家を抜け出して飲み歩いたある日のこと。那覇の飲屋街・松山にある「丸麺屋製作所」を訪れました。以前からお店の看板を見て気になっていたものの、日中は営業していないっぽいし、夜遅くまで松山で飲むことが少ないのとでお初となりました。このあたりでシメといえばやっぱりステーキが強い印象もありますが、丸麺屋製作所ではどんなシメラーメンを提供してくれるのでしょう。
店内に入ると、カウンター席とテーブル席がありました。思ったより広い作りなのは、おそらく複数名で食べに来る酔客が多いからでしょうか。おひとり様のわたしは、カウンター席へ向かいます。
こちらが丸麺屋製作所のメニューです。提供しているラーメンは豚骨醤油、鶏醤油、塩、そして東京なかむら屋のつけ麺にタンタン麺とのことです。麺は太麺・細麺の2種類から選べます。トッピングも結構ある感じ。餃子もありますが、夜に一人で食べるのもなぁと注文せず。
そしてドリンクメニューとご飯もの、おつまみ系のメニューです。おつまみが充実しているのは、さすが飲屋街のラーメン店。簡単なものが多いですが、まあ二次会三次会として訪れる人が多いでしょうから、こんなもんで十分なはず。チャンプルーもあるのですが、よく見ると+160円で定食にできるって書いているのがスゴい。てか、ドンペリやモエシャンまであるし!
わたしは、豚骨醤油ら〜麺スペシャル(850円)をいただきました。若い頃、豚骨醤油にハマッた時期があるので、見かけるとつい手をだしてしまったり。
豚骨醤油ら〜麺スペシャルは「スペシャル」というだけあって、トッピングが充実しています。メンマに角煮チャーシュー、味付け玉子、ブラックと呼ばれているマー油、浅草のり。真夜中には不釣り合いなほど、盛り盛りです。
まずはスープから。さっそくマー油が混ざり、豚骨醤油だけを味わうことはできていません。マー油慣れしていないので、これがおいしいかどうかの判断はつけられないのですが、黒い油が広がるのを見ながらイカツイなぁと思いました。ゴマの風味も広がります。
2種類から選べる麺は、太麺にしてみました。客席からは見えなかったのですが、丸麺屋製作所の店内に製麺機があるようです。ゆる〜い縮れの太麺は、茹で具合もちょうどよいし、ボリュームも満足できました。
分厚い角煮チャーシューは2枚。部位が違うのかな。ホロホロとしていてウマいのが1つと、もう1つは油の抜けきった赤身ブロック。繊維質なだけという印象。ホロホロ2個だと嬉しかった。
味付け玉子は中までしっかり火が入っている系。味濃いめに思いました。
途中、卓上に並んだ白ごまを入れてみることに。
これでもかってくらいスリスリして完食です。
ということで、那覇市松山「丸麺屋製作所」に行ってきました。飲兵衛のために夜9時から朝7時まで営業している、THE飲屋街のラーメン屋さん。おつまみも充実しているので、なんならラーメン屋飲みができちゃったりするかもしれません。ラーメン1杯550円からと良心的な金額なのに、モエシャン6500円、ドンペリ19000円という勢いでしか注文しないようなメニューまで用意しています。なかなかやるじゃん...!次回食べに訪れたら、マー油抜きの豚骨醤油ら〜麺かシンプルな塩ら〜麺にチャレンジしてみたいな。シャンパンは得意じゃないのでお預けです。
終わり。
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住所:〒900-0032 沖縄県那覇市松山2丁目9−6