沖縄旅行中のビールゼミ仲間のRちゃんと一緒に、山羊料理を食べてきました。向かった先は那覇市は栄町「やぎ料理 まるまん」です。ここはヒージャージョーグー(ヒージャー=山羊、ジョーグー=好き)のマエダさんにオススメされていたお店なので、間違いないだろうと期待して入店です。
4~5人くらいのカウンターと座敷席が1つ、こじんまりとしつつも歴史を感じる店内です。奥の座敷はまるまんのおばちゃんがそこに住んでるような雰囲気。
我々は手前の座敷に上がって、まるまんのメニューをチェックです。山羊汁、やぎさしみ、ごはん、山羊肉ソーセージ。やぎ肉のソーセージが別書きで書かれているくらいなので、相当推しメニューなんでしょうか。
まずは久し振りの再開に乾杯。オリオンビールは大瓶で600円です。お通しの浅漬けをつまみつつ、なんとなく後ろを振り返ると...
1989年のサントリーのポスターが貼られていました。この時代は良かったなぁと思いつつ、ボカシ加工。ポスターの詳細については、まるまんで直接確認してください!
そんなこんなでRちゃんといろいろ話していたら、お店のおばちゃんが「早い時間だから、タマチャンもあるよ~」と出してくれたやぎさしみ(1200円)。
タマチャンというのは山羊の睾丸で、珍味です。これを食べると精力がつくといわれています。ここは食べるのにも勇気が必要です。ムネ肉やモモ肉だって人間にある部分の肉なのに、どうしてこう、タマチャンになると抵抗感や罪悪感を覚えるのでしょう。この断面を見ながら「ああ、アレはこういう仕組みになってるのか」とナニを想像しながらお口へ。新鮮なのでしょう、変な臭みはほとんどありません。外側の厚めの皮と、内側のとろっとした食感でした。オス山羊の分も生きよう、うん。
山羊刺身の赤身部分はあっさりした肉質で、おいしかったです。山羊の臭みやクセはあまり感じないのは、鮮度がいい証拠。山羊慣れしてない人は生姜や添えられたフーチバー(よもぎ)と一緒に食べると、食べやすいかも。ちなみに、那覇市内の山羊料理屋さんで山羊刺身を食べようとすると、だいたい1200円くらいがデフォルトです。
続きまして、山羊肉ソーセージ(900円)がやってきました。推し推しのソーセージは肉の食感があり、食べ応えもあります。焼くと山羊脂の香りが立つので、刺身より少しクセは感じますが、それもまたおいし。パリッと食感は抑え気味で食感的には物足りなさもあるけれど、他の山羊料理屋では見かけないメニューなので、まるまんに行ったら是非食べてみてください。
2品食べて、もう少しイケる?なんて話してたら、まるまんのおばちゃんがシーブン(おまけ)で1皿サービスしてくれました。こちらはフーチバー(よもぎ)を卵でとじたもの。フーチバーってこういう食べ方もアリなんですねぇ。
せっかくRちゃんが沖縄に来たので、山羊が全然平気なら最後はこれだ!ということでオーダーしたのが、こちらの山羊汁(1200円)。他のお店でも山羊汁を食べたことがあるけど、まるまんの山羊汁は見た目的に結構ハードル高い気がします。肉っぽい部分以外に浮いてるのはなんですか、ハチノスっぽいのも浮いてるよ!
山羊汁って山羊の脂が溶け出してるために、がっつり山羊臭さが前面にでてきます。山羊刺身とは比じゃありません。これはまるまん以外の山羊料理店も共通なのですが、まるまんは結構臭さがあって、ヒージャージョーグー(山羊好き)への道のりはまだまだ長いなぁ、と。いやー、それにしてもレバーとかホルモンっぽいところとか、モツ系がごろごろしてました。このブツブツしたのもどの部位なのか、最後まで謎でした...
という感じで、那覇市の栄町にある「やぎ料理 まるまん」に行ってきました。山羊刺身のタマチャンでも衝撃を受け、滅多に見ない山羊ソーセージがあり、ハードルの高い山羊汁をいただき、思ったのは「まるまんはいままで行ったことがある那覇の山羊料理屋の中でも、上級者向けの店」ということ。確かに、ヒージャージョーグーのマエダさんがオススメするハズだわ。精進せねば!
終わり。
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お店の情報
店名 | やぎ料理 まるまん |
住所 | 〒902-0067 沖縄県那覇市大道171 |
営業時間 | 18時〜23時 |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |