきてきました。沢岻の丘の上からの眺めに、味付け控えめでおいしい和定食、しかも小鉢が選べるというのも嬉しくて、とっても印象に残る食事になりました。帰り際にお店の方と少しお話させていただいたのですが、「最近ランチタイムも混んできたので、よかったら予約して訪れてくださいね」とのこと。次回は事前に電話を入れてから訪れようと思いました。
終わり。