先日、1泊2日で石垣島に行ってきました。短期滞在なのでランチ処を外したくありません。そこで石垣島を何度も訪れている同僚が「絶対食べるべし!」と教えてくれた「美崎牛本店」へ向かいました。石垣島に三崎牛というブランド牛があると今回初めて知りました。血統に但馬牛が絡んだ雌牛だけを仕入れて飼育し、JAを通さない独自の販売をしているそうです。そんな美崎牛は肉卸問屋・美崎牛本店併設の焼肉misakiでいただきます。
到着したのは平日の12時過ぎ。駐車場は埋まり気味です。これが週末や繁忙期のこの時間だったら入店できなかったかも。タイミングによってはインバウンド客の貸し切りもあるようです。急に訪れたのに入店できてラッキーでした。
美崎牛本店の客席はボックス席とテーブル席、個室がありました。我が家は子連れのためか個室へご案内。見回すと地元の団体さんの他、レンタカー屋で見かけた旅行客が先に到着して肉を炙っていました。
こちらが美崎牛本店のランチメニューです。焼肉定食やステーキ、牛汁、牛そば、丼もの、カレーライスなど定食系も揃っています。わたしは同僚イチオシの炭火御前をオーダーすると決めていました。
壁には冷麺や冷しゃぶサラダなどのメニューも展示されています。ランチタイムにランチ以外のオーダーもできるみたい。
炭火と七輪が到着。これで炙るようです。
ほどなくして炭火御前(並、1480円)も到着です。てんこ盛りでテンションが上がる!
炭火御前(並)は美崎牛の切り落としが200gだそうです。分厚いカットが嬉しいし、サシの状態から美崎牛のおいしさも伺えます。
ただですね、おいしそうに見える美崎牛ですが、切り落としなんです。切り落としとは読んで字の如く、肉の切れ端の寄せ集め。だからお安くランチ提供してもらえるわけで、となるとお値段程度のそれなりのお肉なのでは?とシロウトは思うのです。半信半疑で焼き始めました。
卓上には2種類の焼肉タレ。サラダのドレッシングもいくつかあります。
初めていただく美崎牛ですから、醤油だれとネギだれ、どちらも試してみます。
お肉が焼けたら、まずは醤油だれをいただきました。あっさりと食べるならこちらです。というか、美崎牛のウマさが想定以上!一口目から「ウマい!」と連発しまくり。もはやタレの味はどうでもよく、肉の柔らかさと脂の甘さに驚きました。同僚の言葉は正しかった!石垣島グルメ1食目で素晴らしい!脂が強い部位は濃い味のネギだれが合いますね。
炭火御前(並)はおそらく様々な部位が盛り合わせられています。脂がコッテリとしている部位ばかりでは食べ飽きるけど、サシが控えめな部位もあって、全体のバランスが取れていました。
焼肉といえば普段はビールですが、この日は子連れランチのためビールはお蔵入り。代わりに白米を合わせます。美崎牛をごはんに乗っけて書き込むと、タレと脂が染みたごはんがウマくて最高!
美崎牛本店のランチタイムはごはん・スープ・ドリンクがセルフサービスです。お肉がおいしいとごはんが捗るので、ここを何度も往復するハメに。
ごはんを肉で巻いて食べるなんていつぶりだろう。これ、めちゃくちゃご馳走だわ。切り落としですらおいしい美崎牛、ハイスペックすぎる。
炭火御前についてくる4種類のナムルで味覚をリセットしながら、おいしいおいしいと食べ続けます。サラダのボリュームもたっぷりでした。
キムチは結構辛味が強かったかな。ミニデザートは沖縄らしく紅芋ケーキっぽいもの。
同席のご主人サマーも美崎牛がおいしく思ったようで、通常メニューの牛串(3本、980円)を食べてみることに。
炭で軽く炙っていただきます。切り落とし肉にうつつを抜かしていると、あっという間に牛串を焼きすぎちゃいます。気をつけましょう。
牛串は焼肉のたれではなく、塩とわさびがベスト。肉質やわやわ、肉汁じゅわっ。めっちゃおいしい。
牛串もビールとの相性が抜群なはず。この日は3杯目のごはんと共に食べ、幸福ならぬ口福になりました。
キッズメニューはありませんが、こども用の食器類を貸し出してもらえたり、ごはん・スープもセルフで食べさせられるので、子連れで食べに訪れやすいと思います。また調理バサミもあるので、切り落とし肉を食べやすくカットして与えられるのも良かったです。旅先で色が細くなりがちなお子サマーですが食後はお腹がパンパンになっていました。
焼肉misakiの店先では冷凍のお肉やハンバーグを販売しています。クーラーバックと保冷剤を持って、那覇に帰る前に購入ってのもアリですね。
ということで、石垣島の「美崎牛本店」でお得でおいしい焼肉ランチをしてきました。ここまでスペックの高い切り落とし肉って他にないんじゃないの!?と思うほどおいしかったです。炭火御前(並)は1人前1480円とリーズナブルで、納得のボリューム。満足度の高いランチを体験できました。石垣島を訪れたらまた食べたい!今回は閑散期の平日だったので予約なしでも入店できましたが、おいしさとコスパの高さから観光客の多い時期・曜日は予約しないと入店できないでしょう。ランチも夜も事前連絡をして訪れたいお店です。
終わり。
住所:〒907-0022 沖縄県石垣市字大川533-1
(*・ω・)つ 石垣島の食べ歩き情報もどうぞー♩