【移転】与那原町「ラーメンうずまき」弁当屋がラーメン屋にチェンジ!超穴場であっさりしなやかな麺をすする。

2023年9月28日 ユッキー@毎日ビール

与那原町「ラーメンうずまき」塩ラーメン(850円)に煮卵トッピング(+100円)

与那原町の「ラーメンうずまき」へ行ってきました。少し前から、沖縄のラヲタ界隈で「お弁当屋さんで本格的なラーメンを食べられる!」と話題だったのを拾ってましたが、いかんせん与那原を訪れる機会はそうそうなく… この日は通院帰りに沖縄本島を東側に抜けてみることにしました。ということで、さっそくレポートいってみよー!

与那原町「ラーメンうずまき」について

弁当屋からラーメン店へチェンジ!

まずは、ラーメンうずまきについて、触れてみたいと思います。

もともと与那原の地域の方が買いに行くお弁当屋さん(エース弁当)でしたが、2022年4月頃からお弁当販売と並行してラーメンを提供し始めたようです。わたしはエース弁当のお弁当を未食ですが、ネットで調べた感じ、昔ながらの沖縄でよく見かけるお手頃価格のお弁当のようです。その様子から、近くの学生や住民の方が買いに訪れるような、身近なローカル弁当店だったろうなと想像を膨らませました。

50年以上続いたエース弁当から、2023年8月末をもって「ラーメンうずまき」に業態チェンジした

地域に愛され、50年以上営業を続けてきたエース弁当ですが、2023年8月に「店舗での弁当販売を終了」し、「今後の店舗営業はラーメンのみ」とTwitterアカウント(現在はX)にて表明。エース弁当から「ラーメンうずまき」になりました。

エース弁当3代目の島元さんは、あの有名な支那そばや出身。ですが、ラーメンの鬼と呼ばれた佐野実氏のイメージとは全く異なります。わたしがラーメンを食べながら会話させてもらった様子からは、鬼ではなく温和そうな印象を受けました。スープの出汁は沖縄県産の丸鶏・鶏ガラ・豚骨・背脂などを使用しているそうで、地元食材へのこだわりがいいですよねぇ。

どこにあるの?

ラーメンうずまきは、与那原町の知念高校と同じ並びにあります。車で食べに訪れる方が多い立地なので、ラーメンをすすった前後にマリンプラザあがり浜や東浜きょうりゅう公園、板良敷のイノーなどへの移動も圏内です。与那原町のラーメン店といえば、行列ができるNAGISA okinawan ramen.もありますね。NAGISAとラーメンうずまきは、国道331号線を挟んでわずか200m弱の距離です。うん、これは連食できそう!笑

駐車場は?

初めてラーメンうずまきを訪れたわたしは、駐車場に悩みました。そこで一度、お店のまわりをぐるりと偵察し、建物に向かって右側の空きスペースが駐車場と確信して入庫。こちらには2台分の駐車スペースが用意されています。道路が狭いので運転には注意が必要です。

与那原町「ラーメンうずまき」建物右手側にある駐車場

お店の方に確認すると、お店左手の空きスペースにも駐車OKとのこと。青いフリード前に1台停められそうでした。

与那原町「ラーメンうずまき」建物左手側の駐車場

お店の様子

それでは、ラーメンうずまきの店内へ。お店は若干見つけにくいかもしれません。この看板と外壁の赤×緑のカラーを目印に訪れてみてください。

与那原町「ラーメンうずまき」の外観

お店は国道331号線から一段下がったところにあります。道路からは階段を使って店内に向かいますが、店舗右側の駐車場からは陸続きになっていました。便利な方から入り口に向かいましょう。

与那原町「ラーメンうずまき」のお店は一段下がった場所にあり、少しわかりにくい

店内の様子です。客席数は8席ほど。全般的にテーブルが高く感じられましたが、ひとつだけテーブルが低い席があり、ここは子ども向けに使えそうでした。私が訪れた平日11時半頃には先客が1名ラーメンをすすっていて、さらにその前に退店された方がいたような気配を感じました。麦茶はセルフサービスです。

与那原町「ラーメンうずまき」の店内(客席)

メニューをチェック!

入店すると、調理場から店員さんが「いらっしゃいませ」と顔を出してくれます。入り口付近のメニューを確認しつつ、その場でオーダーと支払いを済ませました。わたしが訪れたこの時は、醤油ラーメンまたは塩ラーメンの2種類。トッピングも用意されていました。尚、こちらのメニューは2023年9月下旬の内容なので、最新版はお店でご確認を。

塩ラーメン

この日、わたしは塩ラーメン(850円)に煮卵(+100円)をトッピングしました。ラーメンうずまき初訪問ですし、本来ですと醤油を食べるべきとは思います。けれども、函館塩ラーメンが恋しい道産子なわたし。この沖縄の地で、鶏ガラを使った淡麗系塩ラーメンを探し求めているので、塩をチョイスしました。

与那原町「ラーメンうずまき」塩ラーメン(850円)に煮卵トッピング(+100円)

まずはスープをズズッと。鶏出汁にほどよい塩梅の塩。ああ〜、この系統やっぱり好みだなぁ。最初はそこまで濃い味に思わなかったのですが、味に慣れてきた後半はしっかりめの味に感じました。店主曰く、支那そばや時代の先輩のお店(横浜のラーメンフリーバーズ)を目指したお味とのこと。これ、わたしの好みな塩にかなり近いです。レンゲを何度か往復させているうちに、糸満にあった三太を思い出しました。

与那原町「ラーメンうずまき」塩ラーメンのスープは沖縄県産の丸鶏・鶏ガラ・豚骨・背脂を使っているそう

お次は麺を。箸上げしながら、いかにも中華そばらしい麺だな、と思いました。つるりとなめらかな喉越しに、ズルズルッと食べ応えを感じる長さ。わたしにはボリュームも十分。塩スープにお似合いの、シンプルでしなやかなストレート麺です。

与那原町「ラーメンうずまき」塩ラーメンの麺を箸上げ

塩ラーメンには鶏チャーシューが3枚乗せられています。柔らかく、さっぱりと食べられる鶏ムネ肉です。これなら子どもも苦労せずに食べられますね。

与那原町「ラーメンうずまき」塩ラーメンの具材(鶏チャーシュー)

鶏ワンタンもひとつ乗せられていました。皮はでろん系ではない、ほどよい厚みがあるタイプです。箸で持ち上げやすく、撮影的に助かります。

与那原町「ラーメンうずまき」具材のワンタン

鶏ミンチにネギが混ざり、下味はややしっかりめ。お酒っぽい下味を感じました。厚みは控えめですが、食べやすくクセがないところも嬉しいです。

与那原町「ラーメンうずまき」あっさりとした鶏ワンタン

トッピングされたタマネギも塩スープに合います。スープを啜ると、口に流れ込むタマネギがシャキッとアクセントに。どうもただのタマネギではなく、ところどころにセロリ的な香味野菜が混ざっているような…。お店の方に質問してみたところ、「塩ラーメンにタマネギだけだと、シンプルになってしまう。だから、いろいろ混ぜてます」とのことでした。シャクッとした竹の子は2枚、与那原産の海藻も2種類乗せられていました。

与那原町「ラーメンうずまき」塩ラーメンの具材(アーサ、

トッピングの煮卵(+100円)は、しっかり味が染み込んで、黄身は100点満点の半熟具合。スープと一緒に口に放り込むもよし、黄身に卓上調味料の胡椒をガリッと挽いて食べるもよしでした。

与那原町「ラーメンうずまき」トッピングした煮卵(+100円)は黄身とろん

まとめ

ということで、与那原町の「ラーメンうずまき(エース弁当)」のラーメンをいただきました。お弁当屋さんが提供するラーメンとして注目を集めていましたが、2023年8月末からラーメン専門店になってビックリ!実際に食べてみるとおいしくって、ラーメン道を極める意気込みを感じました。いいなぁ、どうか情熱の炎を灯し続けて欲しいです。そんなワケで、いつもはネタを寝かせてから記事アップするのですが、今回は穴場スポットな感じがして、わたしにしては珍しく早めに公開しました。

沖縄県産、そして与那原産の食材を使う工夫をされているところも好印象でした。地域の食材を使うことで、沖縄県民はもちろん県外のラーメン好きへのアプローチに繋がるかもしれません。お店自体は大きくありませんし、駐車場も限りがあります。あまり集客しすぎるとちょっとアレですが、エース弁当がラーメンうずまきに変わったという認知を広く取れるといいなぁ。
終わり。

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お店の情報

店名 ラーメンうずまき(エース弁当)
住所 〒901-1303
沖縄県与那原町与那原1-1
営業時間 11時〜15時
定休日 日曜・祝日
駐車場 専用駐車場あり


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ユッキー@毎日ビール

沖縄在住11年目のグルメブロガー。
沖縄で食べ飲み歩いた店は1000軒超。
ビールと旅が好きで、国内・海外グルメやビアバー情報も綴ってます。
最近の楽しみは、ライブ遠征と母子旅。

-ジャンル別, ランチ, ラーメン, 与那原町, 支那そば・中華そば, 沖縄本島南部, 沖縄県, 都道府県別, 食べ歩き
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