那覇・首里にある「ななほし食堂」へ行ってきました。真っ白な外壁にあかがーらな佇まいが可愛らしいのですが、ここは首里で有名なあやぐ食堂の姉妹店。となると、必然的に安くてボリューム満点なお店ということが予想されます。心して挑むがよろし。店前に駐車場がありますが、台数が限られています。第二駐車場は離れた場所にあり駐車スペースも決まっているので、必ずお店に確認しましょう。場所はマップで埋め込んでおきますが、道幅狭い場所なので運転にご注意を。
店内は1階席と2階席に別れています。我々は2階の座敷席に案内されました。開放感のあるカフェ的な作りで、沖縄の食堂には思えません。が、家族連れが多かったり、地元客が食べに来ている様子から、やっぱりここは大衆食堂なのだと改めて。店内禁煙なのも嬉しいですね。
ななほし食堂のメニューはこちらです。自家製ゆしどうふに沖縄そば、汁物、チャンプルー系、丼、定食各種となっております。持ち帰り可能なメニューもあるんですね。
今回注文したのはゴーヤーちゃんぷるー(630円)にコロッケをトッピング(+100円)です。沖縄の大衆食堂でやちむんが出てくるの、珍しいですよね。沖縄感が増すし、パッと華やかに感じます。
ゴーヤーちゃんぷるーはご覧の通りのモリモリ具合。具材はゴーヤー、にんじん、島豆腐、卵、たまねぎ、ポークです。このチャンプルーだけで2人前はありそうなボリュームです。さすがななほし食堂、期待を裏切りません。味付けは濃すぎず、ちょうどいい感じ。野菜のシャキシャキ感が程よく残り、食感もバッチリ。
分厚く大きな島豆腐!このカットが嬉しい!
お料理が熱々のうちにコーレーグスをかけて味変します。これでグッと味が引き締まるのです。ただ、原材料が泡盛と島とうがらしなので、かけすぎ注意です。
ななほし食堂のごはんはデフォルトで大盛り。炊き加減も味も好みで、おいしかった。
定食には味噌汁とお漬物もついてきます。
こちらは+100円でトッピングしたコロッケ。食堂のコロッケなので手作りかな〜と期待したのですが、おそらく市販の冷凍コロッケじゃないかな。厚みがあり、満足感は十分あります。
コロッケには何をかけますか?わたしは半分に割って、ソースと醤油で味を変えていただきました。どっちも好きな味。
今回はお子サマー連れで訪れたのですが、ななほし食堂にはこども向けメニューがありません。こういう時に助かるのは、沖縄そば。そば(小、430円)を注文しました。味見したところ、平打ちのゆる縮れ麺にあっさり系の鰹出汁スープでした。飽きのこないタイプ。
お子サマーもパクパク食べてました。甘じょっぱい味付けの三枚肉は肉質しっかりで、2歳になりたての子には食べにくかったかも。
沖縄の大衆食堂では、食べきれない時の持ち帰り用にパックを用意しています。だいたいは無料のことが多いけれど、ななほし食堂は有料となっています。こういうところで無駄に経費がかかり、お店の売り上げを逼迫するのであれば、有料課金の判断は全然いいと思うんですよね。ビニールという無料のアイテムも用意してくれているわけだし、優しいなぁと思いました。
ということで、那覇・首里にある「ななほし食堂」へ行ってきました。首里界隈で人気のあやぐ食堂の姉妹店ということで、味・ボリューム共に間違いがないのですが、加えて沖縄の大衆食堂らしからぬ吹き抜けのオシャレな雰囲気というのが観光客にもウケそうだな〜と思いました。ゆいレールの首里駅を出て首里城方面へ向かう方面にあるので、地元客だけじゃなく旅行客も食べに訪れることでしょう。次回はお店自慢のゆしどうふを食べたい!
終わり。
お店の情報
店名 | ななほし食堂 |
住所 | 〒903-0805 沖縄県那覇市首里鳥堀町1丁目45-2 |
営業時間 | 月・水・金曜:10時〜14時/火・木曜:13時半〜17時 |
定休日 | 土・日曜 |
駐車場 | 店前に2~3台、徒歩圏内に第二駐車場あり。 |