2005年に初めて訪れた沖縄の地。あの時、何をきっかけにおもろまちの「沖縄の台所 ぱいかじ」へ行ったのか覚えていないけれど、確かにわたしは悪友Yと共にここで泡盛を煽ったのです。今でこそビルやマンションが立ち並ぶ那覇新都心ですが、当時はまだ再開発を着手したばかりの様子で。でもそんなことを知らないわたしは「なんでこの辺ただっ広いのだろう?なんにもないなぁ」と思っていたのでした。
あれから18年もの時間が流れ、この日わたしは来沖していた悪友Yを誘って「あの時のぱいかじに行ってみない?」と声をかけました。お互い子どもが生まれ、子連れでも訪れやすい個室タイプのお店というのも決め手でした。
ぱいかじは古民家風の建物で沖縄料理を楽しむ居酒屋です。メニューはド定番な沖縄料理もありつつ、それをベースにした創作料理もありつつで、観光客から地元民まで幅広く利用できます。我々のような子連れも見かけたし、お仕事の会合的な使い方も問題なさそうです。
沖縄の台所 ぱいかじは沖縄料理のお店ということで、まずはオリオンビール(小瓶、500円)でスタート。
食べ物系はおおよそ悪友Yに委ねました。まずはパパイヤイリチー(790円)。我が家では調理しない、なんなら沖縄料理屋さんでも注文しない青パパイヤ。こういうメニューは県外の友人とじゃないとつままない気がします。沖縄の炒め系の中でもあっさりとした味付けです。
こちらは子どものために注文したソーメンちゃんぷるー(750円)。1歳児も6歳児もおいしくいただきました。
お子サマーが注文した、1回目のポーク玉子おにぎり(495円)。味は2種類あり、シーチキンマヨネーズか島らっきょう油味噌が選べます。お子サマーはポーク玉子そのままを食べたがり、味なしで作ってもらいました。結構ボリュームがあるのに、あっという間に完食して「おかわり!」といいます。男児、恐るべし。
こちらは人参しりしりチーズ春巻き(620円)。人参しりしりといえば炒め物ですが、それを春巻きにするという沖縄の台所 ぱいかじオリジナルの創作料理です。1歳児は中の具材を取り出して食べていました。おいしかったようでおかわりをねだっている姿がかわいいなぁ。
このあたりでビールを追加。樽生ビールはキリン一番搾り(中、600円)です。沖縄料理のお店なのでオリオンかと思ったのですが、キリンでした。
子ども向けにアーサ厚焼き玉子(690円)を。甘さ控えめの出汁巻きタイプ。巻きたてほかほか、出汁をしっかり堪能できる分厚さにお酒も進みます。
つけもずく(500円)は、麺つゆにもずくをつけて食べるシンプルな一品。沖縄ではよく見かける食べ方ですが、県外だとあまり見ないかも?
そろそろ、大人向けのおつまみの登場です。島らっきょうの天ぷら(750円)はほどよく辛味が飛んで、食感と風味が楽しめます。ビールも良いけど、やっぱり泡盛かな〜ということで…
菊之露ブラウン(グラス、500円)の水割りを。このお酒、わたしには忘れられない思い出があります。18年前に、ここ沖縄の台所 ぱいかじを訪れ、悪友Yとともに4合瓶を空けました。翌日わたしはしっかり二日酔い、悪友Yはケロッとしたもので「泡盛って二日酔いにならないね〜」と余裕の表情だったんですよね。記憶力の弱いわたしですが、あの時のことは忘れられません。そんなわけで18年越しのリベンジです。
そんな思い出話をしている間に、おかわりしたポーク玉子おにぎり(味なし)が到着。こちらもペロッと食べ切ってしまうお子サマーなのでした。男児、すごいってか怖い。
時刻が19時を回った頃、どこかの客席から三線の音色が聞こえてきました。沖縄の台所 ぱいかじには、客席を回って三線を歌ってもらえるサービスがあります。この日はBEGINのオジー自慢のオリオンビールともう一曲を歌ってもらいました。子どもたちも興味津々でいい時間だったな〜。
ということで、那覇市おもろまちにある「沖縄の台所 ぱいかじ 沖縄本店」に行ってきました。18年ぶりの再訪問、なかなか感慨深いものがありました。20代中盤の当時には、お互いの子どもを連れて訪れるなんて想像できなかったよね。個室が多いのでまわりを気にせずに過ごせるし、子連れでの沖縄滞在にオススメです。
終わり。
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お店の情報
店名 | 沖縄の台所 ぱいかじ 沖縄本店 |
住所 | 〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち4丁目8-26 |
営業時間 | 17時〜24時(フードL.O.23時、 ドリンクL.O.23時半) |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 無料駐車場あり(要確認) |