このところSNSでよく目にする海鮮丼を食べに行ってみました。向かった先は、那覇市松山にある「鮨 喜くむら」の平日限定ランチです。夜は単価高めの江戸前寿司店ですが、平日限定ランチならわたしでも食べに行けるというハードルの低さ。職場のグルメなウェーカタを誘って向かってみました。
お店の入り口にメニューが張り出されています。鮨 喜くむらの平日ランチは11時半〜14時まで、メニューは海鮮丼オンリーで提供しています。ランチは予約不要なのでササッと入店しました。
この日はカウンターに通されました。カウンター席は4つ、テーブル席2つという思いの外コンパクトな店内です。11時45分頃に入店したのですが、12時にはほぼ満席でした。早めに訪れるか遅めにズラすか、訪問タイミングの調整が必要かもしれません。
調理場に立つ店主さんが「ランチは海鮮丼のみです」と案内してくださり、そのまま「はい!ごはんは少なめで」とオーダーしました。目の前で豪快に盛り付けられていく海鮮丼(1500円)は、あっという間に完成です。パッと作ってもらえるので、ランチ休憩の時間が決まっている勤め人も嬉しいはず。
着丼した丼を撮影しながら「なんと春らしい盛り付けなのか!」と心が揺さぶられました。様々なカラーが混ざり合い、SNS向きの映えっぷり。全体的に優しい色合いでワサビの柔らかな若草カラーも春色に見えます。この日の海鮮丼の具材はマグロ、イクラ、白身、茹でエビ、卵など。日によって具材が変わるそうです。
対する醤油はしっかり濃口。ここにワサビを溶いて、丼全体にかけまわします。
食べやすくカットされた具材の中で、特に気に入ったのは魚の王様・マグロです。とろりと舌に絡みつき、脂を感じてウマかったなぁ。桜でんぶが彩り、きゅうりの食感が楽しめます。硬めの酢飯は酸味がやや強く、全体をキュッと締めている印象でした。魚の旨みを感じながらゴボウをポリポリとかじり、また海鮮を堪能…と繰り返しました。
海鮮丼には金粉が浮いた汁物がついてきます。この日はお豆腐の味噌汁で、やや甘めの味噌がとっても好み。海鮮丼がサッパリとした味わいなので、お味噌汁の甘さでバランスが取れているようでした。
ということで、那覇市松山にある「鮨 喜くむら」の平日限定ランチをいただいてきました。このボリューム、この内容で1500円は大満足!丼の具材はいずれもサッパリとした味わいなので、春はもちろん沖縄の長い夏の時期にも重宝すると思いました。ジメジメとした梅雨時期も、日差しが強く食欲が減退しがちな夏も、このお店の海鮮丼があれば容易に乗り越えられるかもしれません。
終わり。
お店の情報
店名 | 鮨 喜くむら |
住所 | 〒900-0032 沖縄県那覇市松山1丁目7-1 松山ガーデンビル |
営業時間 | 11時半〜14時/18時〜24時 |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |