函館の実家に帰省する際、おとんが軽い気持ちで「ニセコか小樽まで行こうか」なんて言い出しました。そこで小樽に1泊し、8年ぶりのニッカウヰスキー余市蒸溜所に立ち寄ることに。コロナの影響で予約なしだと工場見学できませんが、蒸溜所併設の「レストラン樽」は予約なしでも利用できるそう。
そんな流れで一族揃って、ぞろぞろと入り口に向かいます。
レストランの到着が12時過ぎ。ピークタイムということもあり10組ほどの待ち時間です。かといって余市で他に行きたいお店も思いつかず、このまま待つことに。
後から調べたところ、観光名所にしては小さめのレストランとわかりました。全部で22席(22人ではない)です。
1時間ほど並んで入店。レストラン樽はもともと大きなお店ではなく、コロナ禍のためか奥の客席も閉めていたため、余計に混雑してるっぽく見えました。
こちらがレストラン樽のメニューです。ニッカウヰスキー余市蒸溜所併設のレストランなので、余市の食材やウイスキーのおつまみになりそうなメニューもそろっています。わたしたちは注文していませんが、ニッカウヰスキーのテイスティングセットもあって、ゆっくり味わっているお客さんもいました。正直、羨ましかった!
お酒は飲めませんが、それっぽいランチは食べたいぞと選んだのが、蒸溜所のランチプレート(1960円)です。
まずは自家製キッパーから。こちらはニシンのスモークで、ひとくち放り込んだ時のニシン感がたまりません。めっちゃウイスキーに合いそう!やっぱ飲みたくなっちゃう〜!
こちらは前菜など。北海重ね巻きに、ニシンのジャーキー、コーヒービーンズミルクチョコなどが乗せられています。これらはお土産コーナー・ノースランドでも購入できるそうです。特にニシンのジャーキーがおいしくて、やっぱりウイスキーを欲してしまいます。
ミニシェパーズパイもついてきました。マッシュポテトの下にはラムのひき肉。これ、とても気に入ったし、ビールにもウイスキーにも合いそうです。このランチプレート、飲兵衛向けですねぇ。
熱々のオニオンスープもついています。
メインは2種類のサンドです。こちらは北海道産の秋鮭フライを挟んだもの。タルタルソースでいただきます。
そしてもう一つ、余市は北島農場産の麦豚ロースを使ったカツサンドもいただきました。豚の脂がジューシーで甘く、おいしいカツです。
食後はスフレなチーズケーキとコーヒーをいただきました。チーズケーキのほとんどはお子サマーのお腹に収まりました。いっぱい食べて大きくなあれ。
そんなお子サマーが注文したのは、余市北島農場産麦豚ロースカツのミートソーススパゲッティ(1380円)です。こちら大食漢なおとんが食べてもボリュームを感じる一品。
熱々のフライパンに乗せられてパスタはカリカリに焼けている部分もあり、食感が楽しめます。たっぷりのミートソースの下にはジューシーな脂のロースカツ。ボリュームのあるパスタにミートソースのかけられた柔らかなロースカツという、わんぱくメニューでした。
ということで、余市町のニッカウヰスキー余市蒸溜所「レストラン樽」でランチを食べてきました。酒好きとしてはノンアルコールで食べに入る場所ではないと思うけれど、今回は家族旅行ということでウイスキーはパス。
とはいえ、わたしがいただいた蒸溜所のランチプレートはウイスキーに合いそうなものばかり乗せられたランチで、いつかテイスティングセットと一緒に試したいなぁと思いました。次回訪れるのはいつになるのか、その時を楽しみにしています。
終わり。
お店の情報
店名 | ニッカウヰスキー余市蒸溜所「レストラン樽」 |
住所 | 〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7丁目133 |
営業時間 | 10時半〜16時 |
定休日 | 木・金曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |