那覇市「泉崎料理店 だだだ」おばんざいと蒲焼タレの串焼きがおいしい人気店。

ゆいレール旭橋駅近く、久茂地川沿いに面した「泉崎料理店 だだだ」を訪れました。こちらはおばんざいと串焼きを中心に、和系のアテをつまみながらお酒を楽しめるお店です。くもざきの系列店なので気にはなっていたけれど、ふだん泉崎のあたりで飲むことが少ないわたしは、この日ふらりと訪れられてとても嬉しかったです。飛び込みで入店できましたが、空席は1席のみだったので予約がベターですね。

古民家風の入り口から店内に入ると、テーブル席とカウンター席がありました。裸電球がオシャレに見えるのはセンスが良い証拠だし、店内の一角に花ブロックをあしらって沖縄らしさを取り入れています。

泉崎料理店 だだだのメニューはこちら。定番のおつまみはおばんざいにお刺身、揚げ物、煮込みなどが揃っています。中でも名物は串物。なんでも、泡盛と黒糖を使った蒲焼のタレでいただくそうで、この日は串物を結構つまんでお腹を膨らませました。日替わりのおすすめメニューもありますし、ドリンクはビールの種類の幅に驚いたし、泡盛や日本酒も揃います。わりとオールマイティーな感じ。

そんな泉崎料理店 だだだでの1杯目、わたしは瓶ビールのプレミアムモルツ（626円）を選びました。お仕事でいろいろあった週なので、ちょっと特別なビールを飲みたくてこれをチョイス。小瓶じゃなくて中瓶が出てきて余計に嬉しい。

この日のお通しはゆし豆腐ともずく。優しい出汁がスターターにぴったり。

この日のおつまみは同席者にまるっとお任せしました。まずは本日のおばんざい3点盛り（979円）が2セット。パッと出てきてテーブルを彩ったのが印象的です。にんじんシリシリやクーブイリチーといった沖縄の定番もあれば、小松菜ゴマ和えやれんこんんツナの粒マヨサラダ、セロリとドライトマトの甘酢漬けなどの創作料理っぽいものもあります。おばんざいはおそらく日替わりなので、来店するたびいろんな味が楽しめそう。

おばんざいに紛れ込んで写っていたこちらは、一品料理の鶏ささみユッケ（495円）。来世ではこういう気の利いたアテを作れるカーチャンになるべく、現世でもう少し徳を積もうと思います。

同席のウェーカタが「辛口の日本酒はありますか」と店員さんを呼び止めます。店員さんが冷蔵庫から持ってきたのは、日本酒度+10、酸度1.3という瀧自慢はやせ（一合748円）でした。翌日も早いので抑えめに…と呼びかける理性とは裏腹に、お猪口をグイッと空ける本能。ウマい！もう一杯！

おつまみもどんどんやってきます。こちらは、しっとりよだれ鶏（528円）。

そして名物の串もできあがり。第一陣は豚バラの蒲焼（1串253円）です。焼鳥といえば豚バラという函館生まれ・函館育ちのワイ、大歓喜！泡盛と黒糖で作ったという蒲焼のタレは意外とクセがなく、しつこくない味わいで、それでいてお酒を捗らせます。豚の脂と相性良すぎやしませんか、このタレ。ウマいなぁ。

一旦ビールに戻ります、というか、チェイサー代わりの赤星（626円）。サッポロラガーの安定感たるや！

か〜ら〜の〜、豚ヒレの蒲焼（1串253円）。先ほどの豚バラと比べるとさっぱりとした食べ口。脂が気になるとか、あっさり系が好きな方向けです。お肉は柔らかく食べやすいです。そいえば、串物で豚ヒレって珍しい気がします。

豚・豚ときたので、お次は鶏を。ささみわさび（1串220円）も蒲焼のタレと相性がよいです。わさびのツンとした辛味が大人向け。

日本酒→ビール→日本酒→ビールと飲み進め、お次は紀土の純米吟醸（一合638円）。口当たりが柔らかく、香りと酸味のバランスが良くて飲み飽きない酒だなぁ。紀土、好き！

パリパリピーマン（495円）はお腹いっぱいで見送りましたが、自家製の肉味噌がウマそうなので、次回は必ずリベンジする！

串物4品目、カシラの辛みそ焼き（1串253円）もいただきました。蒲焼のタレもおいしいけれど、クセのあるカシラのような部位には変化球な味がウマいですね。泉崎料理店 だだだ、どの串物もおいしかったなぁ。このあたりで終わりかなと思ったら…

ダメ押しの追加点的なとりもも（1串220円）がやってきました。テリッテリでおいしそうなのに、お腹いっぱいで食べられず。次回に持ち越し！

ということで、那覇市泉崎にある「泉崎料理店 だだだ」に行ってきました。泉崎やゆいレール旭橋駅付近で飲むことが少ないわたしとしては、まずは新規開拓ができて嬉しかったし、どれもおいしかったのもよかったです。偶然、お隣の席には飲み友の美容室オーナーさんがいたりして、情報感度の高い人が訪れるくらいですから、注目度の高いお店だろうなぁと思いました。この日食べきれなかったものもあるので、それらは次回の課題に残しておきます。
終わり。