東京出張に行ってきました。この日は同僚のみなさんとの顔合わせを兼ねたランチということで、都心にしては閑静な銀座7丁目の「五十嵐邸 銀座」へ連れて行っていただきました。五十嵐邸と書いて「いからしてい」と読みます。濁点は不要らしい。銀座と言っても最寄は東銀座駅かな。近くに銀座七郵便局がありました。
五十嵐邸はビルの地下にあり、隠れ家っぽい。入り口の雰囲気から敷居の高さを察します。この日は個室テーブル席の梅の間を予約して訪れました。
こちらが五十嵐邸のランチメニュー。メニューは親子丼・タレかつ丼・五十嵐邸定食・あがの姫牛のビーフシチューの4種類。金額は1200円・1400円ということで、東京23区ならこんなもんかなーという単価です。食後にデザートと飲み物がついています。
そして驚いたことに、ビールの推しがやたらと強い。ゴールデンエール、越乃米こしひかりビール、ポーター、アンバースワンエール... これはスワンレイクビールのラインアップだぞ。調べてみると、五十嵐邸は新潟に本社を置く天朝閣グループの飲食店で、同じグループにスワンレイクビールや八重洲のPub Edo(パブエド)があります。なので、このお店がスワンレイクビール推しなのも納得です。
今回は新潟の親子丼(1200円)を注文。しばらく歓談していると、大きな蓋付丼と汁物、サラダ、香の物がやってきました。
五十嵐邸の親子丼は新潟県産米のコシヒカリを使っており、お肉は新潟のブランド鶏・越の鶏を使用、そして卵も新潟県のビタミンE10倍玉子を使っているそうです。醤油やお塩などの調味料も新潟のものを使っているらしく、とにかくこだわりの強さを感じました。
そんな新潟食材で作り上げた親子丼です。蓋を持ち上げると、程よい半熟の親子丼が現れました。丼が大きいので量が少なく見えますが、ボリューム的には十分な感じです。
キラキラと光を反射する親子丼は上品な薄味で、素材そのものの味を生かすような感じ。鶏肉の臭みなどは当たり前になく、最後までおいしくいただきました。
卓上調味料で味変するのもよしですが、元が薄味なのでかけすぎると味付けを邪魔してしまうから注意しましょう。
お味噌汁は赤出し。
サラダのビーツが彩りを添えています。
食後に飲み物とデザートがついてます。ドリンクの種類が豊富で、コーヒー・紅茶・烏龍茶・ジャスミン茶がそれぞれホットまたはアイス、そしてオレンジジュースとピンクグレープフルーツジュースも選べました。デザートは笹団子的な何かで...
開けると上品な笹巻葛水晶が!笹団子かな〜と思いながら包みをほどいたので、意外性に驚きました。食べてみると葛餅の中にふわふわのカスタード餡がとてもおいしく、これだけでも非常に満足度の高いランチになると思いました。こちらの笹巻葛水晶、単品200円で持ち帰りも可能です。
ということで、銀座7丁目にある「五十嵐邸 銀座」でランチを食べてきました。親子丼やタレかつ丼のような丼ランチの他、要予約になりますがランチ懐石もあるそうなので、ランチミーティングでの利用もできそうです。店内写真を撮るタイミングがなかったのですが、バーッと見回した感じどの個室・半個室も狭め。重厚な雰囲気のお店なので、クローズドな接待や打ち合わせ向きに思いますが、天井付近の壁が抜けているので音漏れに注意かなと思いました。笹巻葛水晶持ち帰りしたかったなー!
終わり。
お店の情報
店名 | 五十嵐邸 銀座 |
住所 | 〒104-0061 京都中央区銀座7丁目16-21 雲ビルB1 |
営業時間 | 11時半〜14時/17時〜23時 |
定休日 | 土・日曜、祝日 |
駐車場 | なし。 |