8月になりました。沖縄の夏は長い、と言いますが、とはいえマリンスポーツを楽しめる期間は、今年もあと3ヶ月あるかどうか。今年も思い残すことなく夏を、海を、沖縄を遊びたい!! ...ということで、慶良間(ケラマ)諸島のシュノーケリング半日ツアーにお声がけいただいたので、連れてってもらいました。
今回の集合場所は、那覇の三重城港(みえぐすくこう)。波の上ビーチの少し先にある、港です。集合は13時半。前日ガッツリ飲んでも平気な午後便があるんですね。飲兵衛にはありがたい。
受付の時に健康調査票を記入します。持病無し!飲酒無し!二日酔い無し!
今回のシュノーケリングツアーでお世話になったのは、マリンスポーツショップのNEWS(ニューズ)さん。奥の船がNEWSのクルーザーなんですが、デッキにはバナナボートや大きな浮き輪がくくりつけられていました。おら、わくわくしてきたぞ!
この日は40名以上の参加者がいたので、クルーザーの1階席は満席状態。なもんで、2階席へ向かいます。2階席は揺れが強いと言われていますが、風も気持ちいいし、眺めも運転席もよく見えるし、個人的にはこっちが好き。
出発地の三重城港は、那覇空港のすぐ脇。LCCターミナルがすぐ間近に見えます。離発着する飛行機が船の上を通っていくのを眺めるのが、また楽しい。
さて、慶良間のシュノーケルポイントへ向けて出航です。真っ黒に焼けたイケメンスタッフさんが、海の状況やポイントまでの時間などを説明してくれます。
オプションのアクティビティについても説明がありました。シュノーケリングツアーは、クルーザー移動+シュノーケリングがセットになったツアーなのですが、それ以外のマリンスポーツを楽しみたい場合は、お好みでオプションをつけることができます。
さて、ポイントまで移動します。
慶良間のシュノーケリングポイントへ到着しました。船酔いもなく体調はバッチリ!海に入る前に、まずシュノーケルについての説明を受けます。
シュノーケルツアーではライフジャケット必須です。つまり、素潜りは禁止。
ちなみに、いいのか悪いのかわかりませんが、わたしはいつも使っているマスクとフィンを持参しました。いつも使っているものじゃないと足が攣りやすそうだし、使い慣れてないシュノーケルを借りると呼吸しにくい気がしたので、自分のものを持って行ったんですが、スタッフさんには特に何も言われなかったな~。
ということで、慶良間の海へエントリー!ケラマブルー!
...なんですが、シュノーケルできる範囲が決まっているので、この日の参加者40人がイモ洗い状態です。
でも、さすがの慶良間です。ショップ側が用意してくれるお麩狙いの魚はガツガツ近寄ってくるし、スタッフさんが海底からとってきてくれたナマコを手渡されそうになるし(1度目はノー!ノー!行ってお断りしちゃった。ナマコ怖い!)、なんだかんだ楽しい。
波も穏やかなので心地よく海にたゆたいました。透明度もバッチリ。世界が恋するケラマブルーとは、これですこれ。
海に入って20分ほどでしょうか。スタッフさんからの「それでは休憩です」という声掛けでクルーザーに戻ります。
途中、カクレクマノミがいました。いつもだったら素潜りでニモ祭りが始まるけど、この日はライフジャケット着けてたし、ズームでシャッターを切るのみ。
クルーザーに戻ったら、ほっと一息のお茶が用意されていました。このお茶は、沖縄ではメジャーなさんぴん茶かな?
休憩していると、少し先の海上に海鳥が集まっていました。スタッフさんのお話によると、どうやらカツオの群れがいるようで、狙われているカツオと小魚が海面をバシャバシャ飛びながら逃げ回っているとのこと。写真じゃわかりにくいけど、面白いものを見ることができた!
...と、クルーザーから何かが出て行きました。オプションのバナナボートです。あらやだ、楽しそう。
夏だし、慶良間だし、勢いでスリル度☆☆☆☆のUチューブ(オプション2000円)にイッとけ!
このUチューブを体験した後のわたしら、Uチューバーってことでいいんでしょうか。めっちゃワーキャー叫んだし、握力使いまくって疲れたけど、アドレナリン全開で物凄く楽しかった!シュノーケルの合間にマリンアクティビティを楽しむのは、悪くないかもなぁ。
Uチューバーになった後は、少し休憩して探検ツアー(オプション2000円)へ。このオプションが一番人気。ほとんどの参加者が追加してました。探検ツアーはクルーザーから離れたところでのシュノーケリングが楽しめるとのこと。そのため、チューブにのって移動します。
っていうかこのマット。人がいっぱい乗ってて、かなりツボりました。
探検ツアーの行き先には、ウミガメがいました。水面から顔を出しているウミガメ、海底で眠っているウミガメ、優雅に泳ぐウミガメ、お腹にコバンザメみたいのがくっついているウミガメ... 5~6匹はいたんじゃないかなぁ。こんなにいっぱい集まってるもんなんですねぇ。ここもイモ洗い状態だったけど、初のウミガメに興奮です。
スタッフさんが素潜りして、ウミガメを間近に撮影してくれました。嬉しい!
ウミガメタイムは10分ほどもあったでしょうか。またまたチューブに乗って移動です。
探検ツアーもシュノーケリングツアーも大詰め。少し離れたところからクルーザーまで自力で泳いで向かいます。わたしはこのくらいの距離は全然平気だけど、普段泳いだりシュノーケルしてない人ならちょっと大変かもなぁ。
GoPro持ってる若者グループがいて、なるほど自撮り棒みたいのに付けて潜る方法もあるのね、と水中で勉強したり。
ウミヘビが並行して泳いできたり。意外に泳ぐの早くて、若干怖かったです。
海にプカプカ浮いてみたり、スタッフさんが潜って拾ってきたナマコを初めて触ってみたり、スタッフさんのバブルリングを眺めたり、イカらしき群れをみながら、慶良間シュノーケリングツアーは終了です!
慶良間シュノーケリング半日ツアー、あっという間の3時間でした。13時半に出航して、16時半には三重城港へ戻りました。
ということで、沖縄の夏をガッツリ楽しんできました。普段その辺の海で自由気ままにシュノーケルしているわたしには、自由度の低さとイモ洗い状態のシュノーケリングに物足りなさは感じたけど、安全に楽しく満喫できるツアーだったと思います。
ちなみに、三重城港から慶良間のシュノーケリングポイントまで30分ほどの船移動。わたしはまだ船酔いしない方だけど、慶良間までの30分でも船酔いしちゃう人がいるみたいで、ショップさんからは「ランチは食べ過ぎ注意」「柑橘系は控えて」と、船酔いしないアドバイスをいただきました。午後発だからね、そういうの言ってもらえるとありがたいですね。
こうやって写真を見返して改めて思いますが、今日は午後出発だったけれど、マリンスポーツ向けの天気に恵まれた日でした。日焼け止めは手放せなかったけど、透明度の高い海は穏やかで、いい1日だったなぁ。
終わり。
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩