長崎の夜はおにぎりでシメる。その話を耳にした夜、まさか自分もおにぎりでシメることになるとは思いも寄りませんでした。長崎在住のPさんが行こう行こう言うのでついていきました。
観光通を歩いているとドカーンと大きな看板が目に飛び込んできます。これが「おにぎり専門店 かにや銅座本店」です。
店内はほぼ満席状態。入れ替わりでお客さんが途絶えません。
我々はとりあえずビールを飲みながらツマミを考えようと、まずはクラシックラガー(550円)を。ビールは他に瓶のエビス、樽生と瓶のスーパードライがありました。
飲んだ後の炭水化物なんてもってのほか、おにぎり以外でシメます。お店に入ってすぐ大きな鍋でじっくり煮込まれていたおでんが気になったので、
すじ、大根、しのだ揚げをオーダー。おでんはいずれも130円でした。
しのだ揚げを頼んだつもりだったけど、これがいわゆるしのだ揚げなのだろうか...揚げかまぼこっぽい食べ物でした。
続いて赤身くじら味噌(500円)。これは鯨の生臭さが強くて、食べられなかったなぁ。ビールじゃなくて、日本酒や焼酎に合いそうです。
この日は夜中0時を回っていたので、そろそろ出汁でシメようか~という雰囲気。味噌汁(270円)も頼みました。赤出汁やすまし汁などもありますよ。
遅い時間なのに、何故か串焼き(1本130円)も頼んだりして。かにやはおにぎり以外にもおつまみメニューが豊富というのもポイントですね。
結構お腹いっぱいなんですが、店員さんが何度も「おにぎりはいらないんですか?」と声をかけてきます。周りを見回すと、隣のテーブルにいる8人くらいのサラリーマンたちがおにぎりをワシワシ食べてるんです。しかも人数×2個は食べてる。彼らだけじゃなく、年齢も男女も問わず、おにぎりを食べている...夜中1時も近いのに!
あまりにも店員さんが言うので、食べないと悪いなぁと1つ頼むことに。
禁断の真夜中炭水化物、からしめんたい(200円)。
コンビニおにぎりと同じくらいの小ぶりなサイズで、一口かぶりつくとほろっとご飯がバラけます。このサイズじゃ軽く食べきることが出来るなぁ。隣のサラリーマンたちは2個じゃ足りないだろうな...と思っていたら、更に追加おにぎりを注文していました。長崎の飲兵衛たちは、飲みのシメにおにぎり3つくらいは軽く食べるようです。
おにぎりじゃ対抗できそうもなかったので、キリンラガーを追加。3人でビールを飲んでいたら店員さんがやってきて「お下げしまーす」とわたしのグラス(ビール残ってる)だけ回収されるという謎の流れ...長崎、恐るべし!
仕方ないのでビールラッパ飲みでフィニッシュです。
ということで、長崎の真夜中は「おにぎり専門店 かにや」で決まりです。「長崎飲みのシメはおにぎり」というのは本当でしたね!おにぎり専門店っていうだけあって、オーダーしないと店員さんが何度も確認してきます。おそらくおにぎり注文してないテーブルは我々だけだったんでしょうな。申し訳ないやら、メタボが気になるやら。
ああ、でもススキノにも24時間のおにぎり屋さんがあったなぁ。地方だと当たり前の流れなのかもしれませんな。
終わり。
住所:〒850-0841 長崎県長崎市銅座町10-2
(*・ω・)つ 長崎飲み歩き情報もどうぞー♩